2006年よりベトナムのグエン・ティ・ミンカイ小学校と交流、2010年からはレバンタム小学校コンヒリン分校と交流を続けています。
ベトナムの学校には遊ぶ道具や運動する道具などもないことを知った生徒さんたちが「ベルマークでベトナムの子どもたちにボールを」と活動を展開。既に卒業してしまった今の高校一年生が中学生のころから活動を続け、代々生徒会が引き継ぎ、ついに今年「サッカーボール」と「ソフトバレーボール」を届けてくれました。
生徒会のみなさんが全校に呼びかけたり、2010年にベルマークの活動をしていることが山陽新聞に載ったことがきっかけとなり、倉敷市内や市外の方からもベルマークが寄せられたり・・・と、地域のみなさんも協力してくださったようです。たくさん寄せられたベルマークを数えるのも、とても大変な作業。生徒さんたちがあいている時間を利用してちょこちょこを数えたりと、地道に活動を続けてくれていました。
サッカーボール10個、ソフトバレーボール5個が届きました
また、届いた荷物の中には、12/9の出前授業の感想も入っていました。
★3年生Mさん
私はベトナムのことを何も知りませんでした。とても貧しいことや学校が少ないこともくわしく知らなかったので、お話を聞いてショックを受けました。私は勉強なんてきらいで、3年生になって勉強というのが大きなストレスでした。でも、今回のお話で今の環境に感謝しなければいけないんだと思いました。ベトナムの子どもたちにかぎらず、世界中でも学校にいけてない子どもたちもいるのに自分のこの恵まれた環境は不公平だと思うくらいでした。また、日本が大変なこのときにわずかなお金を寄付してくれたり、食料を日本のためにと出してくれたり、人として素晴らしいことをベトナムの人々はしてくれました。そのお礼になるかはわかりませんが、私たちの作ったタコが、ベトナムの子どもたちを少しでも笑顔にしてくれたらいいなと思いました。これからベトナムの人々にもっとなにかできることはないかということを考え、私自身、人として成長していきたいです。
★3年生Oさん
自分があたりまえのように平和な生活ができていることが、あたりまえではない、ということをあらためて強く感じました。本当にささいなことでも、一つ一つの出来事に感謝をして生活していきたいと思います。そして、ベトナムのようなまずしい国の人たちに少しでも笑顔がふえるように自分のできる、せいいっぱいのことをしていきたいと思います。
★3年生Hさん
ベトナムの方々の思いに心があたたかくなりました。アジアという同じ地域にいながら、歴史や文化、日常生活など色々な違いはありますが、交流などを通して、それぞれの国ことをどんどん知っていくことで、国と国との絆が深まり、支え合っていけるんだなあと思いました。一人一人にできる事は限られていますが、たくさんの人と協力して、これからもベトナムなどの生活に困っている人がいる国へ少しでも役に立てる様な活動をしていきたいです。
みなさんの心温まる思い、ベトナムの子どもたちに届けますね
Posted by aefa at 15:47 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)