「神奈川台場」遺構、一般公開へ [2012年04月26日(Thu)]
このブログで何度か取り上げた
神奈川県横浜市神奈川区に残されている 江戸時代末に横浜港防衛のために築造された人工島としての砲台である 「神奈川台場」遺構の一部が、明日(4月27日)から一般公開されます。 http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1204250011/ 公開される遺構は、石垣の一部で、 昨年、マンション建設中にみつかり、 関係者の尽力により、保存されることが決まったものです。 マンションの一室を展示スペースとして、 そこで関連資料とともに、保存された石垣(高さ3.2m、長さ4.5m)を見ることができるそうです。 「神奈川台場」遺構(石垣)は、他所でも部分的に見ることはできますが、 地下から発見された遺構が残された例は、初めてです。 遺構としての「神奈川台場」の今後の保護を考えるうえでは、 大きな意味をもつ今回の保存・公開だと思います。 興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。 入場料は大人100円、子ども・学生無料。 問い合わせは、栄光、電話045(441)5465 まで。 |