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荒川クリーンエイド・フォーラムさんの画像
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11/25 葛西橋上流でのクリーンエイド [2012年11月25日(Sun)]
11月25日(日)葛西橋上流で、ジャンボインターナショナルセンターさんがクリーンエイドを実施されました。

天気も良く、自宅から近く、誰でも参加できる会場でしたので、写真を撮らせていただきたく急きょ出かけてみました。

ゴミの溜まり場・・
少し遅れて会場に着くと、参加者の皆さんは、広い範囲にそれぞれ分かれてゴミを集めていました。
リーダーのデイビッドさんは、長靴を履き、ヨシ原の中にあるゴミの溜まり場に入ってドロドロのゴミを拾い出していました。
121125gomi1.JPG
この場所は、葛西橋のすぐ下のゴミが多いスポットで、橋を通行する度に気になっていた場所でした。満潮の際には水が溜まっていることもあり、足場も悪く、潮位が低い時に拾うしかありません。
121125gomi2.JPG
写真を撮るだけにと思って会場に入ったものの、この場を見ると、"どうにかしないと!"という気になり、一緒にゴミを拾い出しました。
中までたっぷりと泥が入っているペットボトルもたくさん。カップ容器やボルなどで埋め尽くされているようなところまでありました。

拾いきれない!
111225take.JPG

参加された武石さんは、
「ここは、ゴミ捨て場みたい!釣り人が残したようなゴミもあった。一度では拾いきれない!もっと何度もゴミ拾いをしなくてはいけないですね。自治体もしっかり人を集めて取り組んだ方がいいのではないでしょうか?」とのこと。

区役所も広報で人を集めて今月にクリーンエイドを実施したことをお伝えすると、
「知りませんでした。近くに住んでいるので、またクリーンエイドがあれば参加します」とおっしゃっていました。









たった1時間で
参加されたのは12名。集められたゴミ袋の山を見て、「約1時間でこんなに回収したのね」と、参加者の皆さん自身が驚いていました。ゴミ袋が足りなくなってしまうか心配されるほどでした。
大きなテレビも力合わせて運び出しました。
121125after.JPG121125sodai.JPG

楽しかった! 
121125dav.JPG
リーダーのデイビッドさんは、
「楽しかった!ここはたくさん拾えてきれいになっていくので楽しい。仲間がたくさん参加してくれて良かった。」と活動後に話されていました。
この後、皆さんはお弁当を食べて、葛西臨海公園へ行って野鳥観察をする予定とのことでした。(伊)

講演会「荒川の源流の森を守るために」を開催しました [2012年11月24日(Sat)]
11月24日 秩父市環境立市推進課長の大野輝尚様をお招きして
「荒川の源流の森を守るために」と題した講演会を開催しました。

講演会
□森林の現状
近年は、外国産材の輸入による木材価格の低迷や、林業労働人口の減少など森林・林業には様々な課題が蓄積しています。
森林には、保水力やCO2吸収など環境問題を考える上でとても重要です。

□秩父市の取り組み
秩父市では木材資源を活用したさまざまな事業に取り組まれています。
山では、新たな重機を導入しながら、材を運び出す道を作り、木を切り出し木材として利用するだけでなく、間伐材や、間伐の際に山に残された丸太もボランティアの力で回収して薪材として利用し、さらに端材はバイオマスエネルギーとして利用しています。
121124oono.JPG
  (秩父市環境立市推進課長 大野輝尚様)
さらに、エコタウン秩父として、木質エネルギーを活用しながらエネルギー自給率を高めています。現在秩父市では補助金を出し秩父産の木材を使った住宅を推進する制度もあり、その制度を利用した住宅も建設されているとのことです。
木材利用の推進により、木の伐採から道づくり、運搬、製材、加工と多くの雇用を生んでいます。
他にも環境体験合宿、きのこやメープルなど森林の恵みを活かした食べ物の製造、森林療法まで、森林を活かすことを紹介いただきました。

□上下流連携の森づくり
荒川クリーンエイド・フォーラムは、9月の源流エコツアーの際に、間伐した後の山に残された丸太を集めて運び出すボランティアに参加させていただきました。当日運び出した丸太は約10m3で、薪へと加工されたのこと。

荒川の源流である秩父の森林の恵みは私たち下流域に住む人たちにも大きくもたらされています。
下流域に住む私たちも、源流域の現状をもっと知り、秩父の森林を活かすためにできることに取り組まなくてはならないと感じました。
121124kaijyou.JPG
※本講演会は、住友ゴムCSR基金の助成を受けて開催いたしました。

会場での展示
講演会は、江戸川区水辺の活動交流会(主催:水辺の活動交流実行委員会)の会場内で開催されました。
会場内には、荒川上流の写真も展示され、来場された多くの方々に源流の人工林の様子や間伐後の丸太運び出しボランティアの様子などが紹介されました。
121124pic.JPG

荒川クリーンエイドの活動の取り組みもパネルで紹介しました。
他にも、関連する下平井水辺の楽校、中土手に自然を戻す市民の会と共同で、体験コーナーを設けました。来場された方に、投網体験、荒川で採取したセイタカアワダチソウでのミニヨシズ作り、まつぼっくりでのクリスマスツリーづくり、ヨシ笛づくりなどの体験を楽しんでいただきました。(伊)
121124toami.JPG
  (投網体験)
【小松川自然地・里川PJ】11/18ヨシ刈り・ヨシズ編み [2012年11月18日(Sun)]
小松川自然地・里川プロジェクトのフィナーレは、ヨシ刈り・ヨシズ編み。
とてもよいお天気の中、23人の参加で行われました。

荒川の自然に親しみながら守って行こうという、このプロジェクト、
最終回は、水質浄化に役立つヨシを刈って、汚れが水に戻らないようにして、
そして、刈ったヨシでヨシズを編んでみよう、
「里川の文化」を体験するプログラム。

ヨシ刈り
昔は、川のヨシを刈って、
屋根やヨシズ、かごなどの材料として使っていたんですね。
まずは、カマや草刈ばさみの使い方、安全について説明を受けて・・・
yoshikari_setumei.JPG

いざ、ヨシ刈り開始!
子どもたちには大変かと思いきや、
小さい子たちも、一所懸命刈ってくれました。
もっと刈りたい〜と時間を延長したほど。
yoshikari2.JPG
yoshikari.JPG
yoshihakobi.JPG

うっそうとしていたヨシ原が・・・(before)
before.JPG

40分ほどで、こんなに刈ることができました。(after)
after.JPG

ヨシ原には、冬籠り前のクロベンケイガ二くんたちが隠れていて、
子どもたちの人気者に!
kurobenkei.JPG

ヨシズ編み
ヨシ刈りに精を出したあとは、お楽しみのミニ・ヨシズ編み。
麻ひもを巻いたコマを、かっこんかっこん動かして、一本一本編んでいきます。
集中力が勝負です(^_^)
yoshizuami.JPG

クリスマス・リース作り
荒川には、クズ林も。
くず餅の材料の、あのクズです。
在来植物(日本古来の植物)ですが、繁茂して他の植物を覆って枯らしてしまいます。
外国では、困った外来種になっているんですね。
kuzubatake.JPG

このつるを使ってリース作りも。
とっておきの飾りをつけて、すてきなクリスマス・リースの出来上がり!
wreaths3.JPG
wreaths4.JPG

大きなヨシズを前に、
ミニ・ヨシズ、リース、ヨシ笛、それぞれの作品を手に、はい、チーズ!
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自分で刈ったヨシでヨシズを編むのが、予想以上に楽しかった、
こんなに近くの河川敷で、子どもが自然と触れ合えるのがとても魅力的、
クコの実が自生しているのには驚いた、などなど
貴重なご意見をたくさんいただきました。
furikaeri2.JPG

春〜秋に6回開催してきたプログラムも今年はこれで最終回。
また来年も、さらに魅力的にパワーアップして、
皆さんをお待ちしております!!(星)