• もっと見る
AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

« 2013年01月 | Main | 2013年03月 »

プロフィール

アジア教育友好協会 AEFAさんの画像
■ホームページ■
<< 2013年02月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
リンク集
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
https://blog.canpan.info/aefa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/aefa/index2_0.xml
草の根調印式が行われました〜ダックロガ中学校寮建設〜[2013年02月07日(Thu)]
2012年12月17日、ベトナム・ハノイの日本大使館において、草の根・人間の安全保障無償資金協力「コントゥム省ダックロガ中学校学生寮建設」の署名式が行われました。私たちのパートナーNGOであるVNAH代表のカー・バン・トラン氏が出席。AEFA理事長の谷川も同席し、その様子を見守りました。

DSCF3422.JPG

(左:VNAH代表カー・バン・トラン、右:在ベトナム日本大使館谷崎大使)


IMG_6245.JPG
谷崎大使「今後人材育成が重要であり、教育分野が非常に重要になってくる。都市・田舎&所得格差の中では、教育格差を縮めるのが大きなポイントとなる。ダックロガの中学生が今回の支援で勉強に集中できるようなる=将来へとつながる支援=ベトナムと日本との関係がより強化されていくと信じている」



コントゥム省は中部高原地域の山岳地帯にあります。AEFAはダックロガ地域で、小学校の本校1校、分校2校を支援しています。道の終点にあり学区の広いこの地域では、小学生から親元を離れ、寮に住み込みながら勉強をする子どもたちも少なくありません(ダックロガ小学校内にもとても古い寮があります)。ダックロガ中学校でもたくさんの子どもたちが親元を離れ、住み込みで暮らしています。狭い部屋にはぎっしり2段ベッドが置かれ、何人もが折り重なるようにして生活をしている状態です。


DSCF2825.JPG


この度「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によって寮が建設されることになり、より多くの子どもたちが中等教育を受けるチャンスが広がりました。また、親たちも安心して子どもを学校に預けることができ、子どもたちも快適な環境で勉強に集中することができるようになります。これをきっかけに、さらに高等教育を目指す子どもたちが増えるかもしれませんぴかぴか(新しい)

Posted by aefa at 14:39 | ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

理事長帰国しました!〜ベトナムより〜[2013年02月06日(Wed)]
ベトナム・フートューB小学校児童による安倍総理ご夫妻表敬、ご支援者による候補校視察、コントゥム省での2013年の学校建設サイト調査、日本財団笹川会長のベトナム訪問など一連の業務を終え、理事長が1月30日の朝帰国しました!1月15日に出発したので、全16日の出張。「気がついたら1月が終わっていた〜」とのことです。

IMG_8029.JPG
メモには学校の見取り図や子どもの数などの情報がびっしり。
ご愛用のペンのインクもカラカラにあせあせ(飛び散る汗)
「いや〜、今回はホントよく書いたぞ〜!」

IMG_7618.JPG
〜出張のひとコマから〜
朝ごはんの時からお仕事モード理事長ダッシュ(走り出すさま)


今年も年明け早々からハードスケジュールな理事長でした。
「去年は忙しくてあまり書けなかったけど、今年は”理事長の独り言”ブログを復活させようかな〜ひらめき」とのこと。みなさん、楽しみにしていてください揺れるハート

Posted by aefa at 16:45 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ズー君〜ベトナム・フートューB小学校奨学生〜[2013年02月05日(Tue)]
今回ハノイを訪問したフートューB小学校の10人の中に、「ズー君」という男の子がいます。はじめに10人の名簿を手にした時、「1998年生まれ。小学校4年生」と書いてあり、日本を出発する前から気になっていました。もうすぐ15歳になる年齢で、日本の学年でいうと本当は中学3年生のはずです。

初めてズー君に会った時、ちょっとおどおどしたような、そしてちょっと人と距離を置くような印象を受けました。14歳にしては、身長も低く小柄で、ほかの小学生と一緒にいても違和感を感じないくらいでした。

聞いたところによると・・・
普通に小学校に入学したものの、クラスメートからケンカのような感じで叩かれたことがあり、そのことがズー君の心の中でトラウマのようになってしまい、学校に通えなくなってしまったそうです。昨年SCC(AEFAのパートナーNGO)のスタッフが就学年齢なのに学校に通っていない彼の存在に気づき、話し合いを重ねました。そして、再び学校で勉強ができるように奨学金を出して、現在彼の勉強を支えています。

最初はあまり表情を表に出さなかったズー君。でも、今回のメンバーに学校代表で選ばれたことが自信となったようです。総理夫人との懇親会では、きちんと手をあげたり、きちんと発言することがきました(立ち上がって前で腕を組んでいるのは目上の人へ敬意を示しています)

IMG_7702.JPG


今回の出来事は、今後のズー君の人生を大きく変えたかもしれません。
勉強はほかの友だちより少し遅れてしまったけど、これからは夢をもって前向きに生きていってくれるはずです。自信を持って話す姿に、また懇親会が終わった後のズー君の自然な微笑みに、明るい未来を感じたスタッフでしたぴかぴか(新しい)

Posted by aefa at 15:29 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

思いをのせたまごいがベトナム・フートューB小学校に到着〜[2013年02月04日(Mon)]
1月16日(水)、安倍総理ご夫妻と遠藤議員からメッセージをいただき、そして日本の子どもたちからのメッセージもたくさん書かれている黒いこいのぼり(まごい)。学校代表でこいのぼりを受け取ったフートューB小学校の子どもたちは、ふるさとのチャビン省ティウカン郡にもどり、他の児童たちに報告会を行いました。

Hieu Tu B (6).jpg
ハノイでの懇親会の写真を見せながら説明するバネ先生。
「ここにメッセージを書いてくれたんだよ!」と指さす子どもたち。

Hieu Tu B (2).jpg
安倍総理ご夫妻は「夢」と遠藤議員は「元気!」と書いてくれましたよ!
とトゥイェン先生

Hieu Tu B (3).jpg
ハノイに行った子どもたちもそれぞれ感想をのべました。
「最初は緊張していたけど、とても優しく話しかけてくれたので嬉しかったです」「飛行機がたくさんあってびっくりしました。ハノイはとっても寒かったよ〜」

Hieu Tu B (1).jpg
日本の子どもたちが、「応援ありがとう」「前向きに生きていきます」などアジアからの支援に感謝のきもちをつづったこいのぼり。震災後に日本の友達を思い、募金活動をしたり、メッセージを送ってくれたベトナムの子どもたちのもとに今届きました!遠く離れているけど、こいのぼりをとおしてお互いの想いを伝え合うことができましたぴかぴか(新しい)

今後南部チャビン省にあるAEFAの他の建設校でも、日本の子どもたちからのお礼のメッセージ(黒いこいのぼり)を紹介していく予定です!

Posted by aefa at 14:42 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ベトナムってどんな国だろう?〜港区・芝小学校にて〜[2013年02月01日(Fri)]
1月24日(木)東京都港区芝小学校にて出前授業を行いました!
3校時は1年生に、4校時は2年生にお話をしました。

芝小学校では2009年からベトナム・フートューC(現在:フートューB小学校)と交流。芝小学校の先生方が、フートューC小学校を訪問したこともあり、毎年絵や手紙などの作品交流を続けています。2011年4月にフートューC小学校が「アジアに学校をつくる議員の会」のご支援で新しい校舎になった時に「開校おめでとう!」のメッセージや歌もプレゼントしてくれたりと交流が続いています。るんるん

3年生以上には、開校式の様子などを報告したことがあるのですが、1,2年生にはまだベトナムのお話をしたことがなかったので、今回は1,2年生にベトナムのお話をすることになりました。

「ベトナムという国について聞いたことある人?」
「はーい!」とほぼ全員が元気よく答えてくれました。1,2年生なので、ベトナムの旗は町の様子など、クイズ形式で授業をすすめていきました。

IMG_8011.JPG
「はーい」と元気よくクイズに答える1年生たち揺れるハート

IMG_8015.JPG
「この赤い実な〜んだ?」
「あ!さくらんぼ!」「違うよ〜アセロラ!」「えぇ〜」
「ヒントは違う色の飲み物になるよ〜」
「アセロラジュース!」「コーラ!」「もしかして、コーヒー??」
とても元気よく、答えてくれました。

IMG_8023.JPG
女の子はアオザイを、男の子は山の方に住む少数民族の衣裳を試着揺れるハート
みんなよく似合っています!
「着られてうれしかった!」と女の子。

IMG_7750.JPG
「みんなの交流しているフートューC小学校は、安倍総理大臣をはじめ、日本の国会議員の方々の有志によって建てられたんですよ!」と話すとみんなびっくり。「1月16日にフートューの子どもたちが、安倍総理ご夫妻と会ってお話をしたんです」と話をすると、もっとびっくり。「えぇ〜!安倍さんと!!」「すごーい!」という声がわいわいと子どもたちから聞こえましたるんるん


IMG_8026.JPG
玄関には国際交流委員会さんの手作りの箱が置いてありました。
芝小学校では昨年から交流委員会さんたちが呼びかけて画材を集めてくれています。ベトナムの子どもたちからの交流作品の絵を紹介した時に「あまり質の良い画材がないから、絵もあまりきれいな色がでなくて」と話をしたところ、昨年の交流委員会さんが全校に呼びかけてくれました。今年も引き続き画材と小さな楽器の寄付を呼びかけてくれています♪


授業では、フートューC小のあるチャビン省で暮らしているチュック君の一日を紹介。朝早くから起きて家族のためにお手伝いをしたり、勉強する姿を真剣に見て、自分たちの日本の生活と違うところをいろいろと感じたようです。授業の後にさっそく1年生が感想文を書いてくれました。
◆あさからチュックくんがてつだいをしていたから、ぼくもがんばろうと、おもいました。ぼくはいつかベトナムにいきたいと思いました。クレヨンをもっていくのでつかってください。
◆チュックくんはえらいね。べんきょうとかあそばないでおうちのてつだいして。わたしもチュックくんみたいにがんばるね。



3学期にはフートューCのお友だちに、お手紙や絵など何か準備するそうです!
ベトナムのお友だちも楽しみに待っています!
これからも仲良く交流を続けていってくださいねぴかぴか(新しい)

Posted by aefa at 16:26 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

前へ