高尾山のレンゲショウマ [2011年08月10日(Wed)]
「楽しく散歩」の風来坊です。 本日は「高尾山のレンゲショウマ」の紹介です。 東京都八王子市にある「高尾山」は、関東山地の東南、都心から約50キロメートルに位置しています。 都心からの交通の便にも恵まれ、日帰りでもゆっくりと山歩きが楽しめる国定公園です。 平成19年からミシュランガイドで、最高ランクの「三ツ星」観光地に選出されています。 高尾山は、標高は599mとあまり高くない山ですが、暖帯林と温帯林の境目にあるため、両方の植物を観察することができます。 高尾山と周辺に生息する高等植物は153科、1300種類に及んでおり、その中で高尾山特有の植物として原記載され、学会に発表された野草の数は65種類に達しているとのことです。 この高尾山の中腹に、野草園があります。 高尾山の野草園は、高尾山に昔から自生していた野草を中心として、約300種類あまりの亜高山帯植物や一部高山植物などをできるだけ自然の姿で見られるよう配慮して植裁されています。 2800平方メートルの園内には散策路が設けられており、散策路を歩きながら四季折々の山野草を楽しむことができます。 この野草園に500株ほどのレンゲショウマが植えられています。 レンゲショウマは太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばし、約3〜4cmの下向きの花を付けます。 花が下から見上げるとハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたといわれています。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― クリックをしていただけるとうれしいです。応援よろしくお願いします。 |