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今年度最後?の荒川学習サポート [2012年01月31日(火)]
1月31日、厚い氷の張る五色池で、
江戸川区内の小学校3・4による荒川学習が行われました。

この小学校は、この五色池で、春夏秋冬、
終日を使って荒川学習に取り組んでいます。
午前中は、ゴミ、水質、水生生物、昆虫、植物、野鳥などのテーマに分かれた調べ学習、
午後は楽しい遊びの時間を持っています。

冬の巻では、毎年、
ヨシ笛作り、ヨシズ編み、シノダケの弓矢など、
荒川の素材を使った楽しい自然遊びをしています。
今年は、あいにくこの日に雨天延期となったため、
午前の調べ学習のみとなってしまったのが、ちょっと残念。

それでも、最後の荒川学習となる4年生が3年生に教え、
引継ぎをしながら、活発に学習を進めていました。

こちらは、水質調査班。
CODとは・・・、荒川の水は橋の上から採るんだよ・・・
3年生に教えることがたくさん!



ふしぎなキノコ


この他、モズのはやにえ(トカゲの仲間のニホンカナヘビ)も発見!
冬の自然をたっぷり探索した子どもたちでした。
来年は、今の3年生が新3年生をリードします。
新4年生、頑張れ! (星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 20:32 | 環境学習・環境教育 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
荒川野鳥観察会に参加しました [2012年01月08日(日)]
1月8日、荒川クリーンエイドの実施団体、北区水辺の会さんの
荒川野鳥観察会に参加しました。
講師は、同会代表の太田桐 正吾さん。
2004年から月1回、「浮間公園〜北区・子どもの水辺」のルートで
野鳥調査を行い、データを公表されているそうです。

さて、浮間公園展望場からスタート。


寝ぐせのような冠羽がひょうきんな キンクロハジロ、
ピンと上を向いた長い尾羽の オナガガモ、
頭からおでこの白いラインが印象的な ヒドリガモなどが
群れを成して泳いでいました。



こちらは、手前が ホシハジロ、
奥は、赤いくちばしがかわいらしい バン


この他、荒川ではお馴染みのユリカモメ、カワウ、コサギ、アオサギ、
カルガモ、コガモ、オオバンなども見られました。

池の奥に、カメラマンが大勢集まる先に、人気者のカワセミが現れました。
腕が悪くお恥ずかしいですが、筆者もパチリ。
華やかでかわいらしく、スターだけのことはあります。


浮間公園から荒川へ。
マラソンのため公開されていた、赤羽ゴルフ場の中を通って野鳥を探します。
カワラヒワ、シジュウカラ、モズ、アオジ、そしてコゲラが見つかりました。
ゴゲラはキツツキの仲間ですが、しま模様のセーターのような柄で、
枝と枝の間をせわしなく飛び移りながら、木をつついて虫を探す姿は
とても愛らしいものでした。


こちらは、アレチウリやクズなどのツル性植物が覆いかぶさり、樹が枯れかかっている様子。
現代の河川では、洪水による自然の大きな「かく乱」が起こりにくいため、
代わりに、人間による適度な管理が必要となる。
ここは、身近な自然においては、「放置することが自然ではない」
ことを証明するよいモデルである、と太田桐さん。


ゴルフ場を出て、荒川沿いを北区・子どもの水辺に向かいます。


こちらは、イソシギ。
白くてまあるいお腹がとてもかわいらしいです。


北区・子どもの水辺では、めずらしい イカルチドリが4羽、
木工沈床(木枠と石の消波堤)の上で、日向ぼっこをしている姿が、
また、ワンドの水辺に、くちばしの長〜い タシギが3羽、
ちょこんと並んで、たたずんでいる様子を見ることができました。

冬の荒川の鳥たちにすっかり魅了された一日でした。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 17:16 | 荒川 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
モニタリング研修会(野鳥編) [2011年12月09日(金)]
12月9日、小松川自然地で、
荒川自然懇談会主催のモニタリング研修会第3弾(野鳥編)が開催されました。

冷たい霧雨が降る中、熱心なたくさんの皆さんが集まっていました。
今日の講師は、荒川クリーンエイド・フォーラム副代表理事でもあり、
自然懇談会の代表でもある、栗林さん。



さっそく、数羽のカモが眼下に。
資料の特徴と照らし合わせると、ホシハジロとキンクロハジロでした。
と、鉄橋の上に、荒川ではポピュラーな猛禽類、チョウゲンボウを発見!
鉄橋の穴などに巣を作るのだそうです。

鳥たちは、皆同じ方向を向いているのはなぜでしょう、
講師から質問が出されます。
鳥たちは、風の方向を向いている、そうすることによって、
毛が逆立たず、体温を保つことができるのだそうです。
寒い冬の川にあって、40℃の体温を保っているのはすごいなあと思います。



都営新宿線の鉄橋から下流に進むと、
アオサギが5羽、まとまって見られました。
その中には、1羽の幼鳥も。
人間も動物も、幼い者がかわいらしく感じられるのはなぜでしょうか。

約1時間の研修を終え、鉄橋下に戻る途中、
ヨシ原にオオジュリンの姿も見られました。

今日も、大変勉強になった研修会でした。
モニタリングは、自然地の環境を継続的に調べることが第一義の目的ですが、
啓発効果も非常に大きいと、身をもって感じます。
来年は、荒川下流の各団体が、それぞれの自然地でモニタリングを実施しますが、
団体メンバーだけでなく、ぜひ地域の皆さんにもオープンにして、
荒川の自然について学び合う機会にできたらと思います。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 22:26 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
小松川自然地でモニタリング調査 [2011年12月04日(日)]
里川創造プロジェクトを進めている「小松川自然地」では、
10〜11月に、企業のボランティアの皆さんにご協力をいただいて、
外来植物セイタカアワダチソウの大規模な対策(刈り取り・抜き取り)を行いました。
対策の成果をはかり、どんな在来種が戻ってくるかを経過観察するため、
モニタリング調査を実施しています。

今日は、夏に続く、第2弾。

こちらは、セイタカアワダチソウを選択的に刈り取ったエリア。
チガヤが優先する低層草地が実現しています。
在来種のヨシ、キンエノコロなども点在、
向かって右にはオギの群落も見られます。



チヤガの合間にヨモギも



こちらは、セイタカアワダチソウを選択的に抜き取ったエリア。
紅葉したチガヤがきれいです。
在来種ですがツル性のツルマメが繁茂し、チガヤに覆いかぶさっていることと、
シナガワハギという外来種が出現した点が注目されます。



こちらは、セイタカアワダチソウを放置して経過を観察しているエリア。
全体が、背の高いヨシとセイタカアワダチソウの群落となっています。



一面、クズ(在来種のツル性植物)が覆いかぶさり圧倒しています。
来年は、クズの対策もできるとよいね、とスタッフで話しました。


今後は、モニタリング調査や対策の結果を評価し、
来年度のこの地での対策や、イベント、環境学習等の計画を進める予定です。
より豊かな生物多様性と、豊かな人の関わりの実現を目指して、
次の一歩を進めていきます。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 19:20 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ヒヌマイトトンボの生息地拡大作戦! [2011年11月26日(土)]
全国の河川から消えつつある絶滅危惧種ヒヌマイトトンボの復活を目指して、
モニタリング調査、専門家へのヒアリングなどを行ってきましたが、
唯一荒川で生息が確認されている某地において、
いよいよ、生息環境を整備する活動をスタートしました!

第一弾の今日は、
企業や市民団体のボランティアの皆さん、国土交通省、スタッフ計11名での作業です。
今日の作業は大きく3つ。

1.生息拡大予定地(成虫が確認されなかったエリア)のヨシ刈り

2台の刈り払い機と手刈りによる約2時間の成果はこちら。
あと数回の作業が必要です。

 冬の間にヨシを刈り取ると、翌年元気なヨシが密生して生えます。
 ヒヌマイトトンボの生息条件のひとつとして、
 同種を捕食する他のトンボ等の生物が侵入しないよう、
 「密生」が非常に重要になります。
 ヨシ刈りを手はじめに、生息環境の整備を進めていきます。


2.生息エリアのゴミと倒伏したヨシの取り除き

夏に成虫が確認されたエリア全体がこんな状況です。
ゴミや倒れたヨシを取り除いて、陸地化を防ぎます。


作業後は、こんなにきれいに。
でも、ゴミ、倒れたヨシともにまだまだたくさんあり、更なる作業が必要です。


3.水の流出を防ぐための土嚢(どのう)積み
 そして、ヒヌマイトトンボの生息環境として最も重要な条件である
 「ひたひたの水」を常に保つため、
 水が流れ出ている場所に土嚢を積む作業。
 

これによって、ヤゴの生育に最適な10cmの水位を保てるか、
経過を観察していきます。



朝の10時から午後2時までに亘った作業、
最後まで残ったボランティアの皆さんと共に、パチリ。
お疲れ様でした!


夏に発見したヒヌマイトトンボは、はかな気で、かわいらしく、
守り育てるに充分なモチベーションを与えてくれました。
市民の力で、ヒヌマイトトンボが普通に見られる、かつての下流河川の自然を取り戻すよう
皆さんのお力を借りながら、
この夢あるプロジェクトを進めていきたいと思います!(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 18:46 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
モニタリングサイトのセイタカアワダチソウ刈り [2011年11月22日(火)]
小松川自然地では、外来植物セイタカアワダチソウ対策を行っていますが、
その経過を観察するモニタリングサイト内の、セイタカアワダチソウ刈りに行って来ました。
先日、企業のボランティアの皆さんに大掛かりな刈り取りを行っていただきましたが、
背の高い草の陰などに残った小さな株の刈り取りのためです。


このように、よ〜く観ると
背の高いヨシやチガヤなどの間にひっそりと残っていました



地面に張り付いているように見える株を持ち上げてみると・・・長い茎が地を這っていました


ヨモギの茎に、クモでしょうか、越冬する姿も見られました



手前が約2時間かけて一人で刈り取った成果。
向こうの枯れた山は、企業ボランティアの皆さん約80人で20分で刈り取ったもの。
マンパワーのありがたさがわかります・・・


普段は、環境学習で子どもたちとわいわいやっている私、
草刈りは性に合わないように思っていましたが、
やってみると、意外に時を忘れて集中してしまうもの。
きれいにセイタカアワダチソウが刈り取られたサイトを見渡し、
すがすがしい気持ちで帰路につきました。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 14:10 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ゴミが生き物に与える影響を考えるワークショップ [2011年11月21日(月)]
荒川クリーンエイドの発展学習として、小学校5年生の
「ゴミが生き物に与える影響を考えるワークショップ」に行って来ました。

ゴミが生態系に与える3大ダメージである以下の点について
どんなゴミがどんな生き物にダメージを与えるのかを考え、まとめて、
発表するというものです。
1.ヨシ原をおおう
2.ゴミが生き物にからまる
3.エサと間違えて飲み込む

まずは、3つのテーマに分かれてグループワーク

4年次に、生物を中心に荒川で探求学習を行った子どもたち、
荒川の生き物のイメージは容易にわくようでした


まとめた結果を発表してもらいました。

制作途中は、どうまとめるか悩んでいた班も
それぞれのゴールにたどり着きました


1.「ヨシ原をおおう」課題に取り組んだ班は・・・

ヨシ原が枯れると、生き物のすみかがなくなる点を中心に、
食物連鎖により生態系全体がくずれること、
窒素やリンを吸収するヨシが枯れると、水が汚くなるといった点も発表されました


2.「ゴミが生き物にからまる」課題に取り組んだ班は・・・

エサを食べられなくなる、呼吸ができなくなる、
傷つく、動けなくなるなど、ほとんどの害が挙げられました


3.「エサと間違えて飲み込む」課題に取り組んだ班は・・・

プラスチックや発泡スチロールが細かくなってエサと間違えやすくなること、
内臓につまって食べ物が食べられなくなること、のどにつまって窒息することなど
こちらも、ほとんどの害を挙げることができました


解説が必要ないほど、子どもたちの発表は充実していましたが、
ヨシの働き、プラスチックゴミの多さや害について補足説明を行いました。

6年次には、さらに別のテーマで、荒川を通して見える環境問題について
学ぶ予定です。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 22:36 | 環境学習・環境教育 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
『荒川ゴミ物語』〜ゴミはどこから来てどこへ行くの?〜 [2011年11月21日(月)]
先週の荒川クリーンエイドに続き、江戸川区内の小学校4年生の
ワークショップ『荒川ゴミ物語』のサポートに行ってまいりました!

クリーンエイドの後、子どもたちは、
こんなふうに感想をまとめていました。

ゴミはなぜ川岸にたまっているんだろう、
どんな影響があるんだろう、といった疑問、
そして、発泡スチロールの破片など細かいゴミにも興味を持ったようです


今日のワークショップでは、荒川で拾ったゴミの中から一つを選んで、
そのゴミが、どんなルートで荒川に入り、そして、
もし拾われなかったら、そこでどうなっていただろう、
または、その先、どこへ行ってどうなっていただろう、
ゴミを主人公とした物語を、4こまマンガにまとめてもらいました。


4こまマンガ制作中
じっくりと真剣に、ゴミがどのように荒川にやって来たのか、考えていました


こんな力作がたくさん出来上がりました。


他にも、子どもたちが作ったゴミの物語は、
・宅急便で配達された発泡スチロールの箱は、キャンプ場のヨシ原で捨てられ、
 細かくばらばらになりました。
・荒川でペットボトルの飲み物を飲んだ人が、キャップを捨てて、それが川に入り、
 魚がえさと間違えて飲み込んで、魚は死んでしまいました。
・荒川で、お弁当が入っていたレジ袋が風に飛んだけれど、
 追いかけなかったので、袋はそのまま川に入り、流れて行きました。
などなど・・・

解説では、
・ヨシ原のゴミのほとんどは、上流から流れて来たものであること、
・不法投棄の問題、
・荒川のゴミは、東京湾に流れ、さらに世界の海を漂うこと、
・海のゴミの約7割は、川からやって来ること 
などを紹介し、
最後に、荒川のゴミをなくすにはどうしたらよいか、考えました。

今後、子どもたちは、ゴミの発生や、ゴミがもたらす害などについて
さらに学習を進める予定です。(星)
Posted by 荒川クリーンエイド at 21:27 | 環境学習・環境教育 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
外来植物対策の成果は [2011年11月20日(日)]
小松川自然地の様子を見に行って来ました。

今年は、10〜11月にかけて、多くの企業ボランティアの皆様のお力で、
小松川自然地の広範囲にわたって、
外来植物セイタカアワダチソウの抜き取り・刈り取りを行っていただきました。

対策をせずに放置して経過を観察するエリアも設けていますが、
昨年までは、この地のほとんどが、このような状態でした。


セイタカアワダチソウとヨシ(在来種)が背高く乱立する



手前がヨシ、中ほどがセイタカアワダチソウ、右奥がオギ(在来種)の群落


今年、はじめて抜き取り・刈り取りの対策を行ったエリアでは・・・

セイタカアワダチソウを選択的に刈り取り、オギが残った様子


セイタカアワダチソウを選択的に抜き取るエリア、刈り取るエリア、
そして、放置するエリアを設けて、
今年から、定期的なモニタリングを開始し、経過を観察しています。

オギやチガヤなどの在来種の原を戻し、
そこに在来動物が戻ってくることを願っています。(星)


船堀橋からスカイツリーを臨む             千本桜の紅葉とスカイツリー
Posted by 荒川クリーンエイド at 18:17 | 生物多様性の保全 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
小学校4・5年生が荒川クリーンエイドに参加 [2011年11月14日(月)]
2011年11月14日、江戸川区内の小学校4・5年生が、
下平井水辺の楽校で荒川クリーンエイドを行い、そのサポートに行ってまいりました!

子どもたちは「小学生のためのクリーンエイドのしおり」
クリーンエイドの目的や手順を予習、ワーストゴミ予想なども行っており、
モチベーションも上々です。

9月の台風で流れてきた大量のゴミは、10月のクリーンエイドできれいに片付けたのに、
1ヵ月の間に、たくさんのゴミが溜まっていました。


ゴミ調査カードを使って、種類別に数えながら拾います



大きなゴミも、力を合せて運び出します



今荒川で一番多いゴミ、ペットボトルの調査も行いました



ゴミ拾いの後は、「ふりかえり」の時間
班ごとに、種類別のゴミ数を集計してから、気づいたことをみんなで共有します


≪子どもたちから聞かれた主な感想≫
・そんなにゴミがないと思ったけれど、ヨシ原にたくさんあってびっくりした
・なんでゴミを捨てる人がい多いのか!
・ビンやペットボトルなど、みんなが普段使っているものばかりだった
・注射器やビンのかけらなど危険なゴミ、よくわからないゴミもあった
・荒川にはたくさんの生き物がいるから、ゴミを出さないでほしい
・授業でゴミ拾いに参加したけれど、今度は自分から拾うようにしたい


最後に、拾ったゴミの前で記念撮影
たくさん拾ったぞー、オー!


今後は、学校に帰って、拾ったゴミの数をグラフにして、
どんなゴミが多かったのか、予想とどう違ったのか、
荒川のゴミはどこから来たものかなど、事後学習に取り組みます。

1年間の荒川学習も、いよいよまとめの時期に入ります。
子どもたちの目には、荒川からどんな地球の問題が見えたでしょうか。(星)

※「クリーンエイドとゴミの学習プログラム」については、こちらからご覧になれます。
Posted by 荒川クリーンエイド at 17:13 | 環境学習・環境教育 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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