うさぎとTequila、 テキーラの昔話 [2008年01月23日(Wed)]
むかしむかし、テオティワカンの近くに一人の狩人が 住んでいました。毎日、鹿や鳥、ウサギなどを獲って いました。 ある日、ウサギ狩りに出かけていたら、逃げるはずの ウサギが2匹突進してきました。攻撃してきている というよりも遊んでいてフラフラしているようすだった。 狩人はこれに興味を持ち、その2匹のウサギを洞穴まで 着いていきました。 なんと、ウサギたちはアガベ(竜舌蘭)という大きな 植物の下に洞穴を作っていました。 洞穴のそこを掘ってみると、穴はアガベの根っこに つながっていて、そこに溜まった樹液をウサギは 飲んでいました。 するとウサギはまた暴れだし、狩人に突進してきました。 狩人は恐る恐るその樹液を飲んでみました。 「から〜い!でもおいしい!」と喜び、村の人に伝えました。 これを見ていたアステカの神々は、このウサギのことを 人々が忘れないよう、テキーラを飲んだときはウサギのように 「赤い目」になるよう魔法をかけた。 そのときからテキーラがメキシコ中、いや世界中で愛されるように なりました。 メキシコで飲んだ Tequila Corraleja めちゃおいしかった〜 この話はメキシコの先住民に聞きました。 僕はテキーラを飲むとき、ウサギのように目も赤くなり 時には突進もしますが、なるほど、ウサギたちを思い出す ようになってたんだな。笑 次にテキーラを飲んだときはこのお話を思い出してみてください テキーラがいつもより美味しく飲めますよ。 |