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犬山城 (01/22)
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今日は「考古学出発の日」です [2012年06月18日(Mon)]
今日6月18日は,「考古学出発の日」です.

今から135年前の1877(明治10)年の今日
大森貝塚を発見・調査したアメリカ人動物学者エドワード・シルベスター・モース博士(Dr. Edward Sylverster Morse)が,
初来日しました.

横浜に上陸したモース博士が,招かれた東京帝国大学へ向かうために,
汽車で移動中,車窓から貝層が露出しているのを見つけました.
これが大森貝塚で,
その年の9月に日本人スタッフとともにを発掘し,
日本に学問としての考古学を紹介,実践しました.

大森貝塚は,日本考古学発祥の地です.
そして,そのきっかけをつくったモース博士が初来日した6月18日を
日本の考古学の出発点として記念し,制定された日
です.

大森貝塚は,東京都品川区から大田区にまたがる縄文時代後期から晩期の貝塚で,
モース博士が発掘調査をした地区周辺は,
国史跡に指定され,「大森貝塚遺跡庭園」(品川区大井6丁目)として公開されています.
oomori001.jpg
        大森貝塚遺跡庭園の入り口


その時の出土品は一括して国の重要文化財に指定されています.
この出土品は,現在東京大学に保管されており,
一部は,東京大学総合研究博物館で見ることができます.
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/

公園近くの品川歴史館では,
大森貝塚コーナが設けられ,レプリカ資料やその後の調査での出土品をはじめ,
大森貝塚関連の資料をみることができます.
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html
oomori-kaiduka.JPG
      大森貝塚遺跡庭園にある「大森貝塚」の碑

また,モース博士が実施した調査の成果は,
『Shell Mounds of Omori』(英文編)
『大森介墟古物編』(和文編)
として、刊行されています。
日本初の発掘調査報告書です.
ちなみに,英文報告書で使われた
「cord marked pottery」が「縄文式土器」と訳され,
その後も学術用語として,使われるようになりました.

この報告書のうち,英文編が
翻訳され岩波文庫で刊行されていますので,
機会がありましたら,読んでみてください.
『大森貝塚−付 関連史料』近藤義郎・佐原真訳 1983年刊行
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