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癒倉のAOP
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藤島辰也
被災地での癒倉 (05/18)
まさとん。
被災地での癒倉 (05/18)
藤島辰也
静岡新聞に掲載されました。 (05/14)
まさとん
石巻牡鹿に「癒倉」発送!! (05/14)
まさとん
石巻牡鹿に「癒倉」発送!! (05/14)
藤島 辰也
石巻牡鹿に「癒倉」発送!! (05/11)
まさとん
石巻牡鹿に「癒倉」発送!! (05/11)
<震災関連死>「避難所疲れ」原因が47%…復興庁調査<毎日新聞 7月12日(木)22時16分配信> [2012年07月13日(Fri)]

 復興庁は12日、東日本大震災の被災者が避難所などで体調を崩して亡くなる「震災関連死」について、原因調査の中間報告を発表した。死亡原因として「避難所生活の肉体・精神的な疲労」が半数近い47%に上り、最多。次いで「避難所への移動による疲労」(37%)、「病院の機能停止による既往症の悪化」(24%)の順となった。死者の9割が70歳以上の高齢者だった。

 中間報告は12日、関連死の原因・対策に関する関係省庁の検討会で報告された。復興庁は3月末に震災関連死と認定した1632人のうち、岩手、宮城、福島の3県18市町村の1263人を調査。6月末までに529人分の死因を集計した。

 死亡診断書などによる調査で最も多かったのは、避難所生活の肉体・精神的疲労による249人。具体的には「断水してトイレが不備な環境で水分を控えた」「避難所の狭いスペースに詰め込まれ疲労困憊(こんぱい)した」などの事例が報告された。

 病院の機能停止による127人については、病院職員がほとんど避難し適切な治療が受けられなかったり、食事がままならず、余震の危険から点滴も外されるなど、深刻な事例が相次いだ。原発事故に起因するストレス死も21人に及び、「家族と面会できなくなり、心身ともにストレスを受けた」「放射能への不安」などの例が紹介された。

 復興庁は今後の課題として、転院先に患者のカルテなどを引き継ぐことや、家族と離れて遠方に転所したことのストレス解消の必要性などを指摘した。残る約700人分の調査も早急に進める。【岡崎大輔】

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「避難所生活の肉体・精神的な疲労」が半数近い47%。とてもショッキングなデータですね。
蓮華寺池公園 [2012年04月29日(Sun)]

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藤の花の甘い香りっていいですよね。

以前行ったことのある、藤枝市蓮華寺池公園の藤棚が忘れられなくて、
本日17年ぶりに行ってきました。

五月晴れの青空の下で蓮華寺池に元気に泳ぐ鯉のぼりと、紫色の藤の花、甘い香りは本当に素晴らしい!

甘く切ない香りと爽やかな薫風、目に鮮やかな紫色の藤が風に揺れる様は
この季節にしか感じることが出来ませんよね。

蓮華寺池公園には桜も菖蒲もシャクナゲも咲き、アスレチック広場やボートもあります。
なんと、古墳もあるようです!!

「この公園の近くに住んでいたら毎日ウォーキングに来たいな」と思いながら
東名高速道路にのって帰路につきました。

たくさん歩いて帰りの運転は眠くてたまりませんでした。

「また行きたい!」と思わせる公園です。皆様も是非訪れてみてください。
fuji 2.jpg
富士山レーダー [2012年04月23日(Mon)]

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1964年〜1999年まで富士山頂で気象観測をしていた富士山レーダー。
その実物が移設展示されていることを今日まで知りませんでした。

この巨大な構造物をどうやって富士山頂まで運んだのか、大変な苦労があったのだろうと思います。

天気予報は今では必要かつ不可欠な正確な情報。

しかし私の親世代が子供だったころは気象観測の発達は今ほどでなく、台風被害に自然の恐ろしさを幾度となく体験していたようです。

自然災害に遭うたびに人間は知恵を絞り対策を考え科学技術を発展させてきました。
人間は凄い!と思います。

「ひまわり」を宇宙に飛ばせることが出来たのだから、これからは日本と世界が抱えるエネルギー問題や自然破壊の問題の解決策を人間の英知で一日でも早く見出してもらいたいと思います。

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■■■祝!新東名■■■ [2012年04月14日(Sat)]

駿河湾沼津

4月14日開通当日、友人に誘われて、ふらっと出かけてきました。
うわさ通りSAのトイレは素晴らしかったです。
まるで豪華ホテルの一室のようでした。さすが『プレミアムトイレ』です!

新東名が山の中を走っていることは、走行中の移り変わる景色の中に感じました。
『上』なんです。針葉樹の先端と視線が同じになるほど橋脚が高いのです。

静岡県は海沿いに東名がはしる個所があり、台風の高波で道路が通行止めになることもしばしばありました。
自然災害に弱い道路だということは誰もが感じていたと思います。
でも、これなら津波が襲ってきても大丈夫だろうと思いました。
と同時に、これだけの大事業をこれだけのスピードで成し遂げたということは、
大地震の危険が差し迫っていることに国が危機感を覚えたからなのだろうと思いました。

大地震・富士山噴火は近いのですね……怖いです。

大災害が起きてもうろたえることのないように日頃から、
非常持ち出し品の準備と、家具の地震対策、避難経路の確認等をしっかりしていかないといけませんね。
<スマトラ島沖地震>1メートルの津波観測、沿岸で引き潮 [2012年04月11日(Wed)]

スマトラ島でまた大きな地震が起きましたね。
昨年の3.11の恐怖が思い出されます。

世界中のあちらこちらで異常気象が続いて、
地球はどうなってしまうんだろうか…と不安を感じます。

昨年、福島が原発事故の恐ろしさを実証したのだから、
地震大国日本での原発再稼働はありえないでしょう、
と思うのですが皆様はいかがお考えでしょうか?

電力が足りないなら節電をしましょう。
経済の発展が環境を悪化させているのなら、
環境産業のような新分野の研究開発に経済界はシフト出来ないでしょうか?
賢い人たちに是非考えてもらいたいです。

私は、地球環境のために、日本の未来のために、
小さなことでも出来ることを継続して続けていきたいと思います。

私の場合は…まずは節電とゴミの分別・リサイクルですね。
春の一日 [2012年04月09日(Mon)]

春真っ盛りの先週、横浜中華街へ行ってきました。
少し前、津波予測が改定・発表され、地震も頻繁に起きていますから少し心配でしたが、春うらら、気分はルンルン、美味しく楽しい時間を過ごしてきました。
『まず、食事!』で、入った広東料理店の豪華内装にビックリ!カリカリなのにふっくらモチモチの食感の『ゴマ団子』は、上品な甘さでBIGで美味!!肉汁たっぷり、ジューシーな『揚げしゅうまい』も美味しかった〜♪

満腹の後は手相占いにGo!
ずっと気になっていた、しわくちゃな私の手の平。

思い切って「はい!」と差し出したら、『あなた、良い手相だね。見たことないよ。大器晩成型だよ。』と言われ、最高にHAPPY♪♪

やっぱり本場は違うね!と良い気分になれた大満足の一日でした。

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全国の都道府県、危機管理のご担当者に資料を送付しました。 [2011年08月23日(Tue)]

「癒倉」は政府・官公庁、地方自治体、ライフライン各社に有事に備えて備蓄してもらう事で、万一の時に迅速に被災地へ提供できます。
AOPではより多くの公助、危機管理のご担当者様に「癒倉」を知っていただこうとパンフレットなど資料を送付させていただきました。是非、今後の支援計画のひとつに「癒倉」をご検討下さい。

東日本大震災3カ月 避難長期化「プライバシーがない」急増 被災者300人アンケート [2011年07月02日(Sat)]

岩手県宮古市田老(たろう)地区と同県陸前高田市、仙台市の3カ所で実施した被災者300人アンケートでは、長期にわたる避難所生活が、どのように変化したかを1カ月ごとの時間の経過と合わせて聞いた。

強度のストレス
足りなかったものや困ったことは、地震発生から1カ月目(3月11日〜4月10日)では、3地点のいずれも水、食料、衣類という生活に不可欠な物資の回答が多かった。

2カ月目(4月11日〜5月10日)に入ると、不足して困っていることに「プライバシー」の項目が急増した。3地点とも30%以上を占め、3カ月目(5月11日〜)は陸前高田で54・0%、田老で44・6%と高い割合を占めた。

2カ月目以降は要望も多様化した。「現金がなくて困る」と回答した割合が増加。仙台では「電化製品」のほか、読書やテレビ、パチンコなどの「娯楽」がないとの意見もあった。

被災者の体調の変化についても聞いた。震災直後は風邪や肺炎など呼吸器系疾患を訴える人が多く、いずれの地点も1カ月目は回答者の半分以上にのぼった。

2カ月目からは、強度のストレスや鬱病などの症状を訴える人が目立つようになった。地域的な特徴としては特に田老で3カ月目に入り、強度のストレスを感じる人が26・3%と3地点中で最も多くなっている。

肩こりや腰痛、夜間眠れないことによる睡眠不足をあげた回答も目立ち、長引く避難所での生活で被災者が心身ともに疲労やストレスを蓄積していることをうかがわせた。

再開遠く
一方、震災の影響で、今も「仕事を再開できない状況が続いている」と答えた人は全体の31・0%。3地点のうち割合が最も高いのは田老の36・8%だった。ワカメやアワビ、ウニなど海産物の産地である田老では、津波でほとんどの海産物の養殖施設や海沿いにある加工場が流され、多くの漁師が漁船を失ったことに起因すると考えられる。

田老では、仕事を持つ回答者のうち漁業(兼業を含む)が100人中27人と最も多かった。このうち7割以上が再開のめどは立たないと回答した。

農家への影響の深刻さもうかがえた。仙台では「仕事を再開できない」と答えた人が全体の3割近くいたが、このうち農業を職業とする人は全員、「再開できない」と回答した。

震災の影響を受けていないと答えた人の割合は40・7%、一時中止を経て仕事を再開できたという人は25・5%を占めた。

■まとまった金額
義援金についても聞いた。1人当たり必要な義援金の金額は「1001万円以上」と答えた人が全体の31・1%と最多。仙台では全回答者の49・5%が、そう求めていた。ほかは「301万〜500万円」(16・0%)や「501万〜1000万円」(12・6%)が多く、住宅再建や仕事の再開などでまとまった金額を必要とする被災者が多いとみられる。




産経ニュースより
読売新聞(ヨミドクター)より:拒否される心のケア…被災者、質問に辟易 [2011年06月22日(Wed)]

「心のケアが避難所で拒否されている」。こんな話を被災地の医師から聞いた。

 5月半ば、突然の電話に、看護師の阿部幸子さん(53)は耳を疑った。岩手県赤十字こころのケアセンター統括として、避難所に「日赤こころのケアチーム」を派遣しているが、現場の保健師が、「避難所では『心のケア』と名乗らないで」と言ってきたのだ。

 「何かご迷惑でも……」。心配して尋ねると、保健師はこう説明してくれた。

 「心のケアと掲げる色々なチームが避難所を訪れ、被災者に質問するので、被災者が辟易(へきえき)して、他の避難所に移りたいと言うのです」

 確かに5月初めの週末、ある避難所では、精神科医、看護師、心理カウンセラーなど専門職のチーム、市民ボランティアなど、十数のチームが、心のケアと書かれた札や腕章をつけて被災者を訪れ、活動していた。

 4月に宮城県南三陸町の避難所で会った79歳の女性を思い出した。津波で娘を失ったつらさを私に、「誰でもいいから聞いて、という思いと、そっとしておいて、という気持ちが行き来するの」と訴えていたのだ。

 岩手県内の避難所を歩いた看護師出身の衆議院議員、山崎摩耶さん(64)は「心と言えば、精神科と思う人も多い。でも、何より気になるのは、心のケア『してあげる』というおごった姿勢。ケアは傍らに寄って行うものです」と指摘する。


 「心のケア」は、1995年の阪神大震災後、被災者の心理的支援の必要性を叫ぶ言葉として登場した。復興過程では心的外傷後ストレス障害(PTSD)専門施設、「兵庫県こころのケアセンター」ができた。初代所長の精神科医、中井久夫さんを神戸に訪ねた。

 避難所の話に中井さんは「心のケアは、そううたって何かするというものではない」という。

 「神戸では、被災者の心のケアを、一人にしない、体験を分かち合う、生活再建、の3段階で考えました。今回『寄り添う』という言葉を聞くが、その通りです。震災後、100日くらいで被災者の向き合う相手は自然から人間に移り、苦痛の質も変わってきます。まさに今からです」

 隣人として患者に接する医師など、寄り添う姿は今回の取材でも心に残る。被災者の怒りが人に向き始めてきたこともうなずける。

 心のケア――その意味は必ずしも明らかにはならなかったが、被災者の苦しみに思いを重ねることから始まるのだと思う。(編集委員 南 砂)

読売新聞(ヨミドクター) 6月22日(水)15時44分配信

記事URL

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プライバシーを訴求するAOPですが「心」のこと。とてもデリケートな問題ですね。
本当の「癒倉」をこれからも [2011年06月08日(Wed)]

子供を亡くした親、親を亡くした子供たち、一瞬にして一人ぼっちにされた数多くの方々…
言葉に出来ない悲しみと、今後の生活が見えてこないとてつもない不安で押し潰されそうな毎日、どこにも頼るところが無い孤独感を抱えて耐え忍んでいる多くの被災者。
膝を抱えて泣きたい夜を幾つも数え、孤独と戦いながら自分を見つめる一人になれる空間が欲しいと思う被災者は、数多くいるはずです。
そのために「癒倉」は必要だとAOPは考えます。
時間の経過とともに避難所内では生活ができあがり、秩序と平等を重んじる日本社会では、後から配備された癒倉を一部の人が利用することは難しい現実が顕著に表れました。
一人静かに寝るだけのスペースを確保したいと思ってもそれが出来ない避難所は、健康な人間であっても精神的に追い詰められます。避難所生活が長引けば長引びくほど、被災者の精神状態は悪化します。健康な精神状態を保つために一人になれる空間の必要性は大です。
官公庁、危機管理、避難所運営者の立場と、ユーザーの需要には大きな隔たりがあります。
阪神淡路大震災で問題が顕著になった「関連死」はそのギャップから生じた二次的被害だと思います。今回の震災ではどうでしょうか?「関連死」を防ぎたい想いから癒倉は開発されました。同じことを度重なる震災で繰り返したくないのです。
備蓄性やコストも重要ですが、どうか被災者の「心のケア」を二の次にしないで下さい。
どうか「癒倉」の付加価値に気付いて下さい。

毛布などの布を側面にかければ「一人」の空間が。
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