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2026年01月24日

2026年1月24日土曜

23日の患者総数は60人、うち外国人患者は19人、31.6%であった。
 国籍別ではフィリピン13人、ペルー3人、韓国、パラグアイ、トルコ各1人ずつ
 保険別では社保12人、国保3人、自費診療2人、生活保護2人、
この自費診療の2人はいずれも社保に加入していて、医療の内容が保険適応外の健診などであったため、自費診療となった人たちだった
午後になってフィリピン人の母親40歳とお嬢さん15歳、発熱で来院。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行い、結果が出るまで外で待機、その後、結果が陰性なので中に入ってもらった。1年半前に日本にやってきたそうで、母親は全く日本語での会話はできず。お嬢さんの方はなんとか意思が通じる程度。いつも思うのだが、どのようなビザでこの年齢のお嬢さんを連れてきているのだろうか?ちなみに保険は社保であった。母親が日本人と再婚したのか?あるいは日本在住のフィリピン人と再婚したのか?いずれにしても以前より入国、中長期の滞在が比較的、簡単にできるようになった気がしてならない。
 診察中に家の場所を訊ねて驚いた。北隣のS市の中でも北の方。僕のクリニックからは1時間以上かかる。こんなに具合が悪いのに、遠路やってくるとは・・・できれば、彼女たちが日本人同様、住まいの近くで医療を受けられるような優しい社会であってほしい。こんな願いを抱いて35年以上、いまだに実現できないことにもどかしさを感じる。
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2026年01月23日

2026年1月23日金曜

22日の患者総数は71人、うち外国人患者は14人、全体の19.7%であった。
 国籍別ではフィリピン8人、韓国、スリランカ、USA、インドネシア、ペルー、ドミニカ各1人ずつ 
 保険別では社保11人、生活保護2人、自費診療1人、国保0人
インドネシア人女性19歳、呼吸器系症状にて来院、実習先の担当という日本人男性が付き添って来たが、しっかりとサポートされているようで・・・このような事業所ばかりなら実習生も安心だろうと思った。
 先日から何回か書いている医療滞在ビザを持つ外国人に国保加入を許してしまった件で・・・何が問題かと言うと、我が国で自費で医療を受けることを前提に発行される医療滞在ビザは3か月以上我が国に滞在できる、いわゆる中長期滞在ビザであり、それゆえ、住民基本台帳に掲載が義務であり、在留カードも発行される。ここまではほかの中長期滞在ビザを取得して来日した外国人と同じなのだが・・・ここからが異なる。中長期の滞在ビザの外国人は日本人同様に我が国の公的保険に加入が義務付けられている。ところが医療滞在ビザで来日した人はそもそも自国での財産の状況や受け入れ医療機関との調整を終えて、自費で医療を受けることを前提に発行されるものであるので、中長期に在留できるビザであるにもかかわらず、唯一の例外として国保、社保への加入はできないことになっている。
 ところが昨年の秋に広島県で医療滞在ビザを持つ某国の外国人に対して国保の加入を認めてしまい、高額な医療費をほぼ無料に近いような費用で行ってしまった。後にミスに気がついて役所は帰国してしまっている当人に医療費分の返還請求を行ったが、なしのつぶてだそうだ。自治体の住民に税金を無駄に使って大損をつくってしまったわけだが、実はこのようなケースはこの1例だけではない。数年前にも2例報道されている。
 市町村区役所の担当が医療滞在ビザについて誤解をしていたがゆえのトラブルだが、金額が数百万円と大きいだけに「次から気をつけます」では済まないような事例だ。担当の役人にはもっと自覚を持ってほしい。誤解の原因のひとつには役所の中の人事異動が頻回に行われることがあげられよう。知識の引継ぎがうまく行われないのだろう。
 昨日の夕方、市役所に非常勤で勤務する女性が僕を受診した。ひとしきり、診察が終わった後に、彼女に質問してみた。医療滞在ビザなら3か月以上、中長期に滞在できるが、公的保険には加入できただろうか?と少しとぼけて訊ねたのだが・・・彼女の返答は「加入できません」だった。医療滞在ビザでは加入できないとはっきりと話す彼女によく知っているねと褒めてあげたところ、だって担当ですからという言葉が帰ってきた。誰かに教わるわけではなく、仕事関係なので勉強したそうで、1人が得た情報は部署で共有するとのことで安心した。問題が残るとしたら、やはり勤務替えになり、新たな人が配置されてきた時なのだろう。わからないこと、初めてのことは周囲の同僚や上司に訊ねる、こういう姿勢を貫けば過ちは起こらないと思う。
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2026年01月22日

2026年1月22日木曜

 1月20日火曜日の患者総数は65人、うち外国人患者は7人。全体の10.7%を占めていた。
 国籍別ではフィリピン4人、ナイジェリア、ベトナム、モンゴル各1人。
 保険別では社保5人、国保、自費診療各1人。
モンゴル人男児0歳、ベトナム人男児0歳、ともに新生児。初めての来院。とくにベトナム人男児の母親は日本語がほぼできない状態。月一の土曜日しかやって来ないベトナム人スタッフと連絡を取りながらの対応。このような外国人同士の結婚で生まれたお子さんの受診がこの数年、本当に目立つ。きっと彼らにとってはこのクリニックの小児科が頼みの綱なのだろう。
とりたててモンゴル語の通訳がいるわけでもなく、ということはほかの医療機関を受診しても同じなはずなのにやってくるのは、我々が外国人患者の受け入れに慣れているということが安心につながっているのではないかと想像している。だれであろうと医療機関を受診して、受付でひそひそ話をされたり、眉をしかめるような顔をされたら、気持ちがよいわけはない。受付は医療機関の顔だから、気をつけねばならない。
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2026年01月20日

2026年1月20日火曜

1月17日土曜日は患者総数60人、うち外国人患者は14人、全体の23.3%であった。
 国籍別ではタイ5人、ベトナム4人、フィリピン3人、ナイジェリア、USA各1人ずつ。
国籍別でフィリピンがトップの座を譲ったのを見た記憶がない。そしてタイがトップになったという記憶もない。珍しい一日だった。
 保険別では社保9人、自費診療2人、国保2人、生活保護1人。
ベトナム人女性38歳、健康診断の結果を持ってきた。内容を説明してほしいとのこと。スマホを取り出して送られてきたQRコードを読み込むと結果が現れる。なんともややこしい。今後、健診結果の提供がこのような方向に進んでいくのだろうか?コピーを取るにしてもややこしい。
ベトナム人女性51歳、県央のA市から来院。事前にベトナム人スタッフを通じて胃が痛いので内視鏡検査をしてほしいと連絡があった。来院して診察すると・・・痛みは疝痛、部位は心窩部がメインだが、右の季肋部にかけて冷や汗をかくような痛みだとのこと。むしろ、胆石症を疑うような痛みだ。内視鏡検査は行ったが、とくに異常はなし。現在、超音波検査装置がないため、A市の公立病院に紹介状を書いた。通常はこのような病気を疑ったので、こういう検査をしてほしいなどということは決して紹介状には書かないし、患者にも話さない。診てくれる医師が別の疾患を考えるかもしれないし、それを含め、すべてを先方に任せるというのが一般的であるからだ。しかし、ベトナム語しかほぼ話せない患者を診ろと言われても、先方は困るだろう。それゆえ、具体的な症状や何をしてほしいと紹介状を書いたのかを「失礼を承知のうえで」と書き記した。先方の医師が適切な判断をしてくださること切に願いたい。
タイ人女性60歳、いつもは高血圧で通院中。待合室で待っていて、受付で話を聞いて、はじめて呼吸器症状でやってきたことが判明。あわててクリニックの外に出てもらい、新型コロナとインフルエンザの検査を行ったところ、新型コロナが陽性であった。院内を消毒せざるを得なくなった。

1月19日の月曜は患者総数71人、外国人患者は15人で全体の21.1%を占めていた。
国籍別ではフィリピン10人、ドミニカ、スリランカ、ケニア、ペルー、ノルウェー各1人ずつ
保険別では社保11人、国保3人、生活保護1人であった。
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2026年01月17日

2026年1月17日土曜

 16日の患者総数は70人、うち外国人患者は12人、全体の17.1%であった。
国籍別ではフィリピン6人、USA2人、ペルー2人、韓国、タイ各1人。
保険別では社保8人、自費診療3人、生活保護1人。この自費診療の3人のうち、1人は社保保有。今回は健診のため、自費診療となってしまった。「保険別」という表現は適切ではなく、「支払い形態」とでもしたほうが適切なのかもしれない。
韓国人男性67歳、会社の健診で肺疾患と脂質異常症を指摘されていたのに、ほぼ1年放置。最近、体調が思わしくないと来院。胸部レントゲンを撮影したところ、幸い、がん等悪性腫瘍を疑わせる所見ではなかったが、長い喫煙歴と関係する慢性疾患を疑ったため、近くの公立病院を紹介した。
ペルー人女性47歳、呼吸器系疾患で来院。長く日本にいるのだが、なかなか日本語が上手にならない。そのせいか、職が安定せず、生活保護となってすでに10年近くになっている。この先、生活保護から抜け出せるかどうか、かなり難しいと判断せざるを得ない。新型コロナもインフルエンザも陰性であった。
タイ人女性51歳、なんとか日本語が通じる程度の日本語。タイ語で聞き取りをしたところ・・・前日から下痢、発熱がある、その前の日に刺身を食べたという。新型コロナやインフルエンザでも消化管症状を訴えることがあるので、クリニックの外でチェック。陰性なので診察室で対応。急性腸炎と思うが、原因は細菌感染とウィルス感染とがあるので、採血をさせてほしいとタイ語で説明。了解を得たので採血施行、すると白血球数はさほど高くはなかったが、CRPが4.2と高い。細菌感染が疑わしいこと、便培養が必要なこと、そしてキャンピロバクタ―を疑うため、抗生剤を処方することを説明した。すると付き添いのタイ人女性に説明してほしいと言う。親戚の女性だそうで、彼女の方が全く日本語が話せず。再度、タイ語でなんとか説明を繰り返し、食事療法まで話して帰ってもらった。
フィリピン人女性57歳、日本人のご主人のことが好きで好きで、20年近く前に私に「パパの健康、私の幸せ」と名言を吐いた女性。会社の健診で「やせすぎている」と言われ、また中性脂肪が異常に低く、医療機関を受診するように言われてやってきた。いろいろと病歴など話しているうちにわかったことは・・・祖父が糖尿病で亡くなったために、異常に糖尿病を心配、3か月に一回は糖尿病専門のクリニックを受診して採血を行ってもらい、血糖値やHbA1cをチェックしてもらっているとのこと。データーを見せてくれたが、空腹時血糖値が正常上限よりやや低い程度、HbA1cは正常範囲内。それでも心配が尽きず、中性脂肪が多く含まれる食物をほぼ口にしていないとのこと。結果的に体重も落ちて来て、比較的ふくよかな人が多いフィリピン人女性の中では友人たちに「病気じゃないの?」と心配されているらしい。逆に今まで避けて来たこれらの食物を少し多めに摂取し、次回は2か月後に採血しようと話した。
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2026年01月16日

2026年1月16日金曜

15日の患者総数は83人、うち外国人患者は6人、全体の7.2%、こんな日も珍しい。
 国籍別ではフィリピン2人、中国、シンガポール、インド、オーストラリア各1人ずつ。
 保険別では国保3人、社保2人、自費診療1人。
 この自費診療の一人が問題。インド人女性28歳、都内から大和市に昨日、転居したばかり、手続きを終えた昨日に引っ越し荷物の中のグラスを洗っていて、グラスの傷に気がつかず・・・左手の指を切ってしまったという。見ると楕円の形の傷で、皮膚割線に直角の方向は皮膚が下にめくれこんでしまい、通常であれば縫合しないときれいに治癒することは難しい。そこで事務から連絡があり、都内では国保に加入していたが、市内に転居してまだ二日目なので、国保の保険証ができあがっていないとのことだった。転居の手続きを済ましたのなら、たしかに都内で加入していた国保の保険証は使えない。
加入手続きが済んでいて、保険証が手元にないだけというなら正式な保険証ができあがるまで仮の証明書を発行してはどうなのか? 医療機関としては自費でいったん請求しておいて、後に正式な保険証を提示してくれたら自費でいただいた分はいったんお返しし、改めて保険診療分をいただくということもできる。できれば仮の証明書で保険診療してあげたいところだが、保険番号がわかっていない状態では電子カルテではこのような操作ができない。実はこのようなケース、日本人でもある。国民皆保険を謳いながら、このような「抜け」があることは驚くべきことだ。役所の担当課はいったい何をしているのだろう?
けっきょく、患者側から自費での縫合は費用の面から避けたいという要望があり、縫合は断念、かなり強引にステリテープで寄せて止めておいたが、皮膚の断面がめくれこんでいるので、そうそう簡単にはきれいに皮膚が付くなどということはないだろう。縫合が必要ならいつでもできるからと話しておいた。
posted by AMDA IMIC at 17:04 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2026年01月15日

2026年1月15日木曜

13日の患者総数は81人、うち外国人患者は13人、全体の16%であった。
 国籍別ではフィリピン人が11人と圧倒的に多く、ペルー人、スリランカ人が各1人ずつ。
 保険別では社保8人、国保4人、生活保護1人であった。
 スリランカ人女性39歳、橋本病で通院し始めておよそ1年近く、5歳の息子さん、初めて挨拶してくれた。母親についてきて会う異国のお医者さん、怖いという気持ちがあったのだろう。
 フィリピン人のほとんどは生活習慣病での受診だが、小児科の受診者が2人、名前を見るとフィリピンから連れて来たのか、それとも日本で生まれたのか、どちらにしても両親ともにフィリピン人。実質上の移住国家になりつつあると理解せざるを得ない。
 これは人のプライバシィだから決して尋ねたりはしないが、どのような経過、どのような理由、どのような在留資格で今、日本にいるのか、聞いてみたくなる。
 小野田大臣からの今後の我が国に外国人受け入れ対策について諮問について、委員会が答申を提出したそうだ。このような中に医療分野に関する言及があるのかないのか、気になる。委員の中に医療に関する専門家が1人でも入っているのだろうかと。入っていても適切な意見を述べることができる人物なのだろうかと。
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2026年01月13日

2026年1月13日火曜

 10日土曜の患者総数は66人、うち外国人患者は20人、全体の30.3%であった。
 国籍別ではフィリピン10人、タイ3人、USA2人、ペルー、ベトナム、インド、ガーナ、中国各1人。
 保険別では社保15人、国保2人、自費診療2人、後期高齢者1人。
ペルー人女性84歳、生活習慣病で長く通院してくれている。昨年の秋ごろ、病状も思わしくなく、日本語もおぼつかず・・・いつも親族のだれかがついて来てくれないと院長の診察意思の疎通が難しい状態に・・・そこでスペイン語の通訳が水曜日に利用できる近くの公立病院に今後の診療についての依頼状を書いたようだが、戻ってきてしまった。慣れたこのクリニックがいいそうで、通院を続けている。
 タイ人が土曜に3人というのも珍しい。タイ語の通訳スタッフが毎週土曜に勤務していてくれることが大きいようだ。タイ語のスタッフに感謝。
 某国の男性44歳、以前にEDで来院歴がある。12年前に南隣のF市で大きな手術を受けてからEDとなりペニスがとても小さくなっていると聞いた記憶がある。その時には同病院に紹介状を書いたが、12年前のことでカルテがすでに処分されていてない状態で、何もわからないとの返事だった。今回は左の腹痛で来院。疝痛であるというので検尿を行ったが、異常所見は認められなかった。腹痛はがまんできない状態ではないし、仕事をしているときに感じる程度で鎮痛剤も不要ということだった。そして話は再び、EDの件に・・・12年前に「大きな手術」を受けた件で、どうやら彼はこの手術のためにEDとなり、それでその後の離婚につながった、すなわち自分の人生をめちゃくちゃにしたと考えていることが分かった。EDの件についてどこの病院を受診しても、12年前の手術の具体的内容がわからないので相手にされないとも話していたが、それは真実だと思う。他人が行った手術についてあれやこれやと想像するのが難しいことは外科医である自分にはよくわかる。手術の痕跡はあるはずで、見せてもらうと、臍のすぐ下方に縦長の短い創があり、術後はこの部分に挿入されていた管から尿が出ていたそうで、ペニスの先端からは尿は出ていなかったそうだ。そして背部を見ると、腰のやや下方に左右両側に4cm程度の縦長の手術創が二つ存在していた。
今回、再度、同病院に紹介状を書くことにした。あれだけの手術創と排尿チューブが膀胱に入っていたのなら、たとえ手術記録がすでに処分されていても、医師か看護師のだれかは彼を覚えているはずだ。当時はまだ32歳だったわけで、きっと目立ち存在だったと推察する。困ったのは彼自身がなぜ、手術を受けたのか、何科で手術を受けたのか、記憶がないことだ。いずれにしても泌尿器科が関ったことはまちがいないだろうと考えて、泌尿器科あてに紹介状を書いた。今回は「すでにカルテがなく、わかりません」などという木で鼻をくくったような返事が来ないことを祈りたい。
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2026年01月10日

2026年1月10日土曜

1月9日の患者総数は50人、うち外国人患者は12人、全体の24.0%であった。
 国籍別ではフィリピン7人、USA2人、インドネシア、インド、ペルー各1人。
 保険別では社保9人、国保1人、生活保護1人、自費診療1人。
自費診療の方はニュージーランドにいるお孫さんに会いに行くインド人女性59歳、予防接種のため。この方は本来はわが国の公的保険に加入している。
 インドネシア人男性22歳、発熱と呼吸器症状にて来院。B型インフルエンザであった。彼を含めて昨日だけでB型インフルエンザが5人。いつもならA型インフルエンザの流行が終わりかけた2月ごろに流行するB型インフルエンザだが、どうやら今期の流行期に入ったのかもしれない。
 昨日一番驚いたのは高血圧で最近になって定期的に通院してくれているアメリカ人男性51歳、日本酒の唎酒の資格を持っているとは聞いてはいたが・・・院長室から看護師がにこにこ笑いながら呼びに来たので、行ってみたら、彼の来ていたTシャツに絶句。私が生まれ育った酒屋のマークと酒の名前がプリントされていた。そこが生家で生まれて育ったのだと説明すると、今度は彼が絶句。北海道夕張郡栗山町の生家を訪ねたときのスマホで撮影した写真を見せてくれたが、まさしく、その場所。私のスマホの中の写真も見せてあげた。
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2026年01月09日

2026年1月9日金曜

1月8日の患者総数は68人、外国人患者は16人、全体の23.5%であった。
 国籍別ではフィリピン7人、韓国2人、ペルー2人、タイ、シンガポール、中国、アルゼンチン、USA各1人
 保険別では社保7人、国保4人、生活保護3人、後期高齢者1人、自費診療1人であった。
 生活保護の3人は71歳と66歳のフィリピン人のご夫婦、そして78歳のアルゼンチン人男性
 自費診療は38歳の米国人男性、呼吸器系症状で米軍座間キャンプから受診。故国の民間保険に加入しているらしく、自費診療費の全額を窓口に支払っていった。クリニックが行ったのは英文の領収書の作成、慣れていれば1分か2分で作成できる。彼はこの領収書を自分が加入している民間保険会社に郵送、民間保険会社からは確認の上、彼の銀行口座に領収書に記載された金額が支払われるという仕組みで、結果的には彼自身の負担金はないということになる。こういう方は日本の医療機関を受診しやすいのだろう。
 昨晩のyahooのニュースを読んでいたら、医療滞在ビザを取得した外国人や旅行のついでに日本で医療を受けるいわゆる医療ツーリズムを受け入れている病院グループがいくつかあるようだ。原則的には悪いこととは思わないが、病院がそちらにばかり力を入れていくのには問題がある。昔は清廉潔白、日本医師会を悪者に仕立てて、庶民の味方をアピールしていたような病院グループも今や、大阪に外国人患者、それも自費診療の人たちを受け入れる超高級路線の病院を持っているらしい。そして昨年、入院した外国人の多くは富裕層の中国人だったとのことだった。このような儲け仕事に病院グループが走る理由の一つには保険点数が安すぎ、病院経営に支障が生じていることがあることは否めない。いわば、厚労省や財務省、政府の方針が医療機関を自費で儲けられるほうに駆り立てている気さえする。
ただ、医療を利益を生むための単なる産業と位置付けた代償は軽くはないだろう。
 医療ツーリズムの大先輩であるタイでは医療ツーリズムを受け入れている巨大病院がいくつかあり、優秀な医師がそれらの病院に流れ、地方の医療が疲弊しているという。今のような安い保険点数が続くと日本も早晩、タイと同じような道をたどり、いつでもどこでもだれでも適切な医療が受けられるという社会が崩壊していくだろう。
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