• もっと見る
プロフィール

一般社団法人agreenさんの画像
最新記事
<< 2011年09月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
リンク集
カテゴリアーカイブ
https://blog.canpan.info/agreenjapan/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/agreenjapan/index2_0.xml
2010年度agreen活動振り返り [2011年08月02日(Tue)]
こんにちは、agreen事務局です。

8月に入り、agreenも3年目に突入です。
官民パートナーシップを通じて地域の経済を活性化する
前期はこのテーマで活動を行ってきました。

まずは、前期、地域・都内をはじめ本当にたくさんの方々に
agreenの活動ご支援いただき、またお世話になりました。
改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。



さて、簡単ですが昨年の活動報告です。

■昨期訪れた地域は全部で10地域

・北海道沼田町
・青森県十和田市
・宮城県仙台市
・宮城県亘理町
・茨城県茂木町
・愛知県長久手町
・山梨県大月市
・京都府京丹後市
・広島県北広島町大朝
・島根県江津市

■主な活動は2つ

・官民パートナーシップ朝研究会

  都内永田町にて、地方自治体の首長や職員の方々をお迎えし
  国会議員、そして都内経営者20〜30名との研究会
  隔月で開催してきました。



・大商談会(地域視察ツアー)

  朝勉強会後、実際に都内経営者20〜30名が地方を視察。
  単なる視察ではなく、活性化の糸口を見つけるべく、地域資源を
  活用しての事業創造の機会作りのため喧々諤々の議論を行いました。

■2010年度の成果

表敬訪問 5回
官民パートナーシップ朝研究会 5回
大商談会 4回



2010年10月
 広島県北広島町大朝の「ぴゅあ菜米」を上海万博でPR
 万博公式雑誌にも掲載、後日、大朝の農家の方々を訪問し
 実際にご報告させて頂き喜んで頂きました。

2011年3月

 agreenが提案をしている「高度人材」の活用、及び、なぜ
 都内経営者が地域それも中山間地域に視線を向けるのかなど
 共著「島根発、中山間地域再生の処方箋」書籍、執筆・刊行

2011年4月
 agreenのパートナー企業である株式会社BFTの北海道
 沼田町への企業進出支援、(株)雪んこ農場北海道設立
 町営の農産加工場の経営改善から活性化を図ります。

2011年5月
 宮城県亘理町こどもの日「復興際」イベント実施
 Mr. マリックさん、マギー司郎さんのパフォーマンスとともに
 都内経営者と社員が出した屋台が子ども達に大好評でした。



今期の活動及び、前期の年次報告書は改めて
作成しHPでご報告したいと思います。
HPもリニューアル間近!

今後ともagreenをよろしくお願いします。

スタッフ一同

Posted by agreen at 08:49
「東京へゆくな  ふるさとを創れ(谷川雁詩集)」より [2011年07月26日(Tue)]
こんにちは、agreen事務局です。

蒸し暑い夏が戻ってきました。
昨日の夜、総武線が止まってしまった影響で
中央線にも遅れが。

そこで、三鷹→吉祥寺、荻窪へと徒歩で。
さすがに汗だくになりましたが、途中、成蹊の
クラブ帰り学生と徒歩競争していました。

さて

谷川雁という詩人がいます。
彼のセレクション集「工作者の論理と背任」の中に
『大地の商人』という詩があります。

その中でも特に有名な一節

あさはこわれやすいがらすだから 東京へゆくな 
ふるさとを創れ(詩集「大地の商人」)

彼は、自分の現郷を軸に、新たな地域作り(サークル活動)を進めます。

今では彼の著作はほとんど読まれる事はありませんが、
ある書評にあるように大型スーパーが立ち並び、
便利ではあるがどこも似た風景が〈原郷〉

そんな現代人が行う地域作りは何だ?
と、問いかけてきます。

その心は、彼の言葉を通じて理解するには

「段々降りてゆく」よりほかないのだ。
飛躍は主観的には生まれない。

下部へ、下部へ、根へ根へ、
花咲かぬ処(ところ)へ、
暗黒のみちるところへ、

そこに万有の母がある。
存在の原点がある。

という箇所は、
地域作りに携る人間に
グッと迫ってくるものがあります。

Posted by agreen at 09:16
Si Puo Fare(やれば出来る!)、あるイタリアの地域作り映画 [2011年07月25日(Mon)]
こんにちは、agreen事務局です。

蒸し暑い日々が戻ってきたような・・・
そんな月曜日の朝です。

さて

地域「活性」とか「づくり」と一言にいっても
本当にバラエティ豊かだな、と改めて気づかされたのが
先週末見た「人生、ここにあり!」という映画



●内容

1978年、イタリアでバザーリア法の制定によって、
次々に精神病院が閉鎖された。
その結果、それまで病人に閉じ込められていた患者達を
外に出して、一般社会で暮らせるような地域作りに挑戦した
実話を元にしたコメディ映画作品

イタリアで40万人鑑賞し、52週間もロングランした作品です。



●舞台

1983年のイタリア型破りな活動で
労働組合を追い出された熱血男・ネッロが行き着いた先は、
精神病院が閉鎖されて一般社会に出された元患者たちの協同組合だった。

という、ところから物語りはスタートします。



●魅力

食やアートだけではない、イタリアの「誰でもかならずおかしくて、そして
何か持っている」という思想魅力を基にした地域作り

基本コメディで、笑いがあってとっても楽しめますが
同時に、社会の負の部分もしっかり描いてあり
どっしりとした地域作りを描いた映画です。

Posted by agreen at 10:09
コミュニティを問い直す、広井良典 [2011年07月22日(Fri)]
こんにちは、agreen事務局です。

午前中は比較的涼しく動きやすかったのですが
午後に入り丸の内周辺は陽射しもあって
夏が戻ってきたようです。

さて

今日は書籍2冊、ご紹介します。
コミュニティに関する書籍なのですが
その前に、

「つながり方」には

1)ルール
2)ロール
3)ツール

が必要で、それぞれ

1)もてなし
2)しつらい
3)ふるまい

である、と、昔読んだ書籍か論文に
そのように論じてありました。
非常に納得した事を覚えています。

上記の内容をさらに突き詰め
考えて論じたのが

■タイトル 『コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来

■著者 広井良典氏


<画像:https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41p7DL6-m8L._SL500_AA300_.jpg>


■内容(amazonより抜粋)

戦後の日本社会で人々は、会社や家族という「共同体」を築き、生活の基盤としてきた。
だが、そうした「関係性」のあり方を可能にした経済成長の時代が終わるとともに、
個人の社会的孤立は深刻化している。

「個人」がしっかりと独立しつつ、いかにして新たなコミュニティを創造するか―
この問いの探究こそが、わが国の未来そして地球社会の今後を展望するうえでの
中心的課題となろう。

本書は、都市、グローバル化、社会保障、地域再生、ケア、科学、公共政策などの
多様な観点から、新たな「つながり」の形を掘り下げる大胆な試みである

Posted by agreen at 17:21
アメリカでの地域活性プログラムの仕掛けのうまさ [2011年07月21日(Thu)]
こんにちは、agreen事務局です。

肌寒い朝ですが、涼しかったせいでしょか熟睡して
思わず寝過ごしそうになってしまいました。
都内最高気温24度、風邪には気をつけてください。

さて

先日、京都で行われたコミュニティ政策学会に出席した際
アメリカでの地域振興の取り組みの一例として
NUSANeighborhood USAが紹介されました。


(当日発表を行ったカリフォルニア州ロングビーチ市の担当官)


これは(ざっくり言うと)

●目的

・より強いコミュニティ形成を目指して、その核となる人材育成と
その人材から提案があったプログラムに予算をつけ実施支援

・その過程において、情報・経験共有を通じて、官民学の三位一体
のパートナーシップを強化し横断的にコミュニティのニーズに

●活動

・地域のために何かしたい!と思う老若男女(18歳以上:学歴不問
実際には、高卒〜Ph.Dホルダーまで)に対して、NUSAが一定の
地域作りの教育プログラムを提供する

・そのプログラム修了者から提案された案に対して市役所は
担当者レベル決済で予算(これは、連邦政府からの交付金)
をつけ全面的に活動サポート

とは言え、ここまでは、まあどこにでもある地域作りのプログラム
特に目新しい箇所はありません。

●管理人が興味深いと思った点

が、入口と出口の仕掛けがアメリカらしくてうまいな〜、
と、キーワードは「周りや本人をその気にさせるプレゼンテーション方法」
以下、興味深いなと思ったので列挙。

”見せ方がうまい”

 採択される案は、before/afterが非常に分かりやすく、参加しない
 地域住民も「あ!町がよくなった」と「実感」できる内容。例えば
 ゴミ広い、花の鉢植え、など。

 あればいいな、と思うものが出来たり、これなければいいのに、
 といったものがなくなったりと、一歩道を歩けば分かる内容
 
”ハードルが低い”

 上記の見せ方がうまい、とも関連するのですが、要は「え?ゴミ拾い
 を皆でするくらいの活動に予算がつくの?それなら私にも出来るし
 私のほうがもっと地域に貢献できる案がある」と刺激。

 小難しく考えない、担当者もプレゼンで言っていましたが本当に
 そのとおりだなと、これはある意味「ボランティア活動」の本質にも
 つながる事かと思います

”Recognition Party

 イヴニングドレスにタキシードを着て、各地の地域活性の仕掛け人が
 それぞれ集まり、それぞれの活動を発表し合い「褒めあう(ちょっと
 ニュアンスが違うのですが、みんな貴方の活動を見ています、尊重
 していますよ、という確認の場)」そして、表彰を行いモチベーションを
 アップさせる(これ、アメリカ人大好きです)

なんだなんだ、こんな簡単な事に予算が付いてしかも
地域内で貢献したと認めてもらえるなんて「いいな、楽しいな」
と、モチベーション維持の仕掛けが非常にうまく実際に
このプログラムへの参加者は今や順番待ちならぬ
参加希望者多すぎて選抜方式だとか。

他国の地域活性のしかけを研究して応用する余地は
大いにありそうです!

Posted by agreen at 09:08
『農村六起』と9月11日『被災地復興支援ビジネスコンペ』 [2011年07月20日(Wed)]
こんにちは、agreen事務局です。

台風6号(マーゴン)の進路はあっちこっちへ進路は定まらず
その上、直進速度は非常に遅く、そのくせ大雨は降らせるし
思わないようにしても・・・某政権にその姿がダブります。

さて

『農村六起』という言葉をご存知ですか?
内閣府のHPによると農村の6次産業に従事する
人材を育成する事業のことです。

被災地復興支援ビジネスプランの案内が届いていた
ことがきっかけで、この事業を知る事になりました。

●事業目的

・NPO、社会起業家等の社会的企業における人材育成・雇用促進に対し
資金支援を行い、地域社会における様々な生活関連サービスの事業と雇用を
加速的に創造すること

●事業内容

・社会的企業人材創出・インターンシップ事業(インターンシッププログラム)
・社会起業インキュベーション事業(インキュベーションプログラム)

この人材育成事業は、

1)座学(講座)
2)インターンシップ他
3)ビジネスコンテスト→起業

の流れで、6次産業を担う人材の輩出を考えているようです。
ちなみに、最初の座学(講座)ですが、オンラインでのみ
受講可能。どうやら、無料のようです。

こちら内閣府のHPから申込可能です。

さて、9月11日に仙台で行われる「被災地復興支援ビジネスコンペ
8月17日に〆切りを迎えますが、応募資格は、上記の座学を
受けたりと一定の条件があります。

まだ時間がありますから興味のある方は申し込んで
みたら如何ですか?

Posted by agreen at 10:14
イチゴ農家復興資金、一口オーナー制度 [2011年07月19日(Tue)]
こんにちは、agreen事務局です。

皆様は三連休いかが御過ごしでしたでしょうか?
なでしこJAPAN、ワールドカップ優勝!
おめでとうございます。

今日は、亘理町で始まった
「イチゴ農家へ復興資金一口オーナー制度」と
支援団体のご紹介です。



イチゴ農家へ復興資金 一口オーナー制度』(読売新聞より抜粋)

イチゴ特産地の宮城県の亘理町と山元町の農家を支援しようと、
ボランティア団体「東日本大震災被災地支援の会」(東京都豊島区)と
JAみやぎ亘理が、「一口オーナー」を募っている。

1口1万円からで、支援金は、JAを通じて農家約80戸に分配され、
トラックやビニールハウスなどを購入する費用に充てられる。

出資者には、1口につき特産の大粒イチゴ「もういっこ」24粒が、3年以内に送られる。
県内のノリやカキの養殖業者が始めた一口オーナー制度を知った農家が、
両町で活動をしていた支援の会に相談し、募集することになった。



この支援運営をおこなってらっしゃるのは、
「東日本大震災被災地支援の会」さんです。
HPはこちら→http://hisaiti-24h-shien.mo-blog.jp/

<画像:http://hisaiti-24h-shien.mo-blog.jp/gaiyou/images/2011/07/05/moikko_001_2.jpg>

(画像は先方のHPからお借りしています)


クレジットカード決済で、1口(1万円)〜3口(3万円)まで
オーナー制度に申し込む事が出来るようです。


Posted by agreen at 08:43
メシがうまい社会を目指して、他論文合計2本ご紹介 [2011年07月15日(Fri)]
こんにちは、agreen事務局です。

昨日、昼食を求めてPRONTOに入りました。
「あ!窓際の席空いている」と思い、座ったものの
外からの強い日差しにジリジリと・・・完全に座り間違えました。

強烈な日差しです、男性でも日傘をさしているかたを見ますが
気持ちは非常によく分かります。

さて、今日は論文を2本ご紹介

● Voice8月号
『「TPP不参加で農業を守れる」は幻想だ』 浅川芳裕氏(雑誌:農業経営者副編集長)

● 中央公論8月号
『「メシがうまい」社会を目指して』 神門善久(明治学院大学教授)

最近、これまでのTPP反対論一辺倒とは異なり、TPPのメリット・デメリットを
論じた中立的な論文もぽつぽつ出てきましたね。

Posted by agreen at 11:15
トコロテン、英語で何ていいますか? [2011年07月13日(Wed)]
こんにちは、agreen事務局です。

7月9日〜10日まで京都同志社大学で行われた
コミュニティ政策学会に出席をしていました。

ちょっと時間があり御苑(京都)をうろうろしていると
トコロテンを提供しているお店があり、納涼感溢れる
そのイメージにちょっと蒸し暑さを忘れる事が出来ました。

さて

先日、はじめて日本に赴任したアメリカからの友人は
いたく「ところてん」がお気に入りで、「ヘルシー」を連発しながら
スナック感覚で食しており、いちいち電話で報告してきます。



アップルビネガーに、少し黒糖(黒蜜)を加え、冷やして
食べるのがお気に入りみたいです。

南部(テキサス州)出身の彼女が、
是非両親にトコロテンを紹介・説明したいけれど
そもそも、トコロテンって英語でなんていうの?

即座に

「Jelly NOODLE !!!」

と答えておきました。
Jelly Beansの従兄弟みたいですがイメージは悪いですが
結局スナック感覚で食べてましたから・・・。





正式?には、gelidium jellyというみたいですが・・・
さっぱりイメージが沸きません。

管理人10年近くアメリカにいましたがjelly noodleという表現
アジア系のエスニックタウンで2〜3回しかみたことがありません。
そして、トコロテンを意味してなかったと思います。

まあいいでしょう、暑いときです。
分かりにくい小難しい表現は避けたいものです。
皆様、熱中症にはお気をつけ下さい。


Posted by agreen at 09:55
携帯ゲームで、農作物売上げ10数倍(馬路村) [2011年07月08日(Fri)]
こんにちは、agreen事務局です。

午前3時過ぎでしょうか、雨が降って来たなと思うと
地震がありましたね。都内はそれほど揺れていないと
思いますがお怪我等ありませんでしたか?

さて

携帯電話のゲーム効果で、週末(土・日)の農産物の
売上げが普段の10数倍を記録している!
そんなニュースを目にしました。

場所は、柚子や生姜で有名な、あの「馬路村」。

6月10日から、馬路村農協が
地方を訪れて特産物を購入するコロニーな生活☆PLUS(携帯ゲーム)
に参入したところ、ゲーム参加者が県外から続々と訪問との事

結果、普段の売上げの10数倍。

高知新聞の記事より
(転載はじめ)

このゲームは、東京の携帯電話ゲーム会社「コロプラ」が
2008年に本格サービスを開始した「コロニーな生活☆PLUS」。
同社によると約194万人の登録者がいるという。

実在する46都道府県の104店舗と提携
実際に各店舗を訪れると、移動距離に応じて仮想通貨が獲得でき、
その通貨でゲーム内で土地を開発する。

また、各店舗で商品を買うと、購入額に応じて、
ゲームで利用できる仮想土産カード「コロカ」も入手できる。

馬路村農協は、同社から提携の打診を受け、10日から参入。
村内の案内所「まかいちょって家(や)」で販売する、「ごっくん馬路村」などの
農協商品全品を対象に、千円以上の購入でコロカを提供している。

案内所によると、参入後、最初の土日となった11、12両日は、
2日間で普段の約3倍に当たる150人が来店
売り上げも、普段の土日の十数倍に当たる約84万円に達した。

18、19両日も計約180人が詰め掛け、25、26両日は
やや落ち着き93人だったが、それでも普段の倍近い来店者という。

来店者は関東や九州など県外客が中心。
中には北海道から来た人も
。店内の自由帳には「片道1千キロ走った。
ここまで来ると感慨もひとしお」「温泉や観光も楽しめた」などの声が記されており、
案内所職員も「最初は本当に人が来るか半信半疑だったが、
こんなに反響があるとは…」と目を丸くしていた。

同農協は「村に来たことのない人が訪れてくれる。
これを機会にPRし、リピーターをつかみたい」と意気込んでいる。

(転載終わり)

Posted by agreen at 08:55