瀬戸内海沿岸域での調査のようす [2010年02月01日(月)]
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「海の文化遺産総合調査プロジェクト」関連調査が、
瀬戸内海沿岸域でおこなわれましたので、そのようすをご紹介します。 (情報提供:NPO法人水中考古学研究所) 調査場所:兵庫県たつの市御津町・韓荷島(からにじま) 調査実施日:2010年1月10日㈰〜11日㈪ 調査目的:伝承地の現地確認し、遺物の分布状況から水中遺跡の有無を探る (たつの市からのアンケート回答による情報) 韓荷島は、1.5〜2kmに沖合にある島で、 古代から天然の良港であった室津へ行くための目印であったとされています。 その名前の由来について『播磨国風土記』には、 韓国の船沈没し、その荷物が打ち上げられたことによると記されています。 ![]() 韓荷島三島 その他に『万葉集』にある 「玉藻刈る 辛荷の島に 島廻する 鵜にしもあれや 家思はざらむ」 という山部赤人の詩は、この島のことをうたったものとして知られています。 いずれにしても、古代から知られていた島であることは、 間違えありません。 この韓荷島という名称は、室津に近い方から、 「地ノ唐荷島」・「中ノ唐荷島」・「沖ノ唐荷島」という 3つの島の総称です。 いずれの島も切り立った岩礁が半分をしめる無人の島です。 ![]() 中ノ唐荷島(沖ノ唐荷島から見る) 調査は、三島の一部に広がる砂および礫の浜を中心におこない、 地ノ唐荷島と中ノ唐荷島では、近世を主体とする陶磁器片、 沖ノ唐荷島では、古墳時代および平安時代の須恵器片を採集しました。 ![]() 遺物散布状況(陶磁器) これらの土器・陶磁器の由来は、 現段階ではよくわかりませんが、 2kmあまり沖合にある島ですので、 航海にともなうものの可能性は、多いにあるものと思います。 ![]() 調査状況 |








