3人は、2010−2011年度から3年間、サラワン県教員養成短大で山岳少数民族向けの教員養成課程で学びました。この6月に卒業し、教員資格取得試験にも無事パスしたのでした。
(左から、クユム君、ケオペット君、ダム君)
ご支援くださいました、福島南ロータリークラブ様、津金睦子様、内田安子様、サロン・ド・ヒロコ様、見守ってくださいました皆様、本当にありがとうございました!!
3人から、学生生活を支えてくださった日本の皆様へ、お礼の手紙が届いています。皆様への感謝の気持ちを綴ると共に、「おらが村」の先生になるにあたっての抱負・決意が述べられています。彼らのあふれる思いは伝えきれませんが、その一部をご紹介します。
<クユム君より>
皆様が、私を応援し支え、勇気づけ、私が学ぶために3年間に渡って奨学金を出資してくださったことに、深く感謝いたします。ここで学ぶことは、私の長年の夢でした。私には、皆様に差し上げられるものは何もございません。皆様のご親切は、一生忘れません。
<ケオペット君より>
私の両親、家族、同様に村の親戚一同、全ての友だちは、皆様にとても感謝しています。皆様の温かいご支援に、村人一同より感謝の意を表したいと思います。村人たちはまた、この度の私の成果を誇りに思い、祝ってくれています。
卒業したら、私はずっと先生を続けます。子どもたちが将来、次世代を担う良き若者に育つように、私は彼らに2つの基本的なスキルである「読み」「書き」を教えます。
<ダムくんより>
・学校へ通う年齢の子どもたちが全員学校に通えるように、また学校をドロップアウトしてしまった多くの生徒たちが学校へ戻れるように、気を配り応援し勇気づけます。
・たとえば度々学校を休んだり、学校の規則を破ったりなど、生徒たちが問題を抱えたときには、村の有力者、保護者の会、そして親たちと、一緒に問題を解決できる適切な方法を探るために、相談し話し合います。
・国内でも優秀な先生になれるように、精進します。
また、彼らの手紙は3人とも、支援してくださった日本の皆様の健康、長寿、反映、そして皆様とその家族の生活や仕事がうまくいきますようにとの祈りで締めくくられていました。
彼らの先生ぶりも、今後、紹介していきたいと思います。お楽しみに!
この先輩たちの背中を追って、山岳地帯タオイ郡からは、教員を目指す生徒が増えています。引き続きまして、皆様からのご支援をお待ちしています。
Posted by aefa at 13:44 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)