当日は、朝9時には平章小学校の10人近い先生方が会場となった坂井市立丸岡町「城のまち会館」さくらホールに集まってくださり、会場準備にあたってくださいました。
会場正面の看板の取り付けに始まり、入り口看板・名札・受付の設定・会場机・椅子並べなど、約2時間の作業でしたが、その手際のよさには目を見張りました。
会場の両壁面には、平章小学校と丸岡中学校の交流作品や子供たちが活躍した募金活動の様子を彷彿をさせる掲示物が掲示されました。
開会の1時近くなると、これまで熱心に出前授業や交流活動を継続してくださっていた7校の小中学校の先生方だけでなく、神明小学校、春江小学校、明章小学校、鳴鹿小学校、高椋小学校、長畝小学校などの校長先生や先生方など、合計51名もの先生方が集まってくださいました。AEFAにとって、初めての地方フォーラムともいえる今回のフォーラムにこれほど多くの先生方に集まっていただけただけで、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
<第1部、全体会1>では、「つなげよう・ひろげよう AEFAの思いと活動」と題されたテーマにもとづき、理事長挨拶では、交流校がみつからない初期のAEFAにとって、平章小学校の元校長松本盛博先生の交流校受諾が、福井県での交流事業のスタートと拡大の大きなきっかけとなったことに対する感謝の言葉であいさつがスタートしました。
そのあと、来賓として、大野市市議会議員松田元栄様、勝山市議会議員松山信裕様、河和田自然に親しむ会会長谷口真栄様の挨拶では、多くの学校で交流がスタートし、そして、それが継続されていることへの感謝の言葉が印象的でした。
そして、「つなげつるために 広げるために」という基調提案として、平章小学校校長の青木信益先生からは、AEFAの出前授業を中心とした交流授業が、子どもたちの大きな気づきや成長の糧になっていることが発表され、そのAEFAの火を消さないために、これまでの交流校を中心とした活動を、つなげ・ひろめるために、これから何をどのようにしていったらよいのかという視点での基調提案がなされました。会場の先生方からは、国際交流が、それぞれの学校の子供たちが日本で生き、学ぶことの「幸せ」の実感につながっているからこそ継続することに対する必要性に大きな拍手が起きていました。
第1部の最後には、「しろの子の思いを伝えよう」と題して、平章小学校の木村祐子先生から、これまでの出前授業や作品交流を進める中で、子どもたちが、どのように成長し、どのような気づきが生まれてきたかなどを中心として発表され、その活動での「成果と課題」まで網羅された素晴らしい発表でした。
発表の最後には、平章小学校でキッズバザーの収益金41,031円の寄付が、木村先生から理事長谷川に贈呈されました。子供たちの心のこもった寄付金ですので、大切に、有効に使わせていただきます。ありがとうございました。
25日の福井県の新聞にも、記事が掲載されました。
第1部のグループごとの協議会の充実した話し合いの内容の報告は、次回とします。
Posted by aefa at 13:37 | フレンドシップ交流 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)