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犬山城 (01/22)
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兵庫県淡路市で潜水調査がおこなわれました [2010年09月02日(木)]
2010年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」にともなう潜水調査が、
兵庫県淡路市でおこなわれました。

調査は、ARIUAとの共同調査機関として瀬戸内海を担当している
NPO法人水中考古学研究所8月28日(土)〜29日(日)にかけておこなったものです。
水中考古学研究所から10名のスタッフが参加し、ARIUAからは私が参加しました。


    船上で調査の打ち合わせをするNPO法人水中考古学研究所のスタッフ

調査の対象となった地区は、淡路市浅野沖(旧北淡町)で、
淡路島の北部西岸域にあたります。

調査対象地区周辺では、これまでに底曳き網漁等にともなって、
弥生・古墳時代のイイダコ壷や東播系須恵器の片口鉢(中世)が多量に引揚げられています。

今回の調査対象地は、このうちの東播系須恵器の片口鉢が多量に引揚げられた地区で、
潜水により、海底での須恵器の分布状況を確認し,その由来を探ることを目的におこなわれたものです。


           調査地区の海域

2人一組の3班体制で、計8回の潜水目視調査をおこないました。
その結果、調査対象地区では底曳き網漁により、周辺は底がさらわれていることはあったものの
東播系須恵器の片口鉢片が数点確認されました


         調査で確認された東播系須恵器の片口鉢片

数点ではありましたが、関連遺物を海底で確認できたことは、
これまでに引揚げられた遺物とともに、その由来解明に関しては示唆的な成果といます。

このように、結果としては小さな成果でしたが、
周辺海域での今後の調査に期待をもたせるという意味では、
大きな成果であったと思います。


なお、これまでに引揚げられた遺物は、
地元の淡路市北淡歴史民俗資料館に展示・収蔵されています。


        資料館に収蔵されている関連遺物の一部

天候には両日とも恵まれましたが、暑かったですね。
また、調査対象地は,非常に潮の流れが速い地区でしたので,
調査は、潮止まり前後をねらっておこないましたが、
それでも、潮は流れており、瀬戸内海のきびしい海況も体験することともなりました。

調査に参加された皆さん、暑いなか、お疲れさまでした。


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