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大多喜町・御宿町の調査 [2010年03月28日(Sun)]
千葉県大多喜町と御宿町の現地調査
26日(金)・27日(土)の2日間におこないました。

今回の調査は、御宿町沖に約400年前の1609(慶長14)年に座礁・沈没した
スペイン・マニラガレオン船「サン・フランシスコ号」に関する基本的情報収集・整理を目的としたもので、
地元へのあいさつもしてきました。

「サン・フランシスコ号」事件に関連する現在の行政機関の大多喜町と御宿町の両教育委員会へ赴き、
大多喜町では教育長と担当者、御宿町では担当者と会い、
こちらの調査の趣旨・内容を説明し、理解していただき、協力をいただけることとなりました。

本格的な調査は、来年度となります。

また、関連する現地にも行ってきました。

御宿町歴史民俗資料館では、関連資料をみせていただき、
地元の岩瀬酒造株式会社では、母屋(江戸初期の築造)の屋根材として使用されている
サン・フランシスコ号のマスト材と伝わるものを見学しました。

             岩瀬酒造株式会社・母屋

また、サン・フランシスコ号事件を契機にできたスペイン、メキシコとの友好関係を記念して1928(昭和3)に建てられた日・西・墨三国交通発祥記念之碑(メキシコ記念塔)

               メキシコ記念塔

沈没した船から人やものが流れついて、
地元の人たちがその救助をした場所とされる御宿町岩井田の田尻海岸へも行ってきました。

             田尻海岸への入り口にある案内板


                  田尻海岸
長野県・柳沢遺跡の最新成果報告会 [2010年03月16日(Tue)]
2007年に東日本で初めて、
銅戈(7本)と銅鐸(1個)が同じ遺構から出土したことで、
大きなニュースとなった
長野県中野市の柳沢遺跡(弥生時代中期)の調査成果報告会が東京で開かれますので、
ご紹介します。

報告会は、日本考古学会第68回例会として下記の内容で開催されます。

日時 2010年3月20日(土)13時30分〜15時00分(13時開場)
会場 東京国立博物館 平成館大講堂
講師 長野県埋蔵文化財センター  広田 和穂 氏
演題 新発見の銅鐸・銅戈と信濃最大級の礫床木棺墓群
   −長野県中野市柳沢遺跡の新たな成果−

なお、入場は無料で、事前の申し込みも必要ありません
どなたでも参加可能です。
ただし、入場が西門(通用門)となりますので、ご注意してください。

問い合わせ先
〒110-0007 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館内
日本考古学会
電話・FAX 03-3822-0087


柳沢遺跡では、その後の調査でも銅戈・銅鐸が出土しており、
現在までに、その総数は銅戈は8本、銅鐸は5個となっています。
また、近くからは、弥生時代中〜後期と考えられる礫床木棺墓も検出されています。
この礫床木棺墓は、長野県内では最大級のものだそうです。
出土した銅戈・銅鐸との関係も注目されています。

これらの最新の成果報告がされるとのことです。
東京近郊にお住まいで興味があるかたは、ぜひ参加してみてください。
エルトゥールル号の調査 [2010年03月15日(Mon)]
今朝のNHKニュースで、今からちょうど120年前に、
和歌山県串本沖で、沈没したトルコの軍艦エルトゥールル号の調査について、
放映をしでいました。
継続して調査がおこなわれていること、
地元も協力体制にあること、
引揚げられた遺物はトルコで整理されるとのこと、
などが報告されていました。

水中文化遺産としての沈没船が考古学的な手続きで、
調査されている数少ない国内事例です。

ただし、この調査は日本の文化財保護法のもともでおこなわれているものでは、ありません。
調査を実施するにあたり、さまざまな事情があったと聞いでいます。

現在、調査は地元の協力のもと進んでいるようですので、今後はARIUAとしても何ができるのかを
検討しながら調査の推移をみたいと思います。
東京シンポジウムのようすが日本財団ブログ・マガジンで紹介されました [2010年03月11日(Thu)]
東京シンポジウムのようすが、
日本財団ブログ・マガジンで紹介されました
http://blog.canpan.info/koho/archive/1016
東京シンポジウムを終えて [2010年03月09日(Tue)]
東京シンポジウムから早いもので,
もう10日近くが過ぎました

残務に追われていたこともありますが,
今日まで早かったですね。

何回も書くようですが、
東京シンポジウムには多くの方に参加していただき、
また、多方面から良い評価もいただいていますので、
とりあえずは、この分野を知ってもらうという第一の目的は、
達成できたのではないかと思っています


時が経つにつれ、
不手際の反省とともに
ああすれば良かった、
これもやりたかった、
など、いろいろな思いがめぐります。

まだ,十分な総括は済んでいませんが、
今度また、東京でこのようなイベントをおこなう機会がありましたら、
その時は、今回の反省を生かして、
より良いものをつくりたいとも思っています。

シンポジウムでは会場からの質問に答えるというかたちで、
いくつかの話題を取り上げあましたが、
そのなかで、ランドール・ササキさん
テキサスA&M大学には「潜れない水中考古学者もいる」という発言は、
新鮮に聞こえたのではないでしょうか?

水中考古学が、水中(海底)に残されたものからのみアプローチする学問ではなく、
陸上に残されたものからもアプローチできる学問であることを
おわかりいただけたのでないでしょうか?

このこともふくめて、まだまだ「水中考古学」や「水中文化遺産」にたいする
間違った考え方はありますが、
今回のシンポジウムでは、少しはその誤解が解けたのではないかとも思っています。
プロジェクトが新聞で紹介されました [2010年03月08日(Mon)]
ARIUAの今年度助成事業「海の文化遺産総合調査プロジェクト」を紹介する記事が
今日の朝日新聞・朝刊・文化面に掲載されました。


かなり大きな記事でしたので、
お気付きになった方も多くいらっしゃったのではないかと思います。
見出しは、
「海の遺跡地図」作れ
です。

     朝日新聞・朝刊・文化面 2010年3月8日付 ※転用を禁じます

記事では、プロジェクトの内容とともに
東京で開かれたシンポジウムのこと、
国内での水中考古学・水中文化遺産を取り巻く環境などを
丁寧に紹介していただきました。

このように、新聞に大きく取り上げられると、
より多くの方に、ARIIUAのこと、プロジェクトのこと、水中考古学のこと、水中文化遺産のこと、
などを知ってもらうことになりますので、
励みになります


皆さんもぜひ,読んでください。

東京シンポジウムのようす(4) [2010年03月07日(Sun)]
基調報告のあとは、討論です。

討論に入る前に、
特別講演をされた中山千夏さんと
ARIUAの会員で水中考古学に関する本を書かれている井上隆彦さん
に、著書を購入された方へサインをしていただく場をもうけました。

             (長井宣子・撮影)


討論の司会も塩屋理事がおこないました。

会場からの質問に答えるかたちで、討論ははじまりました。
水中考古学を学ぶには?
調査に参加するには?
などの素朴な・基本的な質問から
ユネスコ水中文化遺産保護条約批准の問題
調査方法・費用に関する専門的・実務的な質問も寄せられました。

             (宮下裕章・撮影)

また、中山さんからは、
ファンダイバーの視線からの疑問もぶつけてもらいました。

そのほか、法整備、調査方法、教育など
基調報告で指摘された日本が現在かかえる課題について、討論されました。

用意した時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
参加された方々も、最後まで熱心に聞かれていました。

最後は、折尾學理事が閉会の挨拶をおこない、
すべてのプログラムが終了しました。

             (山本祐司・撮影)

東京シンポジウムのようす(3) [2010年03月06日(Sat)]
中山さんの特別講演のあとは、シンポジウムの基調報告です.

最初は、東京海洋大学の岩淵聡文先生です。
「水中文化遺産と水中考古学」というテーマで、
日本の水中考古学のあゆみ、研究者育成の現状、現在の水中考古学を取り巻く環境について、
その問題点と展望をわかりやすく説明していただきました。

             (宮下裕章・撮影)

2番目は、テキサスA&M大学海洋考古学研究所のランドール・ササキさんです。
「海洋考古学の調査・研究の実例」というテーマで、
水中考古学の定義の問題、海外での研究のあゆみ、
テキサスA&M大学での授業・研究の実際や彼の現在の研究について、報告されました。
ササキさんは、日本育ちで、ARIUAの会員です。
また、鷹島の調査や資料整理にも携わっており、
日本の水中考古学の現状もよく知っています。
ですので、彼の報告は、とくにこれから、水中考古学を学ぼうとしている若い人にとっては、
非常に参考になったのではないかと思います。

             (宮下裕章・撮影)

3番目は、東京海洋大学の中田達也先生です。
「水中文化遺産と国際法−日本国内法への示唆−」というテーマで、
水中文化遺産と国際法、その実際を皆さんもよくご存知のタイタニック号の例などをあげて、
ホワイトボードを使って熱弁されました。
そして、国内法制定の必要性についても言及されました。

             (宮下裕章・撮影)

最後は、私、林原です。
「身近にある水中文化遺産を巡る−水中文化遺産の理解ために−」というテーマで、
神奈川県の例をあげて、
水中文化遺産がどのようなものなのか、身近にある、
ということを知っていただくことを目的に報告をしました。
水中文化遺産が、決して特別なものではないということお分かりいただけたでしょうか?

             (石島和宣・撮影)


東京シンポジウムのようす(2) [2010年03月04日(Thu)]
東京シンポジウムのようすをご紹介の2回目です。

写真は、昨日入れることのできなかっった
午前中最後の小川光彦・会員による「日本海域」の報告のようすです。

             (石島和宣・撮影)


昼休みには、参加者に昼食をとってもらいながら
ARIUAの調査写真の撮影をお願いしている
プロフォトグラファーの山本祐司・会員による各海域での調査写真のスラドショーを見ていただきました。
今回の各発表者が報告に使った写真やレジュメに掲載した写真の多くは、
山本会員撮影によるものです。

昼食の後、13:20から
午後の部(第2部)シンポジウム「水中文化遺産を理解する」
がはじまりました。

第2部の司会は、塩屋勝利・理事です。

             (宮下裕章・撮影)


最初は、中山千夏さんによる特別講演「水中考古学と私」です。
中山さんとARIUAとのかかわり、自らもなされるダイビングや
水中考古学への思い・疑問点等をお話いただきました。
ダイバーだからこそ、わかること・疑問に思うことをわかりやすく伝えていただき
会場の皆さんも熱心に聞いていました。
ファンダイバーの気持ちを代弁する中山さんのコメントはとても新鮮でした
というダイバーからのご感想もいただいています。

             (石島和宣・撮影)

中山さん、ありがとうございました。
ちなみに,中山さんはARIUAの会員です。
東京シンポジウムのようす(1) [2010年03月03日(Wed)]
東京シンポジウムのうようす何回かに分けてをご紹介します

今回は、午前中におこなわれた
第1部の調査報告会をのようすです。

予定通り、10:30に開会しました

高野晋司・理事による開会の挨拶からはじまりました。

              (宮下裕章・撮影)

午前中の司会は、西健一郎・理事です。

              (宮下裕章・撮影)

最初は、「海の文化遺産総合調査プロジェクト」の紹介を事業担当の野上建紀・副理事長がおこないました。
野上副理事長は、「九州」の報告も担当しましした。

              (石島和宣・撮影)

報告のトップバッターは、
「南西諸島」で,報告者は片桐千亜紀・会員です。
沖縄や鹿児島県島嶼地域の透明度の良いきれいな海の底に残る船体部材・焼き物・碇石などの文化遺産を多くの写真とともに紹介してくれました。
報告の最後には、調査のようすを映した動画も流しました。
(動画については、このblogのリンク先にある「おきなわBBTV」観ることができます)

              (宮下裕章・撮影)

2番目は、野上副理事長による「九州」の報告です。
これまで、ARIUAが携わってきた鷹島・小値賀・芦屋沖・池尻海底・坊津の調査のようすを報告しました。

3番目は、共同調査をおこなった水中考古学研究所の吉崎伸・理事長による
「瀬戸内・琵琶湖」の報告です。
瀬戸内については、海揚がりの遺物の調査について、
琵琶湖については,潜水調査のようすを紹介されました。

              (宮下裕章・撮影)

4番目は、小川光彦・会員による「日本海域」の報告です。
能登半島と島根県石見銀山関連海域の報告をしました。


同じ日本の海域といっても、
海のようすはさまざまです。
きれいな海もあれば、視界が悪い海もあります。
陸上とは環境が違うので、調査の苦労もあります。

実際の映像を観ていただくことで、
そのような水中での調査や海揚がりの遺物の調査のようすを
知っていただくことができたものと思います。


午前中は、ほぼタイムテーブルどおりに終了することができました。
発表者に皆さん、ありがとうございました。

ここで、昼休みです。
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