長崎県埋蔵文化財センター・平成27年度第3回オープン収蔵展示「保存処理成果展」が始まりました [2016年02月02日(Tue)]
長崎県壱岐市にある壱岐市立一支国博物館で,
長崎県埋蔵文化財センター・平成27年度第3回オープン収蔵展示「保存処理成果展」が始まりました. 一支国博物館にあるガラス張りとなった オープン収蔵庫を利用して, 平成22年の長崎県埋蔵文化財センター設置からこれまでに保存処理を行なった県内出土品の中から主なものの展示に加え, 保存処理のしくみや精密機器を使った調査分析の成果を紹介する企画です. 普段あまり見る機会のない「保存処理」を「見る」ことができる展示会です. ※おもな展示予定遺物 ・掛木(かけぎ)古墳(壱岐市)出土の銅鏡 ・出島(長崎市)出土の蹄鉄・鉄鍋 ・竹松遺跡(大村市)出土の耳環・湖州鏡 ・長崎奉行所跡(長崎市)出土の漆器類 ・諫早農業高校遺跡(諫早市)出土の銅剣 ・鷹島海底遺跡(松浦市)の石弾・磚・陶磁器類 合わせて,昨年おこなった鷹島海底遺跡(床浪地区)の分布調査での引揚げ遺物も展示されています. 観覧無料,会期は6月5日(日)まで. 詳細については,長崎県埋蔵文化財センターのホームページでご確認ください. http://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/226291/ |