2019年10月04日
令和元年10月4日金曜
午後から新患のスリランカ人の内視鏡検査、結果は異常なかった。隣のZ市の住民基本台帳に掲載されているようで、同市の胃ガン検診で問題があると言われ、内視鏡検査を指示されたが、言葉が通じなくて不安になり、やってきたと話してくれた。このケース、一次検診であるバリウムの透視は同市で行わなくてはならないが、精密検査である内視鏡検査は本来、どこで受けてもいいはずなので、行うことにした。初めに結果を書いてしまったが、検査の前に注射の麻酔で少し寝ながら行うかどうか、話し合った。ぜひそうしてほしいというので、その方法で施行したところ、挿入時にもとくにげっぷしたりすることなく、無事に終了できた。弟にずっとそばにいてもらい、内視鏡のモニターも見てもらった。終了後に覚ますための注射をして数分、呼びかけに反応して目を開けたが、検査が終わっていることを全く理解していないようであった。同市に精密検査の結果を書き記して送っておいた。本人にいたく気にいられてしまい、現在、処方を受けている疾患についても継続的に診てもらえないかと相談を受けた。僕的には問題ないのだが、彼には今、通院している医療機関があるようなので、彼の判断に任せることにした。
posted by AMDA IMIC at 13:35
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