和賀江島と台風18号 [2009年11月13日(Fri)]
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先月、関東を直撃した台風18号は、
接近時に,高潮・満潮が重なったこともあり、 神奈川県沿岸には、大きな被害の爪痕を残しました。 国史跡の和賀江島にも大きな被害を与えました。 和賀江島は、神奈川県鎌倉市の材木座海岸の沖にある 鎌倉時代につくられた 現存するものとしては、 日本最古の築港跡です。 台風18号により、 和賀江島を構成する玉石が沿岸を走る道路に,打上げられたそうです。 通常では考えられない状況です。 現在の和賀江島は、構築当時とは大きくかたちを変えてしまってはいますが、 今回の台風で、さらに大きく変化してしまったのではないでしょうか?。 もともと、海中にあることから波浪による影響は常に受ける環境にありますが、 何らかの手は打てないものでしょうか? このほかにも、春・秋の大潮時には、大勢のひとが上陸して、 和賀江島の玉石をひっくり返して、磯モノをとっています。 現状は、常に現状変更がなされている状況なのです。 ![]() 大潮時の上陸風景(春) 和賀江島に関しては、 1954(昭和29)年の神奈川県史跡指定 1968(昭和43)年の国史跡指定 以後も文化財としての保存・管理はおこなわれていません。 数年前に「保存管理計画」がまとめられましたが、 今だもって実行はされていません。 今回の台風では、岩礁に建てられた石碑(史跡指導標.1924年建立)が 荒波で倒れてしまいました。 この石碑ですが、今もって倒れたままです。 和賀江島が、鎌倉市と逗子市にまたがっているために、 どちらが直すかで、もめているそうです。 縦割り行政の典型ですね。 ただでさえ、海中という陸上とは、 様々な意味で異なる環境にあるのに こんなことで、和賀江島の保存・管理は実現できるのでしょうか? ![]() 上陸風景と石碑(ひとの後ろに建っているもの) |






