第22回 国際文化財保存研究会 [2008年09月20日(土)]
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昨日(9/19)、独立合成法人国立文化財機構・東京文化財研究所(東文研.東京都台東区)主催の第22回国際文化財保存修復研究会に参加してきました。
今回は、「遺跡保存と水」というテーマで、遺跡保存において水といかに付き合うか、という観点の報告・検討がなされました。 基調報告では、モヘンジョダロ(パキスタン)、富沢遺跡(宮城県仙台市)、バイア水中公園(イタリア)の三カ国の事例報告が各担当者からなされました。 遺跡の保存や公開の現場では、水の管理(雨水・地下水・湿気などの対策)において、さまざまな対策がとられています。 しかも、どの方法が最良であるのかは、その遺跡の環境によっても異なるので、一概には決めることができません。 現在、試行錯誤の段階というのが現状です。 今回のセミナーでは、各遺跡の対策に関して、成功例みならず失敗例も報告され、各国ともに水との付き合いかたには苦慮している実態がよくわかるとともに、その難しさということも再認識しました。 水中での保存・公開例として報告された「バイア水中公園」は、当研究所が「海底遺跡ミュージアム構想」のモデルケースのひとつと考えている遺跡で、調査・整備に携わっているNicla Severino氏(ナポリ及びポンペイ特別考古学局)により報告がなされました。 多くの写真・絵を用いての報告でしたので、大変に興味深く聞いてきました。 ![]() セミナー終了後は、台風接近による荒天のなか、Nicla Severino氏と今夏の小値賀の調査にも参加されたDeniele Petrella氏も交えて、東文研の方々と研究所員とで、居酒屋で遅くまで、国際交流をしました。 |





