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アジア水中考古学研究所では、随時会員を募集しております。
入会をご希望の方は、研究所のH.P.よりお問い合わせください。


《情報提供のお願い》
 水中文化遺産、特に沈没船や沈没した人工遺物は、底引き漁や潜水漁などの漁業、仕事や趣味でのダイビングなど、水中考古学とは違う活動中に偶然に発見された例が多いのです。
 もし、海から遺物が引き上げられたり、海底で遺物を発見したり、あるいは海岸に遺物が漂着したという情報がありましたら、当研究所までご一報ください。
水中文化遺産企画展とシンポジウムのお知らせ [2012年01月29日(日)]
ここはお知らせ枠です。日々のブログはこの下からです
日本財団助成事業 2011年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」企画展・シンポジウム
を開催します。


どなたでも分かりやすい構成となっていますので、
興味がある方は、ぜひ会場に足をお運びください。
なお、企画展・シンポジウムともに無料で見学・参加できます。

【共通テーマ】海のタイムカプセル−水中考古学からのおくりもの−

【企画展】
開催場所:東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館・特別展示室  
開催期間:2012年2月15日(水)〜3月25日(日) 開催時間:10時〜16時30分
     (休館日:2月24・25日,3月9〜12日)
展示内容:全国の海から引揚げられた文化遺産を多数展示します。
[おもな展示予定遺跡・遺物](沖縄県)オーハ沖海底遺跡,(長崎県)鷹島海底遺跡・前方湾海底遺(福岡県)相島沖瓦・玄界島沖唐津焼・岡垣浜陶磁器・福岡市内碇石,(静岡県)初島沖海底遺跡,(東京都)神津島沖海底遺跡,(千葉県)沖ノ島海底遺跡,(北陸)能登半島珠洲焼・海岸採集陶磁器 ほか
 
【シンポジウム】 第6回水中文化遺産と考古学シンポジウム
開催場所:東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館・講堂  
開 催日:2012年2月26日(日) 10時〜16時30分 
内 容:3カ年事業の成果,水中文化遺産の事例・展望,その周知・保護・活用などについての講演・報告を2部構成でおこないます。

〈プログラム〉
開会挨拶  10:00

第1部 講演  10:15〜12:00 
コーディネーター:岩淵聡文(東京海洋大学教授・水中文化遺産委員会委員)
・「宋代南海沈船1号:宋代の進んだ海洋貿易交流の新たな証拠」アンジェラ・ショッテンハイマ(ゲント大学人文学科教授・ベルギー)
・「日本における水中考古学の発展を」西谷 正(九州歴史資料館長・九州大学名誉教授・水中文化遺産委員会委員)

第2部 研究・調査報告  13:30〜16:30
コーディネーター:高野真晋司(アジア水中考古学研究所副理事長)
・「水底に消えた陸地と島の謎を追って」石原 渉(アジア水中考古学研究所事務局長)
・「東日本・太平洋沿岸の水中文化遺産」林原利明(アジア水中考古学研究所理事)
・「日本海の水中文化遺産−沿岸の海揚がり品を中心に−」佐々木達夫(金沢大学名誉教授・水中文化遺産会委員)
・「南西諸島の水中文化遺産−中国陶磁生産地と琉球の貿易港−」金武正紀(貿易陶磁調査研究所代表・水中文化遺産会委員)
・「沖縄県久米島で実施した水中文化遺産見学会の様子−海底遺跡ミュージアム構想の実践−」片桐千亜紀(アジア水中考古学研究所理事)
・「石見銀山遺跡と水中文化遺産の調査」林 健亮(石見銀山世界遺産センター専門研究員)

閉会挨拶  16:30

総合司会:塚原 博(アジア水中考古学研究所理事)

米海軍横須賀基地内の水中文化遺産 [2012年01月12日(木)]
神奈川県横須賀市にあるアメリカ海軍横須賀基地は、
旧日本海軍横須賀海軍工廠であった施設を日本の敗戦後、
そのままアメリカ軍が利用しているものです。

旧日本海軍施設と使用される以前は、
幕末に横須賀製鉄所として開設され、
その後、明治政府によって完成された横須賀造船所であったこともあり、
基地内には、100年以上経つ施設が多く残っています
そして、その多くは今も現役の施設として稼働しています。

たとえば、基地内には6基のドライドックがありますが、
このうち1〜4号ドックは明治年間に造られた石積みのもので、
現在もほぼ原形をとどめたままの状態で、現役の施設として活用されています。

なお、1号ドックは,1871(明治4)年に完成した石積みドックとしては、
現存最古のもの
です。

                                  1号ドック

これらのドックをふくめた旧日本軍関連施設は、いずれも米軍基地内にありますので、
通常は直接に見ることはできません

ただし、年数回ある基地開放日やベース歴史ツアーなどでみることができます。

箱根駅伝 [2012年01月05日(木)]
正月休みも終わり、すでに通常の生活に戻られた方も多いことと思います。

皆さんは正月休みは、ゆっくりと過ごせましたでしょうか?
私は、2・3日は箱根駅伝をテレビ観戦しました。
今年は、母校が大活躍で、
うれしく思うとともに、後輩から多くの力をもらいました

正月早々、力強いメッセージをもらい、
後輩に負けないよう、がんばらなくてはと、力がはいりました。

今年最初の水中文化遺産関連遺物を紹介します。
写真は、年末に訪れた靖国神社境内に展示・保管されている
幕末に駿河湾に沈没したロシア艦船ディアナ号のものとされる
「鋼製30ポンドキャノン砲」
です。
(全長2.57m、口径160mm)
境内にあり,いつでも見られる状態ですので,
興味がある方は見に行ってください。
本物は、写真より迫力もありますので。
明けましておめでとうございます [2012年01月01日(日)]
新年明けましておめでとうございます。

今年は、2〜3月に企画展、2月にシンポジウムを
いずれも東京で開催します。
2009年から始まったプロジェクトのまとめの事業です。

年度末には、調査報告書・水中遺跡地図・水中文化遺産データベースの刊行・公開もします。

また、継続して調査も予定しています。

今年も水中文化遺産の周知・保護、水中考古学の推進に努めますので、
ご理解、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
今年も残りわずか [2011年12月31日(土)]
今年もあと一時間ほどとなりました。

今年も多くの方にささえられた一年でした。
ありがとうございました。
来たる2012年もご指導、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。


今年もありがとうございました [2011年12月30日(金)]
今年も明日を残すのみとなりました。
皆さんは、やり残したことはありませんでしょうか?

今年は、3月に東北〜関東を襲った大地震・津波による甚大な被害により、
多くの尊い命が奪われるという自然の暴虐な猛威、
その後の原発事故という今度は,人災による被害も目の当たりにしまし。
自然の理不尽さ、人の行為に「絶対ということはない」ということを思い知らされた一年でもありました。

自身が被災された方や、家族・親族・知人が被害にあわれた方もいるものと思います。
被災地はまだ、完全復興にはほど遠い状況です。

いろいろな意味で考えさせれることの多かった一年でした。

このようななかで、アジア水中考古学研究所の進めている
「海の文化遺産総合調査プロジェクト」(日本財団助成事業)は、まとめの年度となりました。

プロジェクトでは、水中文化遺産に関する重要な情報が多く集められました。
これまでの水中文化遺産のあり方を考えるならば、
大きな一歩となる成果でもあります。

その成果報告は、2月からの展示会、2月26日のシンポジウム、
年度末刊行・公開予定の調査報告書・水中遺跡地図・水中文化遺産データベース
でしめされます。

プロジェクトは大詰めです。
会員一同、がんばりますので、よろしくお願いおいたします。

それでは皆さま、少し早いですが、今年はありがとうございました。
くれぐれもご自愛のうえ、良いお年をお迎えください。
神奈川台場、保存決まる [2011年12月23日(金)]
このブログでも何度か紹介してきました神奈川台場(神奈川県横浜市)の開発予定地でみつかっていた石垣の保存がきまりました。
保存が決まったのは、今年、住宅・商業施設「横浜コットンハーバー」でのマンション建設予定地で、工事中にみつかった石垣部分です。
その一部を事業者側が設計変更のうえ、
現場保存することを決めたとともに、
マンションの一室を「展示資料館」として公開するそうです。
なお、神奈川台場の本格的な石垣保存は初めてです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111001-00000028-kana-l14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110930/kng11093022510006-n1.htm

この件については、建設前からその存在が想定され、
市民からの保存要請があった事例です。
結局、工事は着工されましたが、
その後も保存のための署名活躍がなされ、
多くの署名が集まったそうです。
神奈川台場を造った旧松山藩の愛媛県からも寄せられたそうです。

とにかく、一部であっても保存が決まり、
その内容が公開されることは、
これまでその存在もふくめて、
あまり知られていなかった神奈川台場をより多くの方に、
知ってもらい、遺跡保護の意識を高めるためには、
大きなことと思います。
「沖縄シンポ」の記事が新聞に掲載されました [2011年12月20日(火)]
10月8日に、沖縄県立美術館・博物館で開催された
20011年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」(日本財団助成事業)にともなう
沖縄シンポジウム
「海に沈んだ歴史のカケラ〜南西諸島の水中文化遺産の世界〜」

の紹介記事が、12月2日付けの『南海日日新聞』(本社・鹿児島県奄美市)に掲載されました。

「海の文化遺産総合調査シンポに参加して」という題で、
中山清美奄美博物館長が寄稿されたものです。

当日のようすを丁寧に紹介していただきました。
このような記事は、私たちの活動に大いに励みになります。


『南海日日新聞』2011年12月2日より
※なお、この新聞記事は、南海日日新聞社の許可を得て掲載していますので、転載等の二次的な利用はご遠慮ください。
鷹島海底遺跡、国指定史跡へ諮問決まる [2011年12月08日(木)]
昨日(12/7)の「西日本新聞」朝刊に,
長崎県松浦市の『鷹島海底遺跡』が,
「文化財保護法に基づく国史跡に指定するよう本年度中にも文化審議会に諮問する方針を固めた」
という記事が掲載されました.
来年には答申がでる可能性が高いとのことです.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/276682

指定が決まれば,「海底遺跡」としては国内初めての指定となります.
鷹島沖で調査が始まったのが,1980年ですので,
ここまで30年という月日がかかったことになります.
同時この30年は,そのまま国内における水中考古学のあゆみと重なります.

また,来年はARIAUの3カ年プロジェクトの成果
1.調査報告書
2.水中遺跡地図
3.水中文化遺産データベース
が公表される年でもあります.

来年は,水中考古学にとって,飛躍の1年となりそうです.

また,この鷹島の件に関して,
今日(12/8)のNHKの「クローズアップ現代」で,
取り上げられます.
コメンテーターは,荒木伸介氏.
放映時間は,19:30〜19:56.
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/index.cgi

興味がある方は,ご覧ください.
2011年度・第5回日本財団助成事業(太平洋沿岸域調査)推進会議がおこなわれました [2011年11月26日(土)]
今日(11月26日)、太平洋沿岸域調査の今年度第5回日本財団助成事業推進会議
東京海洋大学・越中島キャンパスで開催しました。

会議では,
3カ年事業のまとめでもある
・水中文化遺産データベース
・水中遺跡地図
・調査報告書

の公開・刊行

来年に開催予定の
企画展およびシンポジウム
の話題をメインに、

調査の報告もなされました。

参加された方,お疲れさまでした。
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