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魚へんの漢字 (03/27) T.Hayashibara
「海底遺跡 新時代」 (03/27) T.Hayashibara
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犬山城 (01/22)
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水中文化遺産への興味,そしてその価値?? [2012年09月30日(Sun)]
タイタニック号 1912年沈没・イギリス豪華客船
・ステンドグラス 30,000,000円
・皿(1枚) 1,000,000円
・シャンデリア 50,000,000円

元寇船 1281年沈没
・硯 200,000円
・てつはう 200,000円
・刀,矢の束 各100,000円

SSパブリック号 1909年沈没・フランス豪華客船
・金貨 5,800,000,000円

新安沖沈没船 14世紀前半沈没・中国貿易船
総額 20,000,000,000円

いろは丸 1867年沈没・イギリス蒸気船(伊予国大洲藩所有)
・イギリス製ティーカップ 1,000,000円
・靴底(龍馬の?) 2,000,000円

これ,少し前に放映された民放のバラエティ番組での
歴史的沈没船の積荷の「値踏み」結果です.

「日本美術鑑定協会」の方が「値段」をつけていました.

ゼロがたくさん並ぶ「すごい」額から,
「こんなもんか」という額まで,いろいろですね.

バラエティ番組ですが,そこには「文化財」である,
という認識は,一切感じられませんでした.

そんな認識は,ないのでしょう.

出演していたタレントも「値段」に一喜一憂し,
「どうしてみんな宝探しをしないの?これから休みごとに,沈没船潜りをしよう!」
というコメント.
悪気はないのでしょう,
「知らない」のでしょうから.

ただし,これが水中文化遺産,とくに沈没船にたいする多くのひとが感じている認識なのでしょう.
あくまでも,興味の対象でしかない,という.

沈没船がテレビ番組(その多くはバラエティ番組ですが)
で取り上げられるばあいの多くは,
このような内容で,
結果として,水中文化遺産にたいする間違った認識を助長するような内容です.

このような番組の影響は,大きく,
「正しい理解」にとっては,とても手強いんです.
鷹島海底遺跡、今年2度目の調査がはじまりました [2012年09月24日(Mon)]
今年の3月に水中遺跡としては国内初の国史跡に指定された
長崎県松浦市鷹島沖の鷹島海底遺跡の今年2度目の調査が,今日はじまりました.

調査は,琉球大学と松浦市の共同調査チームによるもので,
今年6月の調査に続くものです.

今回は,船の全容を把握するとともに,
その成果をもとに,検出された船体の保存・管理計画をまとめるとのことです.

調査は,10月12日まで.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120924-OYS1T00742.htm

なお,今日の調査のようすや船が沈んだ原因について,
今日の夕方にRKB毎日放送放映されました.

その映像を
http://rkb.jp/news/news/9649/
で観ることができます.

1週間限定ということですので,お早めにご覧ください.
「世界遺産目指す鎌倉」これが現状です [2012年09月16日(Sun)]
今朝の『朝日新聞』「神奈川・さがみ野版」に,
「世界遺産目指す鎌倉、混雑解消が先? 冷める市民」
という記事がありました.
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201209150534.html?id1=2&id2=cabcajbg

来年6月、「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録を目指している鎌倉ですが,
多くの市民は冷めており,
それより,
休日に慢性化している交通渋滞の解消など抜本的な対策を求めている
そうです.

もっともなことだと,思います.

「世界遺産」にすることがそんなに重要なことなのでしょうか?
文化遺産にとって,本当に必要なことなのでしょうか?
現在の生活を差し置いて,目指すことが正しいことなのでしょうか?
そもそも「鎌倉」に「世界遺産」の「称号」は必要なのでしょうか?

神奈川県では,高校でも積極的に「世界遺産・鎌倉」を取り上げるように指導がなされている.
ある意味,必死なのでしょう.
ただし,文化遺産行政のトップダウン
これ,本来の姿なのでしょうか?

私は,ボトムアップこそ,重要で,多くの人の理解を得られると思います

他地域でも「世界遺産」目指して,
「周知活動」なるものを繰り広げています.
わざわざ,東京にまで出てきて.

これまでして得する人は,誰なのでしょうか?
少なくとも,「文化遺産」でないことだけは,確かだ思いますが.
「平成25年度文化庁概算要求の概要」 [2012年09月09日(Sun)]
文化庁の水中文化遺産研究費の概算予算の内容が,
「平成25年度文化庁概算要求の概要」として.
文化庁のホームページでしめされています.
http://www.bunka.go.jp/

それによると,
C水中文化遺産調査研究事業  30百万円( 新規)
 水中遺跡の「調査や保存に係る手法の在り方」について、水中遺跡の調査技術、国内外の法制度、諸外国の事例などを踏まえ、国内の水中遺跡の保護や活用に係る「方針」を示すことを目的とする。

と,あります.

予算要求については,現在の政局等を考えると,
実現するかどうかは,予断を許しませんので,
手放しで喜べる状況ではありませんが,
先日も書いたように,
予算要求をしたこと,方向性がしめされたことは,
評価できること
と思います.
「勉強会」のようすが,Divers Onlineで紹介されました [2012年09月09日(Sun)]
先週開催した「勉強会」のようすが,
写真付きで,Divers Onlineで紹介されました.
https://www.diver-online.com/news/detail/id/1038/

当日のようすが,わかりますので,ぜひご覧ください.
Posted by T.Hayashibara at 00:22 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
文化庁が来年度の水中文化遺産研究費の予算概算要求 [2012年09月08日(Sat)]
今朝の読売新聞に,
文化庁が,来年度の水中文化遺産研究費として3,000万円の予算概算要求を決めた
との記事がありました.
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120907-OYT1T01116.htm

まだ,概算要求の段階で,どのうように使われるのかもわかりませんが,
予算要求をした,ということは,
文化庁(国)が水中文化遺産研究に本腰を入れるということでしょう.

期待しましょう.

これまでの水中文化遺産の扱われ方を考えると,
大きな一歩ではないでしょうか?

現段階では,金額は関係ないでしょう.
予算要求をした,ということを評価したいと思います.

3月に鷹島海底遺跡が国内の水中遺跡として,
初の国史跡に指定されたのを機に,
何かのアクションがあるとは思っていましたが,
ようやく,動きました.

今回は,一過性に終わることのないことを願います.
そのための,周知活動,重要ですね.


ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします.
「海底遺跡 新時代」 [2012年09月03日(Mon)]
先週の朝日新聞・夕刊で連載された「海底遺跡 新時代」を読まれましたでしょうか?
日本・イタリア・韓国の海底遺跡とその調査・研究,保護・活用の現状を
4回にわたり紹介したものでした.


水中文化遺産に特化したこのような連載記事は,あまり例がないのではないでしょうか.

イタリアでの海底遺跡の調査・研究の現状と観光資源化としての活用への試み,民間主体の運営方法,
韓国での「新安」以降の国をあげての長期的な展望のもとでの調査・研究体制,
そして,日本の現状について,
を紹介しています.

それぞれの国の水中文化遺産にたいする
それぞれのとらえ方やり組みが,紹介されており,
非常に興味深い内容となっています.

それとともに,水中文化遺産の保護・活用そして研究が十分になされていない日本の現状や展望を考えるうえでは,
いろいろと考えさせる内容もふくんでいます..

ぜひ,お読みになってみてください.
そして,考えてみてください.
「水中文化遺産」のことを.
勉強会が無事終了しました [2012年09月02日(Sun)]
昨日の勉強会には,多数の方にご出席いただきまして,
ありがとうございました.

おかげさまで,盛会で終えることができました.
この会を通じて,
参加者に,水中文化遺産を正しく理解していただけることに,
少しは,貢献できたのではないかと,思っています.

参加された方,長時間にわたり,熱心に聞いていただきまして,
ありがとうございました.

今後もこのような会を通じて,
水中文化遺産の周知活動をしてゆきますので,
ご理解,ご協力のほどをよろしくお願いいたします.