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IL-2の治療期間について[2007年07月01日(Sun)]
Kangarooさん からも質問をいただいていた
「インターロイキン2はどれくらいの期間どのようなタイミングで続けましたか?」
については、同様の質問を個メールでもいただきました。
おそらく、このページに辿り着いた方も、関心のあるところだと思いますし、
そもそも、そういった具体的な情報を載せるために、このブログを作ったわけです。

私の場合は、次のような治療時期・期間でした。

1994年8月18日、通院開始
1994年9月28日、手術
1994年11月24日〜11月27日、IL−2の試験的投与
1995年2月6日〜2月19日、IL−2の第1回入院
1995年7月31日〜8月16日、IL−2の第2回入院
1996年1月17日〜1月30日、IL−2の第3回入院
1996年7月31日〜8月15日、IL−2の第4回入院
1996年12月4日〜12月10日、IL−2の第5−1回入院
1997年2月3日〜2月11日、IL−2の第5−2回入院
1997年8月8日〜8月19日、IL−2の第6回入院

治療を始めるにあたって、医師から説明があった治療時期・期間は、
半年に1回に2週間程度の入院による投与で、それを1クールとして、6クール必要、
ということでした。
上記の中で、1996-97年冬が、5-1回、5-2回、と分かれているのは、
その時期は、諸般の事情により、2週間も入院なんてしてられなかったので、
主治医に相談したら、1週間投与〜インターバル〜1週間投与のクールでもいい、
ということだったので、こうなりました。

皆さんの最近の例を拝見すると、通院治療をなさっているようですね。
これは全くの私の”邪推”なのですが、(1)症例が積み重なって治療法が少しづつわかってきた、(2)昨今の医療制度改正により、病院側に入院治療のインセンティブが働かない、といった理由から、通院治療になっているのかもしれません。
(調べて書いているわけではないので、”邪推”です。ですが、私の母も、1年ほど前に子宮がんの手術・治療を受けた際、手術後は通院だったので、そんなに間違ったカンではないと思いますが)

・・・いや、待てよ。
書きながら、思い出してきましたが、
そういえば、通院バージョンの治療(投薬クール)もあるような話しを、
当時から、主治医から聞いたような記憶がうっすらと・・・

が、事実としては、私のIL−2(インターロイキン−2)の治療は、上記の期間でした。
そして、投与しているときは、副作用として、血圧異常が心配されるので(下がると危険、だったのかな?)、投薬中は、15分間隔(だったか?)でバイタル(体温、血圧)を測る厳戒体制で、投薬終わってからも、水分?点滴を24時間ずっとつけている、なんだか、すごいことになっていました。
(外出・外泊するときも、液で固めて、点滴管は包帯でグルグル巻きにしてつけっぱなし。この状態をみると、他の人はビビりますが、本人は、もう慣れた風景なので、針を刺しなおすより、限界までつけっぱなしの方が、よほど痛くないのでした。)

という、厳戒態勢だったのですが、本人は、さほど、副作用にも苦しまずに(全く、ないわけではありませんが)、ケロっとしていたので、大変だったのは、むしろ、看護師さん達じゃないか、と(^^ゞ
(副作用でむくれるかもしれないからと、体重も測りなさい命令もでていましたが・・・三食昼寝付で、単純に太りました・・・)

なお、「自己細胞を増殖させてIL-2と共に体内に点滴で戻す免疫療法」もあると聞いていますが(ちらっと、そんな文章を読んだ記憶もありますが)、
たぶん、その方法ではなく、IL-2の投与だけ、だったと思います。

副作用や、入院乗り切り豆知識、については、後日、また。