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魚へんの漢字 (03/27) T.Hayashibara
「海底遺跡 新時代」 (03/27) T.Hayashibara
岩淵聡文著『文化遺産の眠る海 水中考古学入門』 (03/27) T.Hayashibara
公開された「神奈川台場」を見てきました (03/27) T.Hayashibara
東京駅・丸の内駅舎の復原 (03/27) T.Hayashibara
和賀江島と座礁 (03/27)
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犬山城 (01/22)
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公開セッション「水中文化遺産と考古学 −その動向と展望−」が開催されました [2017年05月29日(Mon)]
日本考古学協会 第83回総会での
公開セッション「水中文化遺産と考古学 −その動向と展望−」
を無事に終えることができました.

セッションでは,5名の報告者による最新調査・研究状況や関連法についての報告,
および課題の整理と展望について討論をおこないました.
各報告者には,限られた時間内に端的に内容をまとめていただき,
時間超過もなく,時間通りに終えることができました.

また予想を上回る100名を超える参加があり,関心の高さを伺うことができたとともに,
研究者はもとより,学生の参加も多くみられるなど,
若い世代の関心も感じることもできました.

報告および討論を通じて,研究の実践状況や調査・研究に関しての課題も周知できたのではないかと思っています.
とくに若い世代には,研究テーマ・方法に関して何らかのヒントをつかんでもらえたならば,うれしく思います..

登壇いただきました発表者には,あらためてご協力に感謝いたします.
Posted by T.Hayashibara at 00:42 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
公開セッション「水中文化遺産と考古学 −その動向と展望−」 [2017年05月24日(Wed)]
今週末に大正大学(東京都豊島区)で開催される日本考古学協会・第83回総会での
公開セッション「水中文化遺産と考古学」のお知らせをいたします.

日本考古学協会・第83回総会
公開セッション「水中文化遺産と考古学 −その動向と展望−」

日 時:2017年5月28日(日) 10:05〜12:35
場 所:大正大学・7号館3階731教室(豊島区西巣鴨3-20-1)
    http://www.tais.ac.jp/utility/access_map/
参加費:無料(資料代別)
内  容: ARIUA会員を主体としたパネラー5名が登壇し,国内の最新調査や関連法を通しいて,水中文化遺産および考古学との諸課題を展望します.
 ※詳細は協会H.P.をご参照ください.
 http://archaeology.jp/convention/sokai-2017/

研究者や行政担当者に水中文化遺産を知ってもらい,問題点や課題を共有できる機会と考えています.
また,文化庁の水中遺跡調査検討委員会の中間報告が出て間もない時期でもありますので,
多く方と意見交換ができれば,とも考えています.

どなたでも参加可能ですですので,ご都合がつく方はぜひご参加ください.
Posted by T.Hayashibara at 14:17 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
近日開催の水中文化遺産関連の展覧会 [2017年05月19日(Fri)]
近日中に開催される2つの水中文化遺産関連の展覧会を紹介します.

1.「和船模型の魅力」
 会 場 :東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館1階・集会室
 開催日時:2017年5月27日(土)・28日(日) 10時〜16時
 主 催 :東京海洋大学附属越中島図書館
 観覧料 :無料

和船模型作家・中山幸雄氏の模型展.
実寸70分の1の和船模型と,障子の模様までリアルに描かれた江戸の街並みのジオラマが展示されます.
中山氏による解説もあります.

詳細は,図書館のホームページでご確認ください.
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/?active_action=journal_view_main_detail&block_id=2165&post_id=725&comment_flag=1

和船模型の魅力2017.jpg

両日は,東京海洋大学・越中島キャンパスの学園祭「第57回海王祭」の開催日です.
海洋大学ならではのユニークな催し物も多く開催され,
重要文化財・明治丸も公開されます.
http://kaiosai.com/schedule.html


2.「発掘された日本列島 新発見考古速報2017」
 会 場 :東京都江戸東京博物館ほか(全国巡回展)
 開催日時:2017年6月3(土)〜7月23日(日) 9:30〜17:30(江戸東京物館)
 主 催 :文化庁,東京新聞,全国新聞社事業協議会,ほか
 観覧料 :各博物館の情報を参照

毎年恒例となった「速報展」が東京を皮切りに,来年の2月まで全国を巡回します.
文化庁のホームページでは,まだリリースされていないようですが,
江戸東京博物館ではリリースがありましたので,詳細についてはこちらを参照ください.
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/project/15140/%E7%99%BA%E6%8E%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%97%E5%B3%B62017%EF%BC%88%E4%BB%AE%E7%A7%B0%EF%BC%89/

今年は,特集として2つのトピック選ばれています.
そのうちのひとつが,
「発掘された水中遺跡」です.

これまで調査が行われてきた,6つの遺跡の遺物と瀬戸内海からの海揚がり遺物が展示されます.
通常は,展示・公開されていない資料も多いので,この機会にぜひ「水中」から調査で引き揚げられた遺物の数々をじっくりと観察してください.

ポスター,チラシのメイン写真は,多くの話題の遺跡が取り上げられているなか「水中遺跡」です.

2017sokuhouten-01.jpg

2017sokuhouten-02.jpg
Posted by T.Hayashibara at 23:53 | 展覧会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
セミナー「水中デジタル写真がつくる3次元海底遺跡の世界」のようすをお知らせいただきました [2017年05月14日(Sun)]
4月28日に東海大学海洋学部で開催された
山舩晃太郎さん(株式会社アパラティス代表)による
セミナー「水中デジタル写真がつくる3次元海底遺跡の世界」

について,小野林太郎さん(東海大学海洋学部)から当日のようすをお知らせいただきましたので,紹介させていただきます.

「山舩さんのこれまでの海外調査の詳細とそれらの研究で完成した3Dマップや映像を1時間半に渡りご紹介頂き、とても刺激的でした.
 我々も石垣で3日間かけてやっと数枚の実測図を作成したりしていたわけですが,今や3Dフォトグラメトリーを使えば,錨なら30分程度でより詳細な実測図が作成できる時代となったことを改めて実感.沈没船一隻をすべてカバーした海底分布図も2週間あれば,かなり詳細なものが作成可能だそうです.しかも三次元で復元できるので,原位置保存でも考古学者が,その後も陸上で分析可能となり,本当に画期的な技術だと思いました.
 技術的にも基本的には誰にでもできるところが魅力ですが,やはり試行錯誤の経験がものを言うようです.私もインドネシアで発掘記録の3D化を進めていますが,うまく記録するのは確かに経験がいるなと実感しています.その点において,山舩さんの技術と経験は今後も重要になってくると思いました.日本においても可能な限り,海底遺跡の3Dマップ化を進めるべきだと思います.」

小野さんからいただいた当日のようすとご感想です.
水中文化遺産調査への写真測量の実践が紹介され,国内の水中調査にたいしてかなり刺激的な内容だったようです.

水中の調査では,作業時間が限られますので,
各作業の時短は重要なテーマです.
もちろん,時短をするにしても調査の精度を落とすことはできません.
そのために,もっとも時間のかかる実測作業に,写真測量を応用することは有効です.
とくに,海底に残された遺構・遺物は簡単には見ることができませんので,
小野さんも指摘されているように,3D画像があれば,陸上で容易に詳細確認・分析ができます.

国内でも,これまでにさまざまな工夫がなされてきました.
近年では,実測への写真測量の応用に複数の研究機関(考古学と海洋工学のコラボ)が取り組んでおり,
日本考古学協会総会をはじめとする研究発表会の場で報告もなされています.
当研究所でもブログでも取り上げてきたように,ここ数年,東京海洋大学と協同で水中での写真測量の実験をおこなってきました.
ただし,毎回,課題が提出されるなど,まだ技術的には完成域には達しておらず,情報収集・試行錯誤の段階です.
とくに,水中がゆえの問題点も多くあります.
まだまだ,場数(経験)が必要なのです.

写真測量は,水中文化遺産調査にとって,今後も取り組まなくてはならない技術ですので,
その技術的問題点を整理・検討するうえで,より多くの情報が必要です.
現状では十分になされているとは言えませんが,情報共有をするためにも研究機関どうしの情報交換は活発にする必要があると思っています.

その点からも経験を踏んで,技術を習得した山舩さんの報告は,国内の水中文化遺産調査・研究に多いに刺激を与えるものであったと思います.

水中という陸上とは異なった環境に存在する水中文化遺産,
そしてその環境ゆえに,調査では困難がつきまといますが,
その研究方法は相互に何ら変わることはありませんので,
作業でもいつか陸上と同じことを水中でもやってみたいものです.
Posted by T.Hayashibara at 17:06 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)