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東北地方太平洋沖地震応援基金
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旅のはじまり

 アークのコンセプトは、2006年堀内佳美が交換留学生としてバンコクのタマサート大学に在学していたときに芽生えました。
そして、2009年インド・ケララ州にあるIISEという社会起業家研究機関で世界中から集まった23名と学ぶ中で強烈に思いを強め深めていったのです。
IISE(International Institute for Social Entrepreneurs)

 タイ各地の農村や障害者関係団体を訪れるにつれて、障害児の多くが読書や学習の機会から遠く離されている現状に気づきました。タイ国内に1,100万人の障害者がおり、その80%ほどが学校や図書館の施設が少ない農村部に暮らしています。障害は「悪業の結果」という迷信が残り、家に閉じ込められたままの子もいます。そして、障害者は多くの場合、社会参加ができずにいます。

 同時に、このような状況は、障害を持つ子供ばかりでなく、多くの人に機会が与えられていないのだという事実に気付くようになりました。

 そんな現状を肌で感じ、障害の有無にかかわらず、本や物語りを届け、読書や学習の機会を設ける方法はないものか、と考えるようになりました。

 堀内佳美は全盲です。その堀内は、とびっきりの笑顔でこういいます。

   『本は世界の窓』

 幼い頃に読んでもらった物語、図書館で借りて読みふけった児童図書・・・、いつの時も本がまだ見ぬ世界への好奇心、わくわくどきどきをくれました。

  “知りたーい!もっとみてみたい! うん、いってみよう!!”

 自身が信ずる 本の力 がもたらす社会を思い描き、

  「機会は平等でなくっちゃ!!」 と、またまたとびっきりの笑顔で語る。

 夢は、キャラバンの移動図書館バスを走らせながら、世界中に 「図書館の種・笑顔の種」 をまき、各地に図書や学習環境が根付き、多くの人が社会参加できるようにすること。

 そして、様々なプログラムや機会を通じ、0から1に、1から100に、

  「子どもたちのスイッチON!」 の活動を展開していきたい。

 旅は今タイで始まったばかりです。

 タイと日本をつなぎながら、10年〜50年〜100年・・と未来に世界に継いでいく旅。

 ARC堀内佳美とともに、世界中に 「種」 をまき、実らせる旅をつくっていきませんか?

ご寄付、本・紙芝居・おもちゃの寄贈、翻訳・点訳
ボランティア、インターン、得意分野でのご支援、応援隊への参加
人のご紹介、イベントへのお誘い、コラボレーション
ご意見・アドバイス、・アイデアの提供
場所(オフィス・機会)・設備・車両・・・の提供

 キャラバンに興味のある方、応援してくださる方は、是非ご連絡下さい!

     キャラバンと夢を!!

【お問合せ・ご連絡】
 メールアドレス bookworm@alwaysreadingcaravan.org
           ayakokato.arc@gmail.com
 ホームページ  http://www.alwaysreadingcaravan.org/
 Face Book ARC Always Reading Caravan
        堀内佳美 Yoshimi Horiuchi
        加藤亜矢子 
 ツイッター 堀内佳美 http://twitter.com/YoshimiARC
        加藤亜矢子 http://twitter.com/kato_aya
 タイ直通携帯電話: (+66)83-542-7283 タイ国内からの場合:083-542-7283
 国内連絡先: 〒781-0304 高知市春野町西分785 tel 088-894-3232

【お振込み口座】
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 応援隊は、今後様々な活動を行ってまいります。仲間とともにキャラバンの夢を実現させましょう!

 ARCは、JustGivingJAPANを通じた応援もいただいています。
 皆様のチャレンジでARCを応援してください!

【JustGiving】
 アーク応援チャレンジ :http://justgiving.jp/npo/159





10/28「ランマイ図書館2周年記念イベント」のお知らせ [2014年10月18日(Sat)]

皆さま、いつもアークを応援してくださりありがとうございます。

このところ、日本各地ではぐっと冷え込んできています。
風邪なども流行ってきているようですから、気をつけてくださいね。

さて、今回は『ランマイ図書館2周年記念イベント』 のお知らせです。

この度、タイ・プラオのアークの拠点でもあるランマイ図書館がオープン2周年をむかえることとなります。
皆さまのご支援とスタッフの頑張りや工夫もあり、
地域の中で親しんでいただける場所へと少しずつ成長してくることができました。
皆さま、いつも本当にありがとうございます。

目の治療のために一時帰国をしていた佳美ちゃんも、
何とかイベントには間に合い、図書館で皆さまをお迎えできるるんるんと喜んでいます。
病床からイライラしながらもあれこれと準備をしてきた佳美ちゃん。張り切っていますハートたち(複数ハート)

その佳美ちゃんから皆さまへのメッセージです。

黒ハート 皆さま、いつもありがとうございます。
ランマイ図書館も2周年をむかえることができ、
皆さまのご支援に感謝いたします。
日本からもイベントに来ていただければ大変に嬉しいです。
いらっしゃっていただける方、またイベントへのご支援をいただける方は
是非私にメールを下さい。
個別に詳しくご案内させていただきます。

yoshimi.horiuchi@gmail.com

是非お待ちしております。 黒ハート


◆「ランマイ図書館2周年記念イベント」概要◆

日時:10月28日(火) 9:00−14:30
場所:チェンマイ県プラオ郡のランマイ図書館

当日のスケジュール
  9:00−9:30 開会式
  9:30−12:00 ゲーム(*)
  12:00−13:00 昼食 (図書館でご用意いたします)
  13:00−13:30 各種表彰式
  13:30−14:00 抽選会 (抽選券は、当日も20バーツの低額で購入可)
  14:00−14:30 閉会式
  *ゲームは、宝探し、はらぺこあおむしにちなんだ障害物競争、
        プラオやアークにちなんだ○×ゲームなどを予定しています。

皆さま、是非是非ご参加いただき、楽しいひとときと共に祝っていただけると嬉しいです。ぴかぴか(新しい)

Posted by 加藤 亜矢子 at 08:51 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0)
日テレ「NEWS ZERO」放送予定!2014.10.6!! [2014年10月05日(Sun)]

皆さま、いつもアークと堀内佳美を応援くださりありがとうございます!黒ハート

現在、目の治療で帰国中の佳美ちゃん。

ランマイ図書館の2周年イベントに向けて回復を急いでいるところです。ダッシュ(走り出すさま)

ご心配をおかけしておりますが、本人はいたって元気にやっているようですから一安心。

さて、お知らせです。演劇

2014.10.6(月)
日テレ「NEWS ZERO」で佳美ちゃんが紹介されます!!


コーナーは「ZEROヒューマン」です。

「ZEROヒューマン:アークどこでも本読み隊・堀内佳美」

登場は、天気予報のあと23:50頃の予定だそうです。

40秒ほどのコーナーですが、たくさんの取材がどのように凝縮されるのか!佳美ちゃんも楽しみにしているとのことでした。TV

*ニュース番組ですので、その時の状況により放送予定が変更になる場合がありますので予めご了承ください。
*また、放送は関東地方と一部地域ということです。

楽しみですね!

皆さまにもご覧いただけたら嬉しいです。ぴかぴか(新しい)
Posted by 加藤 亜矢子 at 09:18 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
本日、日経新聞に佳美ちゃんの記事が掲載! [2014年07月10日(Thu)]

皆さま、おはようございます。

応援隊の岡村です。

お知らせです!演劇

本日7月10日、日経新聞文化欄(40面)に佳美ちゃんの記事が掲載されています!!

nikkei.JPG

『タイで開いた子供図書館』〜現地で読み聞かせ活動 失明後に見つけた自分の道〜


素敵な記者の方が、佳美ちゃんの活動やそこへの道を簡潔に描いてくれています。

記事は40面、1面と反対の最終面です。わかりやすい!

皆さまの目にとまりますと嬉しいです!

いつもありがとうございます!
Posted by 加藤 亜矢子 at 08:49 | お知らせ | この記事のURL | コメント(1)
サフラン賞受賞! [2014年07月07日(Mon)]

皆さま、いつもアークと堀内佳美を応援くださりありがとうございます!

応援隊の岡村です。

今日も嬉しいお知らせです。

佳美ちゃんが、
社会福祉法人 視覚障害者支援総合センターの第12回「サフラン賞」の受賞 が決まりました!

受賞ニュースはこちらです。

同チャレンジ賞は、フルート奏者の綱川泰典さん

活動をご評価いただけますのも、その活動を支えてくださる皆さまのご支援・応援があってこそです。

いつも本当にありがとうございます。

Posted by 加藤 亜矢子 at 04:25 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
『女ひとり海外で働いてます!』5/16発売! [2014年05月19日(Mon)]

皆さま、こんにちは!応援隊の岡村です。

いつも佳美ちゃんとアークを応援くださり、ありがとうございます!

さて、今日は、本の紹介です。本

以前にこのブログでもお知らせいたしましたNHKの「アジアで花咲け!なでしこたち」、佳美ちゃんも登場したシリーズ第5弾が本になりました!

その名も『女ひとり海外で働いてます!』

CIMG5385.JPG

KADOKAWAメディアファクトリーさんから5月16日に発売されました。

NHKで放送された番組をもとに、大幅な描き下ろしを加えたものだそうです。

さっそく開いてみますと、、、

アジアで活躍する4人の女性が登場します。

カンボジアで湖上の命に寄り添う看護師の前原とよみさん、
モンゴルから世界を目指すファッションブランドを経営する鈴木亜衣子さん、
マレーシアで子どもの遊び場を数々展開する木村希さん、
そして、タイ、本で世界への扉を開く佳美ちゃん。

皆さん素敵で格好いいのです!ぴかぴか(新しい)

また、ひうらさとるさんのレポートがみずみずしくて、すがすがしくて、ただただ気持ちいいのです!
ヤマザキマリさんから続くこのシリーズの美味しい特徴ですね!

パワフルでたくましく生きる女性への驚嘆や感激が漫画を含めて等身大で描かれており、
よくありがちな‘こんなに凄いでしょ!’というような感動の押し売りが全くない!!

それでいて、いやそれだからか、彼女たちに心の底からひたひたと励まされるのです。

早速、甥っ子姪っ子に贈ろう、っと。

本を心から楽しんでほしい!と願う佳美ちゃんのこと、このような形で自分のことを大好きな本で紹介していただけて、きっと大喜びですね。

タイのアークのスタッフ、世界中のボランティアの皆さんにも見て読んでほしいな。
彼彼女らも大いに喜び励まされることでしょう。

皆さまも気持ちの良いひとときを是非ご堪能いただければと願います!
Posted by 加藤 亜矢子 at 11:57 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
5/23 日本社会事業大学にてゲストレクチャー! [2014年05月15日(Thu)]

皆さま、こんにちは!応援隊の岡村(加藤)です。

いつも佳美ちゃんとアークを応援いただきありがとうございます!

タイの佳美ちゃんは、、、
今日と明日、プラオから3時間ほどの山岳に住むアカ族の皆さんと日本人のご夫妻を訪問する予定です。
今頃は道なき道を進んでいるでしょうか。車(RV)

さて、皆さまにお知らせとご案内をさせていただきます。演劇

来週、佳美ちゃんがタイから帰国いたしますが飛行機、その際に

日本社会事業大学にてゲストレクチャー』をさせていただきます。

西田昌之先生の「国際社会福祉論」講義内ゲストレクチャーといたしまして、タイでの活動をお話させていただきます。

学生以外の方にもご聴講いただけますので是非是非ご参加ください!!

ーご案内ー

日本社会事業大学「国際社会福祉論」講義内 ゲストレクチャー堀内佳美
(斉藤くるみゼミ 文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」 助成)

日時:2014年5月23日(金) 13:00〜14:30
場所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス A301教室
   東京都清瀬市竹丘3-1-30
   =交通アクセス=
    西部池袋線「清瀬」駅下車。
    南口バスターミナル2番乗り場より西武バスに乗車し「社会事業大学前」下車、徒歩すぐ。
    (バスの乗車時間は約6分)
    詳しくは下記サイトをご参照下さいませ。
    日本社会事業大学 清瀬キャンパス
    http://www.jcsw.ac.jp/about/outline/access.html


   *聴講料はございません。


2年生の学生の皆さん約60名が受講する講義の一コマにてお話させていただきます。

佳美ちゃんが仮につけたタイトルは、
「活字が読めない私が移動図書館を始めた理由」。

真摯に学ぶ学生の皆さんは、未来のソーシャルワーカー。
国内でも海外でも、世界中でご活躍いただきたいですね!ぴかぴか(新しい)

佳美ちゃんとアークが歩む一歩一歩も未来を明るく照らす一光となるべく、
今日も一歩一歩進めて参ります。足
Posted by 加藤 亜矢子 at 09:38 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
第16回図書館サポートフォーラム賞 受賞! [2014年04月08日(Tue)]

桜前線北上中、春の気配が日々濃くなってきていますね!

皆さまいかがお過ごしですか!応援隊の加藤です。

いつもアークと堀内佳美を支えていただき、ありがとうございます!

さて、今回も嬉しいお知らせです!ぴかぴか(新しい)

佳美ちゃんが、『第16回図書館サポートフォーラム賞』をいただくこととなりました!

この賞は、図書館サポートフォーラムが、
「ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰し、図書館活動の社会的広報に寄与することを目的に設立」された賞で、今年で16回という年輪を重ねた素晴らしい賞です。

今回は、
栗田明子さん ((株)日本著作権輸出センター(JFC) 相談役)
太田泰弘さん (元・味の素食の文化センター主任研究員/前・文教大学教授)
とともに受賞いたしました。

嬉しいですね!ありがとうございます!

図書館サポートフォーラム公式HP
第16回図書館サポートフォーラム賞表彰決定


受賞のお知らせをいただいた佳美ちゃんも、いつものように
「えっ、私なんかが頂いていいの!!」と驚きつつ、
「これも皆さんのおかげです!ありがたく頂きます。」と、とっても喜んでいます。

素晴らしい功労の方々が受賞されているこの賞をいただき、
あらためて身の引き締まる思いを抱いた佳美ちゃんでした。

皆さま、本当にありがとうございます。

これからも末永くよろしくお願いいたします。
Posted by 加藤 亜矢子 at 18:33 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
3月6日、NHK「アジアで花咲け!なでしこたち」放送! [2014年02月07日(Fri)]

皆さま、こんにちは!
応援隊の加藤です。

前回の法人登録に引き続き、またまた嬉しいお知らせです!るんるん

佳美ちゃんが、日本のTV放送に登場します!TV

放送予定は、

2014年3月6日(木)午後11:20〜

NHK BS1『アジアで花咲け!なでしこたち


NHKの人気シリーズですね!
昨年12月に2週間ほどかけてタイで取材があったそうです。

皆さま、是非是非ご覧ください!

とても楽しみですぴかぴか(新しい)
Posted by 加藤 亜矢子 at 12:52 | お知らせ | この記事のURL | コメント(1)
祝!アーク、タイで法人登録完了! [2014年02月07日(Fri)]

皆さま、こんにちは!
応援隊の加藤です。

今日はとっても嬉しいお知らせです!!るんるん

アークがタイで正式な協会として法人登録を完了いたしました!!ぴかぴか(新しい)

association.jpg


待ちに待ちに・・・待った登録の承認でした。

本当に嬉しい!!‘おめでとう!!’

佳美ちゃんももちろんですが、
地元のタイ人スタッフが粘り強く頑張ってくれたおかげ、という佳美ちゃん。

現地での自立的な運営を目指す佳美ちゃんにとって、
現地スタッフの真摯な頑張り、その成長に嬉しさもひとしおです!!
佳美ちゃんから臨時のレターが届きました。メール

全文を掲載いたします。
ともに喜んでいただければとっても嬉しいです。黒ハート

・・・・・・・・・・・・・
皆様、

サワッディーカー。

タイでも例年をはるかに下回る平均気温の日が続き、みんな寒い寒いと言っています。
チェンマイでは、毎朝10度を切っていて、昼間でも図書館の日は手をこすり合わせたくなるほど寒いです。
日本もかなり寒いようですし、ノロウイルスのことなども耳にしますが、皆さんお変わりないでしょうか?

今日はうれしいお知らせがあって、臨時増刊号を書かせていただいています。

アークどこでも本読み隊は、
ついに正式な協会として、タイ国内で法人登録を完了することができました。
これで、胸を張って、「サマーコム(協会)です!」と宣言することができます。

今まで気長に支えてくださった皆さん、
大変お待たせいたしました。
そして、本当にありがとうございました。

協会になったからと言って、何かが変わるわけではありませんが、気持ちを新た
に、スタッフやボランティアのみんなと力を合わせて、さらにしっかりとアーク
の仕事に取り組んでいきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

堀内佳美

Dear everyone,

Sawasdee kha!
Winter is very much present even in Thailand.
It's much colder than usual January all over the country,and it goes down to below 10 degrees every morning in Phrao.
How about in your place?

Today, I'm writing a special edition as I have a very happy news!

At very long last,we, Always Reading Caravan, have been officially registered in Thailand as an association, which is a form of non-governmental organization.

I just went to the district office in Suphanburi Province to receive the official approval letter from the district officer together with our partner, Aj. Wiboon.
I must say that I was really really overjoyed
because we have been working on this for one and a half year already.

Thank you, all of you, for supporting us throughout with much patience.
I really appreciate the fact that none of you ever doubt in
our ability and commitment even though we are not an official organization.
This day has come only because of your help.

Nothing will change dramatically even after the official registration.
But together with 5 other staff at ARC and countless other volunteers including some of you, I would like to make ARC stronger and stronger to carry on our mission of promoting the joy of reading and learning.

With much gratitude,

Yoshimi
Posted by 加藤 亜矢子 at 12:12 | ARC活動状況 | この記事のURL | コメント(0)
11/9 アーク活動報告(講演会) [2013年12月06日(Fri)]

師走ですね。クリスマス

皆さま、お元気ですか?
これから年末にかけて、ノロウィルスやインフルエンザが流行るといわれています。
十分にご注意くださいね!

さて、今回は11/9に行われた『アーク活動報告会』の模様をお伝えいたします。

高田馬場にある日本点字図書館さまのイベント「オープンオフィス」にて約1時間の報告をさせていただきました。

60名をこえるたくさんの方々が集まってくださいました!ありがとうございます!

司会の方から、「堀内佳美先生」とご紹介いただき、
「私は先生なんてとんでもないですあせあせ(飛び散る汗)」と照れ笑いの佳美ちゃん。

緊張をほぐしていただき満面の佳美スマイルで報告会スタート!

OpenOffice0682.jpg

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満面の笑顔、佳美スマイル!

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会場の様子、たくさんの方々が集まってくださいました!


アークは『ARC Always Reading Caravan(どこでも本読み隊)』です。

講演では、

「アークってどんな活動をしているの?」
「なぜアークの活動をはじめたの?」
「どんな未来をつくりたいの?」 という疑問にこたえていきます。

アークのプロモーションビデオが紹介されました。
ARCのホームページ内にありますのでご覧ください!
目ARC Promotional Video
(Click this link to download)をクリックしてください。

私はこのビデオをみるたびに元気になります晴れ

ちなみに、このビデオをつくってくれたのは、米国在住のアーティストさん。
アークの活動に共鳴し、ボランティアに応募してくれました。
スカイプなどで何度か面接をしメンバーに加わってもらったということでした。
ボランティアを募集すると、びっくりするくらいにたくさんの応募があるんですよ!ありがたいことです。

さて、現在のアークの活動、舞台はタイ王国です。
【1】チェンマイのプラオ群にあるランマイ図書館
   アークの拠点、4000冊の本を備え、オフィス兼地域のコミュニティー活動の場として地域に開放しています。

【2】‘太陽の家’‘みつばちの家’
   山岳民族の子供たちの保育園のような施設。就学前の子供たちにタイ語をはじめとした様々な学び、遊び、給食を届けています。

【3】移動図書館
   月に2回、各10ヶ所ほどに様々な本やイベントを届けています。    
   皆さまのご協力により念願の‘四駆’が購入できました!車(RV)
   舗装もない田舎道でも大活躍です。ありがとうございます!

アークのランマイ図書館はどんな所にあるのでしょう。

プラオ群は人口5万人ほど。
バンコク→→飛行機→→チェンマイは飛行機で1時間。
チェンマイ→→バス→→プラオはバスで2時間ほど。
この郡庁所在地にランマイ図書館はあります。

中心部からバイクで5分も走れば辺り一面が田んぼ。
公民館も映画館もありません。
図書館も定時制の学校のような施設のもののみ。蔵書は少なく、しかも教科書のようなものばかり。もちろん子供向けの本などありませんもうやだ〜(悲しい顔)

チンライ県の山岳にある太陽の家やみつばちの家はそこから更に車で2時間。
距離は50kmほどで標高1200〜1300mの山への道は、浅瀬ありの未舗装。
雨季には泥沼のようになり、四駆でも悪戦苦闘ですダッシュ(走り出すさま)あせあせ(飛び散る汗)
冬は10℃以下となり、日本と同じような寒さです。夏でも半袖では寒いくらい。

それではここで、山の活動の一部を‘音るんるん’で感じていただきましょう。
目を閉じ、耳をすませてみてくださいね。耳



いかがでしたか?
四駆が泥道を抜け出そうと唸っています。
やっと太陽の家に到着。
子供たちの可愛らしい挨拶が聴こえてきます。
先生が、「ちゃんとありがとうっていいましょうね」と言っています。
そして、子供たちの感謝の歌ゴスペルが聴こえます。

これは、子供たちに冬服をプレゼントした時のものです。
ノルウェー人とタイ人のご夫妻が寄付し届けてくださいました黒ハート

佳美ちゃんはこの音を声を何倍にも聴いているのでしょうね。

幼い頃に視覚を失った義美ちゃんは、本や物語が大好きになり夢中になりました。
本を読むことで、小さな自分の世界を大きくふくらませ、扉を開いてきました。
本を読むことは生きること、といってもよいくらいに。

タイでは、本は全く人々の身近にはありません。
値段が高い、図書館が少ない、読書=勉強(本=教科書)と本は遠い存在なのです。
ましてや田舎、ましてや障害者・・。

自分には当たり前のこととして、いつでも身近にあった本や図書館。
本の大きな力を感じてきた佳美ちゃんには、「他人事ではない」衝撃でした。
そこからアークの活動が生まれています。

佳美ちゃんはアークの活動を通じて、そしてその活動に至る経緯を通じて、
あらたに‘障害’というものに向き合ってきました。

自身も持つ‘身体の障害’、それ以上に大きいのは‘社会や環境による障害’なのではいか。

講演の中でこう語っていました。

「私にはできないことが多い。その自分の姿を見て、こういう人でもやっているということを思ってもらえると、この仕事をしていてよかったなーと感じます。
 
 私は会議やパーティやいろいろな活動の中で何もできなくて時間や場をもてあそぶ時に自分に苛立ちを感じます。
 やってもらうだけではダメなんです。
 支援をしてもらって当然ではダメなんです。

 私はせっかく障害者に生まれた、マイノリティーの世界を知るように生まれました。

 ‘魚を与えるより、釣りの仕方を教える’そういう活動をしていきたいのです。」

自身の持つ視覚の身体障害を肯定してきた道を、
社会や環境による障害を取り除く新たな道と重ね合わせ豊かな道をつくっていくのでしょう。

「最終的には現地の人たちだけで運営できるようにアークの活動を成長させていきたい。」
と締めくくりました。

会場からは大きな拍手!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
佳美ちゃんの熱い思いと笑顔に魅せられました。

たくさんの方々から質問や感想や意見をいただき、様々なエピソードを交えた和やかな交流は予定の時間を超過し続きました。

中には、アークが紹介されたTV番組をみて点字をはじめたという女性も駆けつけてくださり、素敵な伝播を感じました。

また、‘山の会’の方々からはアークを応援する‘タイのスタディー&トレッキングツアー’を是非に!とご要望いただき、新しい課題をいただきました。

会場では、アカ族の民族衣装の布で作ったシュシュやアークのTシャツも販売され、多くのお買い上げとご支援をいただきました。

OpenOffice0725.jpg

皆さま、ありがとうございました!黒ハート
Posted by 加藤 亜矢子 at 08:52 | ARC活動状況 | この記事のURL | コメント(0)
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