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一斉産卵 第2弾 [2008年06月23日(月)]
6月21日に、阿嘉島のマジャノハマにて一斉産卵がありました。
ただし、5月の一斉産卵よりも規模は小さかったようです。

それでも数種類のミドリイシサンゴが産卵したのが確認できて、
実験用にも採卵できたようです。
いつものように受精の手助けをしてあげています。

 

パラオからの研修生ジェイくんは、サンゴの種苗生産の技術を習得するため
毎日一生懸命サンゴの世話をしています。








研究所ではサンゴの種類毎に水槽を用意するため、
たくさん並んで歩くのも大変な状態になってしまいました。





今年の産卵では、残念ながらマジャノハマに2005年に移植したサンゴは産卵しなかったそうです。
やはり卵から育てたサンゴが次世代を産み出すようになるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。

産卵のその後(2) [2008年06月20日(金)]
☆今までの流れ☆
一斉産卵しました
産卵が過ぎて・・・
産卵のその後(1)



昨日の夜9時40分、2種類のミドリイシサンゴが研究所の水槽で産卵したそうです。
写真は卵を採るために事前に水槽に入れておいたサンゴの産卵の様子です。

この一つ一つの粒の中に精子と卵子が入っていて、水面でプチッとはじけて混ざると受精して受精卵になるのです。
実はこの後、研究員が手を入れて水槽をゆっくりかき回して水の勢いではじけるのを促して受精させました。水流が無い水槽の中の受精卵は、そのままにしておくと水槽の縁に溜まってしまい酸欠になって死んでしまいます。そこで研究員が様子を見ながら水を動かして縁から離したり水を替えてあげたりします。自然界と比べると少し過保護に見えるかもしれませんが、大切な受精卵を有効に利用するためには必要だそうです。



阿嘉島のマジャノハマではまだ産卵は観測されていないようなので、今晩あたりどうでしょうか?



そしてタイルに付いた5月の産卵で生まれたサンゴはいけすの中で過ごしていますが、産卵から2週間が経ちタカセガイが仲間になりました。同じカゴに小さいタカセガイをいれてあげると、サンゴが育つのに必要な日光をさえぎる藻を一生懸命食べてくれます。

水深3mほどに下げたかごの中です。
手前右側に縦になったタイルが並べてありますが、真ん中のタイルに2匹、奥のパイプに1匹くっついているのを発見。1つのカゴに7ミリ程度の大きさのタカセガイ約500〜700個を入れるそうです。

   

  



これからはカゴについた藻をタワシでこすり落としたりサンゴの周りの藻類が増えたらタカセガイを追加しながら成長を見守ります。
産卵のその後(1) [2008年06月10日(火)]
☆今までの流れ☆
一斉産卵しました
産卵が過ぎて・・・



阿嘉島での産卵から1週間以上たちました。タイル基盤に着生しているサンゴの数を数えました。
顕微鏡で一枚ずつタイルを見ながら1ミリほどの赤ちゃんサンゴをカウントしていきます。


この作業をしておくと、着生したサンゴの赤ちゃんのうち何%が大きく育っているのか等を知ることができます。基盤によって着生数はまちまちですが、多い基盤では1000個体以上のサンゴの子供が着生していました。
この中からどのくらいのサンゴが大きくなるのか…いっぱい残ってほしいですね。



阿嘉島の港の一部を借りて、いよいよいかだにカゴを下げサンゴを基盤ごと移しました。
産卵から9〜10日目です。



これから移植できるくらい大きくなるまで、このカゴの中で育てていきます。


放送時間変更のお知らせです! [2008年06月07日(土)]
前回お伝えした日本テレビのエコ特番にて阿嘉島のサンゴを取り上げられますが
放送される時間が、18時頃ではなく、朝の8:30頃に変更されたようです。

6月8日 朝8:30ごろからお見逃しなく!

Posted by アムスル at 16:25 | 活動 | この記事のURL
放送のお知らせ [2008年06月05日(木)]
先日取材に来た日本TVの番組がいよいよ放送されます。

6月8日 日本テレビ 
“Touch! eco 2008”明日のために…55の挑戦?SP

朝から13時間の生放送ですが、サンゴについての
スペシャル企画は18時前後に始まるらしいという噂が・・・。




温暖化による水温上昇の影響で、世界のサンゴ礁の約20%が既に失われている
との報告も。そんな中、環境省から認定されたサンゴ大使・ガレッジセールが世界初、
卵からのサンゴの養殖に成功した最先端の研究現場と、海をレポート。

興味のある方は是非ご覧ください。







その前にマメ知識。
サンゴは動物です。
阿嘉島周辺では満月の前後に産卵することが分かってきました。
卵からバンドル→プラヌラ幼生と形を変えながら成長して岩などに「着生」します。
着生してからポリプといわれる形に変形しながら見慣れたサンゴの形へと育っていきます。


Posted by アムスル at 15:46 | 活動 | この記事のURL
産卵が過ぎて・・・ [2008年06月03日(火)]
阿嘉島で3種類のミドリイシサンゴが産卵したのは5月26・27日。
あれから卵を大切に見守り続けて1週間がたちました。

 



種類ごとに分けられた水槽でサンゴは無事に幼生になり、
水槽の中を泳ぎながら着生する場所を探しています。
そこで岩の代わりにタイル基盤を入れてあげました。 





 


タイルに付いているピンク色のツブツブがサンゴの幼生です。まだ1ミリ程の大きさです。
あと2〜3日の間は、ちゃんとタイル基盤にくっつくか観察して様子を見ます。






海にタイル基盤を移す時に設置するかごも改良しています。
タイル基盤をカゴに入れていけすにぶら下げます。
(この前、ゴリさんたちが作るの手伝ってくれたいけすですね)




その時にタカセガイという貝を一緒にカゴに入れてあげると
カゴやサンゴにくっつく海藻を食べてくれるので光合成しやすくなります。
そして大きく育ったら移植です。これから1年半後くらいでしょうか。

たくさんの幼生が着生して成長してくれることを期待しながら、
今から大きくなる日が待ち遠しいです。