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犬山城 (01/22)
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今年もありがとうございました [2010年12月31日(Fri)]
今年もあと数時間を残すのみとなりました。
皆さまは、どのような大晦日をお迎えでしょうか。

日本財団助成事業「海の文化遺産総合調査プロジェクト」も2年目を迎え、
各海域で活発な活動がおこなわれました。

とくに、2月には東京では初めてとなる
水中考古学および水中文化遺産の周知を目的としたシンポジウムを開催し、
多くのかたに参加していただき、
多くのご意見をいただけたことは、
研究所や事業にとっては、大きなことでした。

事業の展開に際しては、多くのかたからご支援やご協力をいただきました。
ありがとうございました。

来年も水中考古学の推進および水中文化遺産の周知のために、
活動してゆきますのて、
ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。
小田原市石橋で潜水調査をおこないました [2010年12月26日(Sun)]
昨日(25日)に、神奈川県小田原市の石橋でシュノーケリングによる潜水調査をおこないました。

当日、南西の風が強く吹き、また,この冬一番の寒さという気象条件でしたが、
石橋地区は、真鶴半島が風をさえぎり、
海況に大きな影響はなく、予定通りの調査をすることができました。
(午後には、風の影響がでてきましたが)

                  海岸ようす

調査対象地となった石橋の海岸は、
11月に情報収集のための踏査をおこなった地区で、
石橋・早川地区の山中にある石丁場(石材採石場)から切り出された石材用材が石橋地区の海岸より、
江戸城に向けて積み出された可能性がある地区で、
また、海岸も磯丁場として採石されていました。
実際に海岸および潮間帯には石材を切り出す際に開けられた「矢穴」が残る石(岩)数多く見ることができます。

           潮間帯に見られる「矢穴」が残る石(岩)

今回の調査は、積み出した痕跡(湊跡)と海中に没した石垣用材を確認することを目的として実施したもです。

調査の結果、湊跡を確認することはできませんでしたが、
複数の石垣用材を海底に確認することができました。

         海底に残る石材用材(小口は約90cm四方の大きさです)

今後は、確認した用材の評価をするために、
その由来、
石橋・早川地区の山中にある石丁場から切り出されたものなのか、
あるいは海岸から切り出されたものなのか、
などの詳細を調べる必要があります。

また、陸上の遺跡間(生産地としての丁場から消費地としての江戸城)を結ぶ遺跡となる可能性もありますので、
今後の調査への期待も大きなものがあります。

今回のように考古学的に海中を調査することは、
神奈川県および相模湾岸では初めてです。

ですので、今後はうまいかたちで次の調査につなげ、
当地域に水中考古学と水中文化遺産を周知させる契機にしたいと考えています。

年末の忙しい中、調査に参加された皆さま、お疲れさまでした。
そして、ご協力いただいた石橋ダイビングセンターのスタッフの方々や関係者の皆さま、
ありがとうございました。

              調査のようす(寒い一日でした)


三浦半島(神奈川県)で海岸の踏査をおこないました [2010年12月23日(Thu)]
今日(23日)、三浦半島の葉山町の海岸の踏査をおこないした。

JR逗子駅に集合し、そこから自転車で、
森戸海岸一色海岸大浜海岸長者ケ崎海岸を巡りました。

                 森戸海岸

先日の鎌倉市域の海岸とくらべると、
土器・陶磁器類などの散布は少ない状況で、
海岸により、多少の差はあるものの
古墳時代後期から近世末くらいの土器・陶磁器片の散布を確認しまた

         一色海岸(三ヶ岡遺跡の前の海岸)


        一色海岸で採集した土師器・陶磁器の破片

途中、神奈川県内では希少な古代の製塩遺跡が調査された
三ヶ岡遺跡(さんがおかいせき・現県立近代美術館)と
葉山しおさい博物館に寄り、
博物館では、館長さんにお話を伺いました。

葉山しおさい博物館では、長くビーチコーミングをおこなっており、
(現在はおこなっていないようです)
海岸に漂着したあらゆるものを拾っています。
展示室には、それらも展示されています。
陶磁器の破片もビンに詰められた状態で展示してありました。
(新しいものが多いようでしたが)

本来は甲殻類がご専門の館長さんですが、
地元のご出身ということもあり、
海のこと、海岸のこと、漂着物のこと、
そのほか、館長さんの専門のことなど、
いろいろなことをお聞きするlことができました。
その中には、水中文化遺産関連の情報もありました

今日は、風もなく、天気も良く、
年末にしては暖かい一日で、
最高のサイクリング日和でした。

        富士山がきれいに見えました(森戸海岸から)
2010年度・日本財団助成事業全体会議が開催されました [2010年12月20日(Mon)]
昨日(19日・日曜日)、今年度2回目の日本財団助成事業会議が、
福岡市で開催されました。

各海域の担当者が集まり、今年度の調査の進捗状況や成果についての報告がなされました。

各海域ともに順調に調査が進んでおり、
多くの成果が得られています

調査は、年を明けてからも予定されていますので、
調査のようすや成果については、このブログでも紹介してゆきます。

新刊書『沈没船が教える世界史』 [2010年12月18日(Sat)]
ARIAUの会員でもあるランドール・ササキさんが執筆された
『沈没船が教える世界史』(メディアファクトリー新書016)が、
メディアファクトリーから24日に発売されます
http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/027/001/27159.html

ササキさんは、横浜市出身の日系アメリカ人で、
テキサスA&M大学で水中考古学を学び、
現在は同大学大学院博士課程に在籍し、
同大学海洋考古学研究所で研究をされています。
今年の2月に東京で開催したシンポジウムにもパネラーとして参加していただきました。

内容は、メディアファクトリーのホームページデに
詳しく紹介されていますので、確認してください。
ササキさんが水中考古学の研究者の立場で、
水中考古学を一般の方にもわかりやすく紹介
しています。

このような、最前線にいる水中考古学研究者が、
一般向けに水中考古学を紹介した本は、日本では初めてのものと思います。
水中考考古学を知る良書です。

興味がある方は、ぜひ、読んでみてください.
Amazonでも予約ができます。
Posted by T.Hayashibara at 23:51 | 本のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
沖縄で南西諸島文化遺産調査の検討会議と調査・研究報告会が開催されました [2010年12月12日(Sun)]
2010年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」
第3回南西諸島水中文化遺産検討会議と調査・研究報告会
が、
今日(12日)に、沖縄県立博物館/美術館・講座室(10:00〜15:30の)で開催されました。
(主催:アジア水中考古学研究所・鹿児島大学・南西諸島水中文化遺産研究会)

     会場となった沖縄県立博物館・美術館(グスクを模した外観をなしています)

午前中は、事業検討会議として
鹿児島・沖縄の担当者による
今年度事業の進捗状況報告、来年度の事業計画、データーベースの取りまとめ方法等の協議がなされました。

午後は、以下の内容で、今年度の調査報告、関連の研究報告がなされました。
【調査報告】
1.渡辺芳郎・新里孝之・宮城弘樹  「喜界島・沖永良部島・甑島・平島の調査」
2.山田浩久・崎原恒寿 「石垣島・黒島の海岸及び海底調査報告」
3.木口祐史 「黒島沈没船の水中デジタル写真測量の試み」

【研究報告】
4.新島奈津子 「15・16世紀の港町−那覇の景観と機能−」
5.徳永和喜 「大島古図に書かれた漂着・海難記事と各港の説明記事について」

【他海域調査報告】
6.林原利明 「東日本太平洋沿岸域の調査」


               会場のようす

午前中は関係者のみで20名ほど、
午後の調査・研究報告は、会員以外もふくめて25名ほどの方が参加されました。

ARIUA関東・東北会員連絡会,2010年度第4回会合 兼日本財団助成事業会議が開催されました [2010年12月05日(Sun)]
昨日(4日)に、東京海洋大学・越中島キャンパスで、
ARIUA関東・東北会員連絡会,2010年度第4回会合 兼日本財団助成事業会議が開催されました。

17名の参加があり、10・11月におこなわれた調査報告や研究報告がなされました。

この会では、おもに東海以東の太平洋沿岸域および伊豆諸島の調査を担当しており、
12月〜来年の2月にかけても多くの調査を予定しています。

調査のようすについては,このブログでもお知らせします。
南西諸島での調査映像が、YouTubeにアップされました [2010年12月01日(Wed)]
南西諸島水中文化遺産研究会と鹿児島大学が主体となり進めてきた
南西諸島の調査映像が、YouTubeにアップされました。
http://www.youtube.com/user/okinawabluecom

今回アップされた映像は、昨年度におこなった調査のものの一部です。
調査のようすや海底での遺物(焼き物や船の錨など)が残されたようすが映し出されています。

水中での調査映像を、ぜひご覧ください。