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シンポジウムが開催されました [2009年03月31日(Tue)]
日本財団助成・第2回「水中文化遺産と考古学 −海の道 その遺産と考古学−」が3月29日(日)に開催されました。



シンポジウムは、海を媒介としてうごくものやそのうごき方をテーマとしたもので、
大橋康二先生(佐賀県立九州陶磁文化館特別顧問),石井忠先生(古賀市立歴史民俗資料館館長・漂着学会会長)による特別講演と中野雄二氏(波佐見町教育委員会学芸員),林原利明(ARIUA理事)による調査研究報告と、計4本の講演・報告がなされました。

当日は、年度末のあわただしいなかにもかかわらず、80名を越す参加者がありました。
皆さん熱心に各発表を聞かれていました。



講師の各先生方、参加された多くの方々、ありがとうございました。
Posted by T.Hayashibara at 09:50 | セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第2回「水中文化遺産と考古学」シンポジウム [2009年03月29日(Sun)]
ここはご案内枠です。日々のブログは下からです。

以下の内容で、
日本財団助成事業・
 第2回「水中文化遺産と考古学」シンポジウム
 
を開催します。

【主   題】 海の道 その遺産と考古学

【特別講演】
「海を渡った陶磁器ー中国磁器と肥前磁器の流通ー」
  大橋康二
   (佐賀県立九州陶磁文化館前館長、現特別学芸顧問)

「玄海の漂着物ー漂着物あれこれー」
  石井 忠(古賀市立歴史資料館館長、漂着物学会会長)

【調査研究報告】
「岡垣浜採集品からみる波佐見焼の流通」
  中野雄二(波佐見町教育委員会学芸員)・
            添田征止・佐々木達夫・野上建紀

「鹿児島県坊津海底調査報告」
  林原利明(アジア水中考古学研究所理事)

期 日:2009年3月29日(日)
時 間:13:00〜16:00(12:30から受付)
場 所:福岡市博物館講堂
    (福岡市早良区百道浜3丁目1-1
                 Tel.092−845−5011)

参加費:無料(資料代:希望者には500円で領布します)

主 催:アジア水中考古学研究所 
助 成:日本財団 
後 援:九州近世陶磁学会、福岡市(申請中)、福岡市教育委員
    会(申請中)、有田町教育委員会(申請中)、波佐見町
    教育委員会(申請中)


Posted by T.Hayashibara at 00:58 | セミナー | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)
シンポジウム「水中考古学と福建の陶磁器」 [2009年03月26日(Thu)]
水中考古学関連事業のご案内です.

先にご案内した4月から東京の明治大学博物館と学習院大学史料館で開催される『海のシルクロードの出発点‘’福建‘’―沈没船、貿易都市、陶磁器、茶文化―』が,正式にリリースされましたので、お知らせします。

この展示会は、「沈没船からの引き上げ遺物、貿易都市で発見された国際色豊かなさまざまな文化財、輸出用の陶磁器、茶道具などを通じて、海のシルクロードの起点・福建の歴史と文化を紹介」するもので、福建の海外交流が盛んとなった古代から近世までの各地産の陶磁器を主体とした遺物が出品されています。
沈没船からの引き揚げ陶磁器も多く展示されています。
開催期間は、両博物館同時開催で、4月13日〜5月18日です。

関連事業として、シンポジウム「水中考古学と福建の陶磁器」が、
4月25日(土)[明治大学博物館]・26日(日)[学習院大学史料館]に開催されます。
25日のシンポジウムにはARIUAの石原副理事長が「日本における水中考古学の成果と将来」と題する報告をおこないます
詳細につきましては、明治大学博物館または学習院大学東洋文化研究所のH.P.でご確認ください。



Posted by T.Hayashibara at 00:38 | 展覧会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
旧吉田茂邸が焼ける [2009年03月22日(Sun)]
今朝の6時頃、神奈川県大磯町にある「旧吉田茂邸」から出火し、建物が全焼したというニュースがありました。

旧吉田茂邸」は、かつて別荘地として名をはせ、多くの別荘が建てられた大磯町では、少なくなってしまった明治から昭和期の歴史的建造物のひとつです。
「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれ、2012年には県立公園として開園する予定でした。

出火の原因は、まだ不明とのことです。
警備員も置かれ、24時間の警備はなされていたとのことです。

一週間前の15日には、同じ神奈川県横浜市戸塚区の「旧住友家俣野別邸」(昭和期の住宅建築で初めての国指定重要文化財)が全焼したというニュースがあったばかりです。

このブログでも,昨年から複数回、文化財火災のニュースを取り上げてきました。
このようなニュースを聞くと、むなしくなります。

何回も書いていますが、文化財にたいする防火対策はどうなっているのでしょうか?
万全なのでしょうか?
このように、火災が頻発する現状に接すると、頭を傾げたくなります。

文化財にたいする防火対策、今一度、真剣に、見直すことが必要ではないでしょうか。
日本最古の石造ドック [2009年03月21日(Sat)]
横浜には日本最古の石造ドックがあります

ドックとは、船の建造や修理をおこなう施設です。

現在、みなとみらい地区にあり、イベントスペースやオープンテラスとして使われるドックヤードガーデンがそれです



もとは、1897(明治30)年に横浜船渠会社(のちの三菱重工業横浜造船所)が2号ドックとしてつくったものです。
ドックでは、氷川丸(貨客船.現在,横浜港に係留)や巡洋艦・航空母艦・駆逐艦などの軍艦も多くつくられました。
1973(昭和48)年にその役目を終え、1992(平成5)年にドックヤードガーデンに改修、1997(平成9)年には国の重要文化財に指定されています。

現在は,先述したようにドックヤードガーデンとして公開されています。



また、2号ドックの北側には、2年遅れて1899(明治32)年に建設された1号ドックがあります。
現在,1号ドックは日本丸メモリアルパークとして整備され、帆船日本丸が船体展示されています。
1号ドックも2000(平成12)年に国の重要文化財に指定されています。



下の白黒の写真は、1935(昭和10)年以前の両ドック周辺のようすを写したものです。
海に面しています。
周辺の埋立てが進んだ現在のようすとは、かなり違っていたことがわかります.



なお、日本丸メモリアルパークには、港と船をテーマとする横浜マリタイムミュージアムが併設されています。
ただし、現在、両施設は改装中です。
横浜マリタイムミュージアムは、横浜市の開港150周年記念事業として4月24日に「横浜みなと博物館」としてリニューアルオープンするそうです。

両ドックともに、JR根岸線、横浜市営地下鉄・桜木町駅下車あるいは、みなとみらい線・みなとみらい駅または馬車道駅下車で徒歩5分ほどのところにあります。
ジョージ・F・バス著『水中考古学』 [2009年03月15日(Sun)]
水中考古学の入門書の紹介です。
ジョージ・F・バス著、水口志計夫訳『水中考古学』(1974年.学生社刊行.定価1,400円)です。
(原書は1966年に出版されています)

著者のジョージ・F・バス氏は、「水中考古学の父」と称されています。
ですから、水中考古学を志す人でその名を知らない人はいないと思いますし、本書をすでに読まれた方も多いのではないかと思います。

バス氏は、ペンシルバニア大学に所属していた1960年代、地中海でおこなった沈没船調査により、それまで学問として十分な評価がなされていなかった「水中考古学」を学問として確立・認知させています。
その後、Institute of Nautical Archaeology(INA)の設立やテキサスA&M大学で世界初の専門教育の実践など、研究機関の設立や人材育成にも力を注いでいます

『水中考古学』では、水中考古学や水中調査(作業)の歴史からはじまり、バス氏の経験した調査のようすが絵や写真とともに記されています。
本書の帯にもあるように「水中遺跡の発掘物語と水中考古学の技術入門書」という内容です。
比較的平易に書かれていますので、どなたでも読むことのできる本だと思います。

バス氏が水中考古学を学問として認めさせるために、第一に実行したことは、水中でも陸上と同じ方法・同じ精度で調査をおこなうというということでした。
(実際にこのことを実践したことにより、「水中考古学」が学問として認められました)
このバス氏の水中考古学にたいする姿勢というもは、本書に一環して著されています
そのための調査方法の工夫や調査用具の工夫のようすは、50年近くたつ今でも十分に通用する内容のものです。

水中考古学を志す人には、ぜひ読んでほしい本であるとともに、水中考古学や水中文化遺産に興味がある人にも一読をお勧めします。

本書も新本では手に入りません。
古本で手に入れるか、図書館で借りて読んでみてくだい。

なお、バス氏は現在、一線を退いておられますが、今でも元気に世界中を駆け回っているそうです。
当研究所の前身である九州・沖縄水中考古学協会の『会報』19号(2005年)にインタビュー記事が掲載されています。
興味があるかたは、読んでみてください。
(『会報』についてのお問い合わせは、当研究所へお願いいたします)
Posted by T.Hayashibara at 21:27 | 本のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
カーネル・サンダース人形みつかる [2009年03月11日(Wed)]
1985(昭和60)年に阪神タイガースがリーグ優勝した際に、ファンにより戎橋から道頓堀川に投げ込まれたカーネル・サンダース人形が、24年振りにみつかったというニュースがありました。

確か、当時の主砲であったランディ・バースに人形が似ていたから担がれて、川に投げ込まれたのでしたね。

遊歩道整備工事にともなう不発弾有無の調査中に川底からみつかったとのことです。
一昨日は上半身が、昨日は下半身がみつかりましたが,メガネや靴はまだのようです。

今年初めに発効したUNESCOの「水中文化遺産保護条約」によれば、水中文化遺産は「人間が残した歴史・文化・考古学的価値のある水中に残っている100年以上古いもの(遺物)」という定義がなされています。
ですから、カーネル・サンダース人形もあと80年くらいみつからなければ、水中文化遺産になっていたのかもしれませんね。

また、投げ込まれた当時にはテレビ局が一所懸命に川底を探していたと記憶しています。
しかし、みつからなかった
投げ込まれた場所は、かなり特定されていたと思うのですが.

水中でものをみつけるのは、難しいことです
水中文化遺産の調査でも同じです。
とくに、海での「あの辺りで見た」というような情報はやっかいです。
簡単に水中をのぞくことはできませんから。

この人形発見のニュース、ロイターも配信していました。
関心あるんですかね。
小江慶雄著『水中考古学入門』 [2009年03月06日(Fri)]
1982(昭和57)年に日本放送出版協会から刊行された 小江慶雄著『水中考古学入門』NHKブックス421(定価700円) を紹介します。

題名のとおり、内容は内外の水中考古学のあゆみや現状を、多くの事例をもとにわかりやすく解説した水中考古学の紹介・入門書です。

著者の小江慶雄(おえよしお)氏は、琵琶湖の葛籠尾崎湖底遺跡をはじめとして,内外の多くの水中文化遺産調査・研究に携わり、それとともに訳書をふくむ多くの関連書を著すなど、精力的に学問としての「水中考古学」の普及・啓発に努めた方です。

ただし、当時は(今もそれほど変わらないかもしれませんが)「水中考古学」の学問的水準にたいする不信感や悪い先入観などから十分な理解は得られなかったようです。
(この点は、現在の日本での「水中考古学」を取り巻く環境をみれば、わかりますが)

ですから、小江氏が本書で指摘していることは、25年以上たった今でも十分に通じるものばかりです。
(それだけ、学問としての日本の「水中考古学」が進んでいなとも言えるのですが)

本書で、小江氏が強く訴えていることは、「水中考古学」が「考古学」の一分野であるということ、その方法も「考古学」と何ら変わらないこと、そして研究資料を得るための「水中文化遺産」にたいする発掘調査方法も「陸上の考古学」(一般的な考古学)と同じ方法でおこなう(できる)ということです。
考古学の一分野であるのですから,ある意味,あたりまえのことです。
また、当時の日本での「水中文化遺産」の調査方法にたいする問題点の指摘などには、氏のこの学問にたいする姿勢がよくあらわれていると思います。
この点は、水中考古学を考古学の一分野として確立・認知させたジョージ・バス氏に通じるところがあります。

小江氏の数ある著作のなかでも、「水中考古学」や「水中文化遺産」についてコンパクトに、読みやすくまとめられているものですので、水中考古学を学ぼうと思っている方や興味がある方には、ぜひ,読んでほしい一冊です。

この本は絶版状態で、現在、新刊では手に入れることはできません。
ただし、古書としては多く出回っていますし、図書館にもあると思いますので、興味がある方は探してみてください。
Posted by T.Hayashibara at 18:05 | 本のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
東京中央郵便局問題 [2009年03月03日(Tue)]
ここ何日間か,東京中央郵便局の建替え問題が新聞紙面やテレビを騒がせています.

文化的価値の高い建築物とされてきた東京中央郵便局の建替えについて,鳩山総務大臣が異議を唱えているという内容です.

時期が時期だけに,多分に政治を意識した発言という気はしますが.

確かに,東京中央郵便局の建物は文化的価値があるものと評価されています.
なのに,なぜ,今ごろ,建設の設計図もでき,一部着手しているという段階になってこのような問題がでてきたのでしょうか?
私としては「遅いよ」「もっと前に(計画段階で)議論しないと」という感想です.

実は,この計画に際しては,建築や歴史の専門家をまじえた検討委員会が設けられ,残す,残さないという議論はなされています.
そして,その委員会での検討の結果をうけて,計画が実行されているのです.

ただし,この検討委員会で話し合われた内容は,一般にはほとんど公表されてません
指定文化財ではないということもあるのでしょうが,もう少しこのような事例にも情報公開の配慮がなされてもいいのではないかとも思います.
そうすれば,今回のような問題も避けられたのではないかと思います.

このような問題は,今回だけではなく,私が知っている限りでもほかにあります.
ほとんどが,今回の事例と同じように「密室」に近い状態での決定により,計画が進められています.

以前にも書きましたが,文化財は一度失ってしまう(壊す)と,もとに戻すことはできません
ですから,文化財的価値があると評価されているものについては,文化財として指定されている,されていないにかかわらず,事前に十分な議論をし(とくに民間所有のばあいはその経済的負担も配慮して),情報を公開してから,ことにおよべば良いのではないかと思います.

ちなみに,今回問題になっている丸の内地区には,東京中央郵便局と同じように文化的価値が高いと評価されている建物が複数あって(いずれも民間の所有),その多くは全面あるいは一部改築がすでになされています.


水中文化遺産データベース作成の会議が開かれました [2009年03月03日(Tue)]
2月28日(土)に福岡市では、日本財団助成事業「水中文化遺産データベース作成」の会議が開かれました
会議には、理事とデータベース作成の対象となる九州の各担当者が集まり、作成したデータの取りまとめと公開方法などの確認がなされました。

また、会議に引き続き、理事会が開かれ、新しいホームページの確認(4月から公開予定)および来年度の事業についてなどが話し合われました。
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