ペルーの大統領選 [2011年05月13日(Fri)]
熊本学校Uの園児 ロイターの記事によると・・・・・ [リマ 12日 ロイター] 6月5日投開票のペルー大統領選決選投票に関する最新の世論調査結果が12日公表され、フジモリ元大統領の長女で国会議員のケイコ・フジモリ氏の支持率が40.6%と、対立候補である左派オジャンタ・ウマラ氏の37.9%を上回った。 今回の数字は、調査機関データムによる世論調査の結果を現地紙「ペルー21」が掲載したもの。ケイコ氏は1回目の投票で、ウマラ氏に得票率で約8ポイント差を付けられたが、最近の世論調査では支持率でリードしている。 イプソス・アポヨが全国の有権者1994人を対象に4月30日─5月6日にかけて実施した調査(5月8日発表)では、支持率はケイコ氏が41%、ウマラ氏が39%だった。 . ********************************** おそらくフジモリ元大統領の失脚後、こんな状況になるとは、だれも想像しなかったでしょう。 日本人の私たちにとって、日系人の大統領誕生というのは、やはり親近感を持ちます。 特に、ケイコ候補の最近の選挙演説に興味を持ちました。 スペイン語のスピーチですが、画面の中に「COMBO ESCOLAR GRATUTIO」というのが、見えるとおもいます。 これこそ、今熊本学校Uで作ろうとしている、給食システムです。 ペルーには、貧困層が住んでいる地域に、「バソ・ド・レチェ」というシステムがあります。 これは、子どもたちにミルクを与えてくれる場所ですが、食事の提供は基本的にありません。 熊本学校Uのそばにもありました。 ケイコ候補がいうCOMBO ESCOLAR GRATUTIOとは、学校で提供されるフリーの食事です。 朝ごはんと昼食を食べることができるというものです。 ペルーでは、義務教育中にもかかわらず学校を辞めてしまう子どもがたくさんいます。 お金がないこと、手っ取り早く労働をしたほうがいいということ、子どもも労働に担い手として使われている等、 いろいろな事情があります。 しかし、考えてみたら、 おなかがすいている子どもたちに、勉強しろといっても無理です。 それに、学校にいけば、食事をすることができるとなったら、親も学校へ行かせようとするのではないでしょうか。 すでに熊本学校の工事も進み、あとは完成を待つだけです。 第二回の選挙がある6月には、熊本学校Uの給食もスタートしているでしょう。、 にほんブログ村 にほんブログ村 |