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「海の文化遺産総合調査プロジェクト」にともなう日本海沿岸海域での調査状況・10月 [2009年11月10日(Tue)]
10月におこなわれた「海の文化遺産総合調査プロジェクト」にともなう日本海沿岸海域での調査状況について、報告します。
(情報提供:金沢大学考古学研究室)

 ・調査名:島根県太田市温泉津(ゆのつ)潜水調査
 ・調査日:2009年10月9日〜12日
 ・場 所:島根県太田市温泉津町温泉津湾周辺
      (沖泊港、立鳥瀬、中の瀬)
 ・調査内容:石見銀山の積出港のひとつとされる温泉津湾内の沖泊港とその周辺での潜水目視調査


        温泉津港内・近景(小川光彦・撮影)

 ・調査成果:沖泊港内では、18世紀前半〜19世紀にかけての肥前系磁器、他のポイントからは近代の瓦・陶器や石材を多数確認することができました。


        肥前系磁器染付皿・検出状況(山本祐司・撮影)


        立鳥瀬検出の石材(小川光彦・撮影)

これら遺物の由来は、船の荷崩れや沈没にともなうものとも想定できる状況でした。
 今回の成果を評価するためには、より詳細な調査が必要で、その点からも今後の調査に期待をもたせる成果を得ることができました。


        サンプル石材の回収準備状況(山本祐司・撮影)