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伊東孝著『日本の近代化遺産』 [2010年07月28日(Wed)]
久しぶりですが、本の紹介をします。

伊東孝著『日本の近代化遺産−新しい文化財と地域の活性化−』
岩波新書(新赤版)695 2000年10月20日・岩波書店発行

近年、マスコミなどで取り上げられることの多い、近代化遺産と呼ばれる文化遺産にスポットをあてた本です。
著者は、ほかにも「近代化遺産」の著作がある方です。

内容は、日本各地に残る「近代化遺産」を巡るかたちで紹介するものです。
今でも現役で動き・機能しているものも多く、その活動や活用、地域でのあり方などが
平易な内容で記されています。
紹介されている「近代化遺産」のなかには、
橋や港やドックなどの水中文化遺産に関連する文化財もふくまれています

その多くは、文化財保護法にいう文化財として指定されていませんが、
歴史的遺産であるにもかかわらず、現役で機能しているものは、
地域の人びとの生活との関連には、興味深いものがあります。
また、横浜のドックヤードガーデンのような活用される重要文化財には、
今後の文化財活用のヒントをみることができます。

巻末には、参考文献もまとめられています。

近代化遺産」という新しいかたちの文化財について、
理解するには、格好の良書だと思います。
一読をお勧めします。

新書判、本文254ページ、定価735円。
Posted by T.Hayashibara at 23:45 | 本のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
JCUEカフェ [2010年07月23日(Fri)]
昨日(22日)、JCUEカフェというダイバーの勉強会で、
水中考古学・水中文化遺産の話しをしてきました。

「海の遺跡を調べる〜ダイバーにも知ってほしい海の遺跡の本当の姿〜」という題名で、
常々、感じていたこの分野にたいする研究者とダイバーとの考え方のギャップを少しも縮めたいという思いをこめて、話しました。

20名ほどの参加者があり、
2時間ほどのあいだ、
皆さん、真剣に聞いていました。

とくに、碇石に興味を持たれた方が多かったようでした。

意見交換では、多くの方から意見をいただき、
今後の周知活動の参考になることも多く、
私としても有意義な会でした。

このような会を通じて、
ダイバーとの考え方のギャップが、
少しでも縮まれば、水中文化遺産の周知もより進むのではないかと、思います。

参加者の皆さん、お疲れさまでした。
スタッフの皆さん、ありがとうございました。
Posted by T.Hayashibara at 14:28 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2010年度・第2回 ARIUA関東・東北会員連絡会 兼 日本財団助成事業・事業会議が開催されました [2010年07月18日(Sun)]
昨日(17日)の午後に、2010年度・第2回 ARIUA関東・東北会員連絡会 兼 日本財団助成事業・事業会議が、
東京海洋大学・越中島キャンパスで開催されました。

今回は、前半が日本財団助成事業会議(海の文化遺産総合調査プロジェクト)として,
関東・東北連絡会所属の会員が担当する
太平洋沿岸域(和歌山〜北海道)の調査に関する説明・意見交換
後半は、会員による2本の報告(展望・調査報告)
おこないました。

好天の連休初日であったにもかかわらず,
16名の参加がありました。

参加された皆さま、お疲れさまでした。


「明治丸」に関する新聞記事 [2010年07月16日(Fri)]
今朝の新聞に、東京海洋大学・越中島キャンパスに展示・保存されている
国の重要文化財「明治丸」に関しての記事が掲載されていました。

内容は、「明治丸が存続の危機に 「海の日」制定の文化財」(共同通信)というもの。
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071501000040.html

「明治丸」は、灯台視察船として1874(明治7)年にイギリスで造られ
現存する唯一の鉄製帆船です。
1978(昭和53)年に、船舶としては初めて国の重要文化財に指定れました。
現在、国民の祝日となっている「海の日」とも縁のある船でもあります。

東京海洋大学・越中島キャンパスのシンボル的存在なので、
キャンパスへ行くと必ず目に入ります。
以前は内部の公開もしていたようですが、
現在は、痛みが激しく,現在修復中ということもあり、公開されていません.
ただし、費用の関係で修復作業も思うようにはかどらないとのことです.

鉄製の機帆船で、美しい船体です
良い形で修復され、残されるとよいのですが。


           高層ビル群とのコントラストも面白い「明治丸」
「汐路丸」体験航海 [2010年07月11日(Sun)]
昨日(10日・土曜日)は、平成22年度・東京海洋大学 公開講座「文化遺産の眠る海:歴史を変える水中考古学」の最終日でした。
東京海洋大学の練習船「汐路丸」(しおじまる)に乗船しての体験航海が、
船が係留されている中央区勝ちどきから横浜港までのコースでおこなわれました。
(10時〜15時30分)
私も乗船してきました

前日夜まで雨が降っていましたが、当日は快晴でした。
少し風が強かったですが、船が大きく揺れることもなく、快適なクルーズでした。

乗船した「汐路丸」は、長さ約50m、総トン数425t、最大搭載人員62名の大きな船で、
船内には、ベッド付の船室はもちろんのこと、教室も備え付けられています。
全体の写真を撮るのを忘れましたので、
詳細については東京海洋大学のホームページをご覧ください。
http://www.e.kaiyodai.ac.jp/facilities/shioji/index.html


          教室で航海の説明を受ける参加者

途中,品川御台場3号・6号台場を間近に見たり、
横浜港では神奈川台場跡大桟橋、新港埠頭の赤煉瓦倉庫群象の鼻防波堤山下公園、ジャック・クイーン・キングと呼ばれる横浜三塔などを
海からしかも間近に見ることができました。


          品川御台場6号台場とレインボーブリッジ


          横浜港・象の鼻防波堤

また、船内もほぼ自由に歩き回ることができ、
クルーから説明も受けることができました。


          操舵室でクルーから説明を受ける参加者

普段見慣れている建造物や遺跡も海から見ると、
また違った趣があり、参加者は皆さん、約5時間半のクルーズを楽しんでいらっしゃったようでしした。
私も海から、水中文化遺産(関連文化財)を見ることができ、
良い経験をさせていただきました。

参加者の皆さん、クルーの皆さんお疲れさまでした。


          停泊中の帆船「海王丸」とも出会いました
Posted by T.Hayashibara at 20:20 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
水中考古学研究所の吉崎伸さん [2010年07月09日(Fri)]
少し前になりますが、
5月19日付けのasahi.comの「マイタウン京都」に、
昨年から「海の文化遺産総合調査プロジェクト」で、
瀬戸内・四国海域の共同調査をしてきた
NPO法人水中考古学研究所・理事長の吉崎伸さんのインタビュー記事が掲載されています。

http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000141005190001

水中考古学のこと、水中遺跡のこと、田辺先生のこと、研究所のこと、水中作業のこと、プロジェクトのこと等々.....語られています。
平成22年度・東京海洋大学 公開講座 [2010年07月08日(Thu)]
平成22年度・東京海洋大学 公開講座「文化遺産の眠る海:歴史を変える水中考古学」が、
今週の月曜日から始まりました。
土曜日までの連続6日間の講座です。

このような1週間をかけて「水中考古学」に特化した公開講座をおこなうことは、
はじめてではないでしょうか
私も2日目の昨日、「身近にある水中文化遺産:東京近郊を巡る」というテーマで話しをしてきました。

平日ということもあり、夜間の講座(18時30分〜20時)ですが、
参加者は、東京はもちろんのこと、埼玉・千葉・神奈川県など遠方からの方もおり、
中には沖縄からこの講座のために上京してきた学生もいました。
約40名の参加者は、皆、熱心に話しに耳を傾け、メモをとっていました。

この分野への関心の高さをあらためて、感じました
と、同時にこのようなセミナーを継続的にできないものかとも思いました。
多く方に「水中考古学」や「水中文化遺産」を正しく知っていただく良い機会でもありますので。

今日は、林田理事長が「元寇終焉の地:鷹島海底遺跡」というテーマで話しをしました。

最終日の10日(土)は、東京海洋大学の練習船「汐路丸」での1日をかけての体験航行です。
水中探査機器の使用を間近に見たり、そこから得られたデーター映像を見ることもできます。
また、横浜港にも入りますので、横浜港に残る港湾関係の水中文化遺産関連文化財(その多くは現役ですが)を海から見学します。
横浜港は、私の昨日のテーマでも取り上げましたので、
当日は参加者と一緒に船に乗り込み、説明もさせていただきます。
私も海から横浜港をじっくりと眺めたことはありませんので、楽しみにしています。

良い天気になりますように!!
Posted by T.Hayashibara at 23:44 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
遣唐使船 [2010年07月03日(Sat)]
現在、奈良県で開催されている平城遷都1300年祭
メイン会場の平城宮跡に、
復原された実物大の遣唐使船が展示されています。



この船、海に浮かべることはことはできないものですが、
全長30m、幅9.6m、排水量300tに復原され、赤と白色に塗り分けられています。
近くに寄ると...大きいです。
千年以上前の船ということを考えると、その大きさと姿にあらためて驚きを感じます



木製の本体に碇石が設置された碇の復原もされています。



以前、このブログでも紹介した上海万博に合わせてつくられた
もうひとつの遣唐使船とほぼ同じ大きさですが、
デザインはかなり違っています

これは、遣唐使船についての資料が少ないからです。
実際には、何も分かっていないというのが現状です。

これまでにも幾度か、遣唐使船の復原はおこなわれていますが、
それではどのように復原したかというと、
鎌倉・室町時代に描かれた絵巻物や中国で発掘された宋・元代の船を参考にしているのです。

ですので、現状ではどれが正しい遣唐使船かの判断はできません

この問題を解決するには、詳細な資料か、遣唐使船の船体が発見されるのを待つしかありません。

遣唐使船が発見されるとなれば、それは大陸と日本列島間にある海の底です。
いつの日にか、遣唐使船が発見され、正確な復原船を見てみたいですね

平城遷都1300年祭は、11月7日まで開催されています。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://www.1300.jp/about/index.html