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モニタリング研修会(野鳥編) [2011年12月09日(Fri)]
12月9日、小松川自然地で、
荒川自然懇談会主催のモニタリング研修会第3弾(野鳥編)が開催されました。

冷たい霧雨が降る中、熱心なたくさんの皆さんが集まっていました。
今日の講師は、荒川クリーンエイド・フォーラム副代表理事でもあり、
自然懇談会の代表でもある、栗林さん。



さっそく、数羽のカモが眼下に。
資料の特徴と照らし合わせると、ホシハジロとキンクロハジロでした。
と、鉄橋の上に、荒川ではポピュラーな猛禽類、チョウゲンボウを発見!
鉄橋の穴などに巣を作るのだそうです。

鳥たちは、皆同じ方向を向いているのはなぜでしょう、
講師から質問が出されます。
鳥たちは、風の方向を向いている、そうすることによって、
毛が逆立たず、体温を保つことができるのだそうです。
寒い冬の川にあって、40℃の体温を保っているのはすごいなあと思います。



都営新宿線の鉄橋から下流に進むと、
アオサギが5羽、まとまって見られました。
その中には、1羽の幼鳥も。
人間も動物も、幼い者がかわいらしく感じられるのはなぜでしょうか。

約1時間の研修を終え、鉄橋下に戻る途中、
ヨシ原にオオジュリンの姿も見られました。

今日も、大変勉強になった研修会でした。
モニタリングは、自然地の環境を継続的に調べることが第一義の目的ですが、
啓発効果も非常に大きいと、身をもって感じます。
来年は、荒川下流の各団体が、それぞれの自然地でモニタリングを実施しますが、
団体メンバーだけでなく、ぜひ地域の皆さんにもオープンにして、
荒川の自然について学び合う機会にできたらと思います。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 22:26 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
小松川自然地でモニタリング調査 [2011年12月04日(Sun)]
里川創造プロジェクトを進めている「小松川自然地」では、
10〜11月に、企業のボランティアの皆さんにご協力をいただいて、
外来植物セイタカアワダチソウの大規模な対策(刈り取り・抜き取り)を行いました。
対策の成果をはかり、どんな在来種が戻ってくるかを経過観察するため、
モニタリング調査を実施しています。

今日は、夏に続く、第2弾。

こちらは、セイタカアワダチソウを選択的に刈り取ったエリア。
チガヤが優先する低層草地が実現しています。
在来種のヨシ、キンエノコロなども点在、
向かって右にはオギの群落も見られます。



チヤガの合間にヨモギも



こちらは、セイタカアワダチソウを選択的に抜き取ったエリア。
紅葉したチガヤがきれいです。
在来種ですがツル性のツルマメが繁茂し、チガヤに覆いかぶさっていることと、
シナガワハギという外来種が出現した点が注目されます。



こちらは、セイタカアワダチソウを放置して経過を観察しているエリア。
全体が、背の高いヨシとセイタカアワダチソウの群落となっています。





今後は、モニタリング調査や対策の結果を評価し、
来年度のこの地での対策や、イベント、環境学習等の計画を進める予定です。
より豊かな生物多様性と、豊かな人の関わりの実現を目指して、
次の一歩を進めていきます。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 19:20 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ヒヌマイトトンボの生息地拡大作戦! [2011年11月26日(Sat)]
全国の河川から消えつつある絶滅危惧種ヒヌマイトトンボの復活を目指して、
モニタリング調査、専門家へのヒアリングなどを行ってきましたが、
唯一荒川で生息が確認されている某地において、
いよいよ、生息環境を整備する活動をスタートしました!

第一弾の今日は、
企業や市民団体のボランティアの皆さん、国土交通省、スタッフ計11名での作業です。
今日の作業は大きく3つ。

1.生息拡大予定地(成虫が確認されなかったエリア)のヨシ刈り

2台の刈り払い機と手刈りによる約2時間の成果はこちら。
あと数回の作業が必要です。

 冬の間にヨシを刈り取ると、翌年元気なヨシが密生して生えます。
 ヒヌマイトトンボの生息条件のひとつとして、
 同種を捕食する他のトンボ等の生物が侵入しないよう、
 「密生」が非常に重要になります。
 ヨシ刈りを手はじめに、生息環境の整備を進めていきます。


2.生息エリアのゴミと倒伏したヨシの取り除き

夏に成虫が確認されたエリア全体がこんな状況です。
ゴミや倒れたヨシを取り除いて、陸地化を防ぎます。


作業後は、こんなにきれいに。
でも、ゴミ、倒れたヨシともにまだまだたくさんあり、更なる作業が必要です。


3.水の流出を防ぐための土嚢(どのう)積み
 そして、ヒヌマイトトンボの生息環境として最も重要な条件である
 「ひたひたの水」を常に保つため、
 水が流れ出ている場所に土嚢を積む作業。
 

これによって、ヤゴの生育に最適な10cmの水位を保てるか、
経過を観察していきます。



朝の10時から午後2時までに亘った作業、
最後まで残ったボランティアの皆さんと共に、パチリ。
お疲れ様でした!


夏に発見したヒヌマイトトンボは、はかな気で、かわいらしく、
守り育てるに充分なモチベーションを与えてくれました。
市民の力で、ヒヌマイトトンボが普通に見られる、かつての下流河川の自然を取り戻すよう
皆さんのお力を借りながら、
この夢あるプロジェクトを進めていきたいと思います!(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 18:46 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
モニタリングサイトのセイタカアワダチソウ刈り [2011年11月22日(Tue)]
小松川自然地では、外来植物セイタカアワダチソウ対策を行っていますが、
その経過を観察するモニタリングサイト内の、セイタカアワダチソウ刈りに行って来ました。
先日、企業のボランティアの皆さんに大掛かりな刈り取りを行っていただきましたが、
背の高い草の陰などに残った小さな株の刈り取りのためです。


このように、よ〜く観ると
背の高いヨシやチガヤなどの間にひっそりと残っていました



地面に張り付いているように見える株を持ち上げてみると・・・長い茎が地を這っていました


ヨモギの茎に、クモでしょうか、越冬する姿も見られました



手前が約2時間かけて一人で刈り取った成果。
向こうの枯れた山は、企業ボランティアの皆さん約80人で20分で刈り取ったもの。
マンパワーのありがたさがわかります・・・


普段は、環境学習で子どもたちとわいわいやっている私、
草刈りは性に合わないように思っていましたが、
やってみると、意外に時を忘れて集中してしまうもの。
きれいにセイタカアワダチソウが刈り取られたサイトを見渡し、
すがすがしい気持ちで帰路につきました。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 14:10 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
外来植物対策の成果は [2011年11月20日(Sun)]
小松川自然地の様子を見に行って来ました。

今年は、10〜11月にかけて、多くの企業ボランティアの皆様のお力で、
小松川自然地の広範囲にわたって、
外来植物セイタカアワダチソウの抜き取り・刈り取りを行っていただきました。

対策をせずに放置して経過を観察するエリアも設けていますが、
昨年までは、この地のほとんどが、このような状態でした。


セイタカアワダチソウとヨシ(在来種)が背高く乱立する



手前がヨシ、中ほどがセイタカアワダチソウ、右奥がオギ(在来種)の群落


今年、はじめて抜き取り・刈り取りの対策を行ったエリアでは・・・

セイタカアワダチソウを選択的に刈り取り、オギが残った様子


セイタカアワダチソウを選択的に抜き取るエリア、刈り取るエリア、
そして、放置するエリアを設けて、
今年から、定期的なモニタリングを開始し、経過を観察しています。

オギやチガヤなどの在来種の原を戻し、
そこに在来動物が戻ってくることを願っています。(星)


船堀橋からスカイツリーを臨む             千本桜の紅葉とスカイツリー
Posted by 荒川クリーンエイド at 18:17 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
小松川自然地でモニタリング研修会(植物・昆虫編) [2011年10月18日(Tue)]
10月18日(火)、小松川自然地でのモニタリング研修会に参加しました。

荒川の自然環境について行政と協議する「荒川自然懇談会」による開催です。
荒川下流の自然地に関わる市民団体の皆さんが数多く集まっていました。
先月の底生動物・魚類につづいて、今日は植物・昆虫編。


下平井水辺の楽校・代表の中嶋先生を講師に
ひとつひとつ植物の見分け方を学びます


昆虫では、トンボ、バッタ、チョウ類などの同定にトライしました。

荒川下流の市民団体が集まり学び合うこのような機会は、とても貴重と感じました。
モニタリングを通して、楽しみながらレベルアップし、
市民による荒川の保全が進むよう願います。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 22:26 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「小松川自然地」に安全啓発の看板が立ちました [2011年10月09日(Sun)]
「小松川自然地」の都営新宿線鉄橋付近に、
この地で安全に遊ぶための注意を促す看板が立ちました!


・潮の満ち干によって、水面の高さが変わること
・干潟は、場所によって泥がとてもやわらかく深いこと
などが、イラスト共にわかりやすく伝えられています。

看板左下には、荒川での安全な活動の仕方について学べる
楽しい「イベントのちらし」が入れられるようになっています。


今は、秋の荒川クリーンエイドのリーフレット、
「荒川河川敷でゴミ拾いボランティア&昆虫観察と魚捕り」
(10/16下平井水辺の楽校)
などのちらしが入っています。

ちらしは自由に取ることができます。
お近くにお寄りの際は、ぜひ看板にご注目ください!(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 20:12 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「小松川自然地」で専門家の指導を受けました〜里川創造プロジェクト〜 [2011年10月09日(Sun)]
「里川創造プロジェクト」の最初の活動地である「小松川自然地」(江戸川区)が
関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選定された特典として、
9月29日、日本生態系協会の指導員の方々を同地にお招きし、
外来種対策やそのモニタリングの方法などについてご指導をいただきました。


近くに大きなマンションがたくさん建つ都心の自然地


「小松川自然地」は、荒川の右岸(海に向かって右)荒川河川敷の
船堀橋上流から都営新宿線下流の1.1kmに亘るエリア。

都心からのアクセスも非常によく、
水辺にはヨシやイセウキヤガラなど水質を浄化する植物が広がり、
干潟には、希少種のトビハゼや、ヤマトオサガニなど多種のカニもみられるなど、
都市にあっては豊かな自然を有しています。

この日は、2010年度より開始した、外来植物・セイタカアワダチソウの草刈りの方法や、
対策の成果を測るモニタリング調査の方法などについて
ご意見をうかがいました。

手前がセイタカアワダチソウのモニタリング・サイト。
昨年、抜き取り・刈り取りを行ったので、
セイタカアワダチソウが背高く茂っている背景との対比が明らかです。


地域や企業の皆さまと共に、自然に学びながら、
この地が、チガヤやオギなど在来種の原に多種多様の動植物がみられる
豊かな「里川」に育っていくことを願っています。(星)

※生物多様性の保全「里川創造プロジェクト」についてはこちらから
Posted by 荒川クリーンエイド at 17:41 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)