2012年2月11日、
株式会社 近江兄弟社様ご支援によるラオス・カニョンケクナイ小学校開校式が開催されました。校舎の前には子どもたちがずら〜り。ゲストの到着を今か今かと待ちわびでいます。
子どもたちにとってとても大事な日
花束を手にドキドキしながらゲストの到着を待っています
◆◆カニョンケクナイ小学校開校式式典◆◆
ラオス側出席者:ラオガム副郡長カンパン氏、ラオガム郡副教育局長 ケナシン氏、県教育局ブンコーン氏、ドン村10村村長、カニョンケクナイ村長カムカム氏、郡教育局プボーン氏
ケナシン副教育局長より「日本からお越しのゲストの皆様、本日この場で皆様にお目にかかることが出来て大変光栄に存じます。カニョンケクナイ村の村人・児童全員を代表しまして、心からの御礼を申し上げます。本日は特別な日です。近江兄弟社の皆様からのご支援で、村に新しい立派な小学校が完成しました。本当にどうもありがとうございます。どうか今日は1日、リラックスしてカニョンケクナイでの時間を楽しんでください。皆様をお迎えすることができて、嬉しいです。そしていつでもまた、お越しくださいますように。日本の皆様にとって時間がどんなに重要か、よくわかっています。それだけに、このようにたくさんの皆様にお越しいただけたことがとても嬉しいです。また、村人も早朝から式典の準備、そして8時からのお迎えに感謝します。皆様の健康と長寿、幸運と発展繁栄をお祈りします。有り難うございました。」
カムカム村長より建設報告「みなさま今日は村にとってとても重要な日です。たくさんの方が遠くからいらしてくださいました。カニョンケクナイ小学校の建設報告を致します。この学校は私どもの村の教育にとり、大変重要な役割があり、とても大切なものです。もっと村の子ども達の教育を向上させたいと考えています。2011年に近江兄弟社様によるご支援を頂き、学校建設がスタートしました。この学校は、ラオスと日本の友情と協働のシンボルです。村人は整地や水汲みや道路作り、建設工事の労働奉仕を行いました。村人の労働奉仕も含め260millionkip(約257万円)の費用で、2011年9月に建設が開始され、2012年2月7日に完成いたしました。」
ケナシン副教育局長より御礼の言葉「本プロジェクトにつきまして、みなさまによりわかりやすくご説明します。今日は重要な日です。ラオス政府は教育の向上・全児童が初等教育を修了できることに注力しています。このたび、近江兄弟社の皆様のご支援でラオガム郡に新たな小学校が完成しました。私どもにとって大変大きな一歩です。この学校の建物は非常に素晴らしく、新しくて頑丈で十分な部屋があります。郡教育局としてもよりこのカニョンケクナイ小学校に注目して、教育を改善していくことをお約束いたします。村のすべての子どもが小学校を修了できるように。子どもは国の宝です。ラオスの国の未来を背負うのは、子どもです。学校は、教育の中心です。初等教育修了と教育向上により、村人・そして地域の人々の生活をより改善していくことが可能となります。ラオス政府としては、5年ごとに教育計画を見直しております。2020年までには、ラオス全土の子どもが初等教育を修了できるようになっているでしょう。そうなったときに、ラオスの国に新しい何かが、起きると思っています。最後になりましたが皆様のご健康、長寿、幸福、繁栄、ご家族の皆様のお幸せをお祈りします。これからもともに友好関係と協力関係を築いて参りましょう。有り難うございました。」
☆村への鍵の贈呈☆
山村社長(左)よりケナシン副教育局長(右)へ
カムカム村長より御礼の言葉「みなさま 村を代表して御礼を申し上げます。この学校を、きれいに丁寧に使い、50年以上使い続けることをお約束いたします。本当にどうもありがとうございました。」
☆村からのプレゼント☆
森のはちみつ…百花蜜、1本5ドル以上する高価なものをいただきました!
胃薬としても用いることもあり、タイへも販売しているそうです。
(左:近江兄弟社間宮様、右:雲様)
2重屋根の校舎の設計を担当した佐川先生よりごあいさつ
「ひとも、建物も、自然と共に生きるのが、幸せです。この校舎のデザインは、そのために作りました。中に居る人が、リラックスして居心地よくすごせるように。どうか、一生懸命勉強してください。そして、ここから国を支える人材が出ることを祈ります」
☆近江兄弟社様からのプレゼント贈呈☆
辻取締役(左)よりカムカム村長(右)へ
どんなにおいがするのかな!?
カンパン副郡長より御礼の言葉「近江兄弟社のみなさま、佐川さん、谷川さん、ご列席のみなさま。今日は特別な1日です。この大事な式典に参列できることを光栄に存じます。学校建設は100%修了しました。児童の皆さん、こんなに素晴らしい学校ができました。拍手!!今後、村人・児童にこの校舎をきれいに丁寧に大切に使い続けることがどんなに大切かを指導していきます。学校は、単なる建物ではなく学びの場です。私は副郡長として、村人と協力し、この校舎を出来るだけ長く使えるように努力いたします。この学校は、ラオスと日本の友情のシンボルです。ラオガム郡の子どもの教育のためにみなさまがしてくださったあたたかなご支援を決して忘れません。本当に有り難うございます。私は、去年の開校式(ラオガム小学校)で
日本のご支援者様(中西様)がおっしゃられた言葉を佳く覚えています。「今日より明日をいい日にしよう。今年より来年をよくしていこう。」この言葉はとても大事だと思います。発展に終わりはありません。私たちは常にみなさまが今回のご支援のためにしてくださった努力、すべてのことに、改めまして心より感謝申し上げます。本当にどうもありがとうございました。」
ラオガム郡教育局プボーン氏「郡教育局を代表しまして、大きなご支援に御礼申し上げます。郡教育局としても力をあわせ、本日のために準備を致しました。局のみなさんにもお礼申し上げます。有り難うございました。」
涼しげな明るい新校舎を前にみんな笑顔で記念撮影
(次へつづく・・・)