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鷹島海底遺跡で元寇軍船の船体発見[記者会見報告] [2011年10月24日(Mon)]
今日の夕刊各紙に、
先日、一報がなされた」鷹島海底遺跡で元寇軍船の船体発見」についての
記者会見報告記事が掲載されていました。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111024k0000e040088000c.html

成果については、これからの詳細分析・検討が必要ですが、
構造がわかる船体がみつかったことは、船体大きな発見です。
それとともに、国内の水中遺跡では初めての国史跡への指定を目指していますので、
水中文化遺産にたいして、大きな追い風となる発見でもあります。

今後は、国,県,市そして研究者や市民が一体となって、
遺跡の保護・保全、活用方法についての活発な議論をしてほしいと思います。

現在の日本には、水中の文化財を保護・保全することやその活用にたいして、
その周知自体も不十分ですし、十分なノウハウもありません。
研究体制やその設備、そして法整備も不十分です。

今回の発見のニュースは、
これら日本の水中文化遺産行政および水中考古学の現状を大きく動かす機会になり得る
「発見」でもあると思います。


そのためにも、多くの方に水中にも文化遺産(遺跡)があるということを知ってもらう
現在、私どもがおこなっている水中文化遺産のデータベースづくりにも力が入ります。

年度末には、東京で水中遺跡に関する企画展とシンポジウムを開催します。

すべてをうまいかたちで、連携させ、
日本の水中考古学の現状をより良い方向へ向かせたいですね。
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