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犬山城 (01/22)
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「海の文化遺産総合調査プロジェクト」にともなう日本海沿岸海域での調査状況 [2009年09月29日(Tue)]
8月以降におこなわれた「海の文化遺産総合調査プロジェクト」にともなう日本海沿岸海域での調査状況について,報告します。
(情報提供:金沢大学考古学研究室)

1.福井県陶芸館所蔵資料調査および現地調査
 ・調査日:2009年8月18・19日
 ・場 所:福井県陶芸館(越前町)
      越前海岸(敦賀市、南越前町、越前町、福井市)
 ・調査内容:陶芸館所蔵の玄達瀬引揚げ遺物(越前焼・弥生土器)の資料調査
       越前海岸の踏査

                  陶芸館所蔵の玄達瀬引揚げ遺物


2.島根県太田市石見銀山・温泉津沖視察調査
 ・調査日:2009年9月2日〜4日
 ・場 所:石見銀山世界遺産センター(太田市)
      石見銀山遺跡(太田市)
      温泉津湾・沖泊港および周辺海岸(太田市、仁摩町)
 ・調査内容:沖泊港引揚げ陶磁器の調査
       石見銀山産出銀積み出し港の鞆ヶ浦・沖泊港およびその周辺の踏査

                  資料調査のようす

3.珠洲潜水事前調査
 ・調査日:2009年9月5日・6日
 ・場 所:珠洲市蛸島町・折戸町・三崎町
 ・調査内容:潜水調査のための資料調査・聞き取り調査

                  海から引揚げれた四爪錨

4.珠洲潜水調査
 ・調査日:2009年9月11日〜15日
 ・場 所:珠洲市三崎町
 ・調査内容:海底での遺物散布状況・内容の確認

                  潜水調査のようす
「海の文化遺産総合調査プロジェクト」全体会議・報告会が開かれました [2009年09月27日(Sun)]
昨日(9月26日)に、福岡市で「海の文化遺産総合調査プロジェクト」全体会議・報告会が開かれました。

会議では、今年度プロジェクトの
これまでの活動・成果の報告
これからの予定の確認がなされました.

各海域調査の代表者からなされた活動・成果の報告では,
多くの新知見も報告されるなど、
調査が順調に進んでいる状況が確認されました。

調査方法や成果についての活発な質疑応答もなされ、
調査に際しての問題点等も皆で確認することができました。



高知県の調査 [2009年09月24日(Thu)]
22日から今日(24日)まで,高知県の調査をおこなってきました.

8月の愛媛県の調査と同様に,陸上での情報収集と現地確認のための調査です.

高知県は.事前の情報が限られていたため,
県内を動き回りました.
その結果,興味深い情報を得ることもこともできました

調査の詳細については,
追って,報告します.





東京雑学大学で「水中文化遺産」と「国際法」の講義 [2009年09月19日(Sat)]
東京雑学大学で、中田達也さん(文教大学国際学部非常勤講師)が、
「タイタニック号の財宝と国際法」と題する講義をされます。

詳細は、以下のとおりです。

・主催:特定非営利活動法人 東京雑学大学
     http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/
・講義:第702回講義
     http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/kougiyotei2tuki.htm
・日時:10月8日(木) 14時〜16時
・会場:多摩交流センター
     東京都府中市寿町1-5-1 府中駅北第2庁舎6階
     TEL:042-335-0100
    http://www.tama-100.or.jp/tama/aboutus.html#map

   [サテライト会場](映像生中継)    
   むさしのヒューマンネットワークセンター
     武蔵野市境2-10-27武蔵境市政センター2F
    http://www.mhnc.jp/use/index.html

・申し込み:不要。当日受付。
・参加費:無料(ただし、資料代100円程度)

中田さんは、国際法をご専門にされており、
タイタニック号をはじめとする沈没船の国際規制等について、
精力的にご研究されています。
ARIUAの関東・東北会員連絡会へも毎回、参加されています。

今回の講義では、1912年に沈没したタイタニック号の遺品引き揚げの経緯・問題点を、
「UNESCO水中文化遺産保護条約」を踏まえて、解説
されるそうです。

水中文化遺産(とくに沈没船)は、その取り扱いにおいて、
国際法の規制を受ける事例が多くあります。
(先日、NHKでも二夜連続で関連の番組が放映されました)

水中文化遺産と国際法との関係を知る良い機会とも思います。

平日昼間に開催される講義ですが、
興味がある方は、参加してみてください。
Posted by T.Hayashibara at 00:29 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第3回 関東・東北会員連絡会が開かれました [2009年09月13日(Sun)]
昨日,第3回連絡会を開催いたしました
参加いただきました方は,長時間にわたり,お疲れさまでした.

今回は,11名の方が参加されました.
今年度事業の報告と調査・事例報告(3本)をおこない,
活発な意見交換をすることができました.



今後も連絡会を通して,
水中文化遺産・水中考古学の周知
に努めたいと
考えております.

次回は,12月の開催を予定しています.

「クローズアップ現代」 [2009年09月09日(Wed)]
今日,NHKの「クローズアップ現代」という番組で,
「UNESCO水中文化遺産保護条約」を取り上げていました

水中文化遺産をめぐる国とサルベージ会社それぞれの立場・言い分を通して
水中文化遺産を取り巻く現実を検証していました.

水中文化遺産保護と現実のギャップ,その根深さを再認識するとともに,
何で陸上と同じことができないのかというジレンマも感じました.

観られた方は,どう感じられたでしょうか?

確かに,水中は,その環境から
陸上以上に文化遺産にたいする調査・保護には,
費用がかかります.
その捻出のために,引き揚げ遺物を売る.
そして,その費用で調査をおこなう.
悪循環です.

陸上では,掘らない(発掘しない)ことが,
最良の埋蔵文化財保護
だというのは,常識です.
水中でもむやみな調査(調査の名を借りたサルベージはもちろんのこと)はやるべきではありません

確認のための,最低限の調査で良いはずです.
そのようにすれば,費用も最低限で済むはずです.

また,この問題が取り上げられるたびに,
出される「財宝」ということばや「時価●●億円」などという数字は,
どうにかならないものでしょうか.
興味をあおっているようにしか,思えません.

なお,水中文化遺産をとりまく環境を取り上げた番組が,
11日(金)にもNHK-BS1で放映されるそうです.
 「きょうの世界」(23:15〜23:40)
図書館 [2009年09月07日(Mon)]
調べものをするのに,母校(大学)の図書館をよく利用します

大学図書館なので,専門書も多く,また,遅くまで開館しているので(21時まで)便利です.
また,校舎の改築にともなって新しくなってからは,
すべての蔵書が開架となったために、
じっくりと図書・雑誌を吟味することもできるなど,
使いかってが非常に良くなったこともあり、
近くへ出かけた際には、立ち寄るようにしています。

図書館の入り口に、リサイクルコーナーがあります。
古くなった図書や雑誌を展示してあり、希望者はそれを無料で持ち帰ることができるコーナーです。
このリサイクルコーナーですが、
かつては使い古した本のみが並んでいたのですが、
最近は、真新しい本が多く並んでいます

それは、専門の雑誌や報告書の類いです。
発掘調査報告書もあります。
その多くは、個人的には手に入れにくいものです。
寄贈図書なのでしょう。

図書館も無尽蔵に寄贈図書を受け入れたのでは、
蔵書スペースの問題もあるので、受け入れ書を選んでる結果なのでしょう。

単に捨てるよりは、いいのでしょうが、
寄贈者の気持ちを考えると、複雑に感じます。
寄贈者−恐らくはOB・OGの所属する団体が多いのではないでしょうか−は、
学生のことを思って、好意で手に入りにくい図書・雑誌等を寄贈しているのでしょうから。

寄贈している側は、このような状況(蔵書とされない)を
知っているのでしょうか?

図書館側の事情もあるのでしょうが、
何か、釈然としない思いします。





小値賀島海底遺跡調査のようす #5 [2009年09月06日(Sun)]
小値賀での調査は、今回で7回目となります。
調査ごとに、新しい知見が得られています
その中には、まだ解決できていないことも多くあります

たとえば、前方湾海底遺跡の調査で出土した陶磁器が、
なぜ、海底にあるのかは、
結論はでていません。
沈没船にともなうものなのか、
立ち寄った船が積荷を何らかの要因で捨てたものなのか。
また,同時期の中国陶磁器と国産土師器が、
なぜ、一緒に出土するのか、などなど。


   検出された中国陶磁器



   検出された国産土師器

遺跡の調査は,陸上でも同様ですが、
広い遺跡のごく一部を対象としているにすぎないので、
簡単には結論がだせません
これまでの仮説が、ひとつの遺物(土器など)が出土したこにより、
見直さなければならいことも多々あります。

考古学では,とくにひとつひとつの小さな事実の積み重ねが必要で、
重要なことです

これは、水中でも,陸上でもかわりはありません


   船上での調査員
小値賀島海底遺跡調査のようす #4 [2009年09月04日(Fri)]
小値賀での調査のようす、つづきです。

イタリアチームの水中での探査のようす。
 検出した遺物(陶磁器)の位置の計測と写真撮影をしています。


イタリアチームの水中での探査のようす。
 検出した遺物(陶磁器)を水中でじっくり観察するイタリアチームのメンバー。


発掘調査で出土した陶磁器。
 中国製の白磁碗です。
 割れた口縁部破片が、並んで出土しました。


発掘調査で出土した陶磁器。
 中国製の白磁碗が重なるような状態で出土しました。
小値賀島海底遺跡調査のようす #3 [2009年09月03日(Thu)]
小値賀での調査のようすです。

朝のミーティング(宿舎の若者交流センターで)


出航前の港での準備(前方湾近浦港で)
 今回の調査では,2隻の船を使用しました。
 使用した船は、地元の漁船です。


調査対象地(前方湾クスクリ崎沖)
 調査期間を通して、穏やかな海況でした。


発掘用に使用したエアーリフトのためのコンプレッサー
 調査中は、フル稼働です。


エアーリフトでの発掘状況(イタリアチーム)
 遺物をみのがさないように、慎重に作業をしています。


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