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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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短歌・俳句の交流〜飯舘村と細田中の絆[2011年07月29日(Fri)]

短歌・俳句の交流〜理事長の独り言

7月6日、川俣高校に避難中の、飯舘中学校を訪問した。

高校の看板から少し離れて遠慮がちに、小さな字で「飯舘中学」と手書きで書いた板が張られていた。その矢印に沿っていくと、高校の校舎の一つに中学校への直接の入り口があり、そこがもう教室を転用した教員室となっている。
その部屋をパーティションで仕切ったところが、「保健室」と「会議室」になっていた。
会議室といってもテーブル1つと椅子が4つのみ。。。
この会議室で、遠藤校長と教頭にお会いした。
 持参した「短歌・俳句」を手渡しながら、背景説明を行う。遠藤校長と教頭先生は、本件の意義と子供たちの心を実に的確に理解しておられ、本当にありがたいと思った。
心からの御礼を申し上げた。

 早速、生徒会長を呼んで贈呈式をセットしてくださった。


そしてすぐに、国語科担当の中塚教諭と打合せ。
なんと、その日の午後の国語の授業で俳句指導をしてみたいと言ってくださった。
信じられないくらいの厚意である。

 被災した子供たちは、こうした素晴しい先生たちに支えられているのだと本当に心強く思うとともに、心が揺さぶられる感動を覚えた。
私は改めて「自分たちに出来る支援をとにかくやろう」と決意した。

 国語の授業として本件のような俳句や短歌の制作指導には、古典的な短歌からでは学べないものがあるだろうとのことだ。言葉遣いの技巧を学ぶのではない、短歌・俳句に如何に自然に自分の気持ちを込めるか、表現するか。本当に難しい指導であろうと、中塚先生は言われるのである。
その通りであろう。そうした苦労を経て出来上がってくる「返歌」を是非とも、細田中学にお返ししたいものである。

中塚先生には、次のようなAEFAとしての抱負もお話した。
@今回持参した「色紙短冊」に生徒たちが自筆で返歌を書いてもらう。
私たちは、それらを一度細田中学の生徒たちに手渡した後、11月に予定している「ラオスのドンニャイ中学校の開校式」で、竹飾りに短冊として下げて、皆でお祝いしたい。
A又、本日持参した絵葉書に「飯舘村に義捐金を援助してくださった人たち」にお礼のことはを書いて出すというのはどうだろうか。
Bそうした二つの手法で、お礼の心を伝える飯舘中学校の生徒たちの姿を、全国向けに発信したい。励ましを受けた生徒たちが具体的行動で「感謝の気持ち」を伝える。その大切さを知らせたい。全国から色んな支援の手が差し延べられているが、本件は、支援者・受益者双方の顔が分り、気持ちが分る関係を構築した実例となるだろう。

「ハガキのちから」プロジェクトより届けられた、絵葉書もお渡ししました


以上のような活動を通じて、AEFAとしては今後も、被災した子供たちのために出来ることをしていきたいと思っている。又、飯舘村のみならず今後は、浜通りの被災した学校も訪問して、「励ましの出前授業」をしたいものである。幸いなことに福島県教育委員会からそうした出前授業の「後援」を頂くことが出来た。
有難いことである。


文責/谷川洋

Posted by aefa at 09:10 | 理事長の独り言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

飯舘と日南をつなぐ短歌と俳句の応援[2011年07月28日(Thu)]

福島原子力発電所の放射能汚染のため、村民全員が村を離れ避難生活を送っている飯舘村の飯舘中学と、宮崎県日南市の細田中学は、それぞれラオスの学校と交流があります。
同じ活動をしているという縁で、現在この両校はAEFAの仲介で、短歌と俳句による交流を行っています。

まず、7月6日に細田中学全校生徒60名が震災からの復興を願うと同時に、飯舘中生徒を応援するため、短歌と俳句を飯舘中学の生徒に送りました。
飯舘中学137名の生徒は、現在隣町の川俣町川俣高校の校舎を借りて学んでいます。

職員室の前に掲示してくださっています


 飯舘中学ではこの贈り物に感謝して、国語科中塚先生のご指導の下、2年生が中心となって、早速短歌30首、俳句18句の返歌を作りました。 

中塚久美子先生(右端)



7/19 飯舘中の生徒代表から、返歌を受け取る大石顧問



7月19日、飯舘中学でそれらの返歌を受け取り、7月22日日南市の細田中学に持参して、生徒全員の前で贈呈式を行いました。


校長先生(左) 大石顧問(右)


 細田中学では、この飯舘中学の返礼に対して、全員がそれらの感想と、再度短歌による応援のメッセージを作りました。
飯舘中学の短歌を生徒の代表として受け取った長渡円香さんは
「私たちのほうが、勇気づけられました。飯舘村の皆さんは大変でしょうが、ぜひがんばってください。」と、お礼の言葉を述べました。

また、細田中学の生徒から、今井美樹とコブクロが、昨年口蹄疫に苦しむ宮崎県のために作った、「太陽のメロディー」という音楽のCDが贈られました。
「この音楽によって、私たちは、とても元気づけられました。歌詞がとても素晴らしいです。飯舘中学の校内放送でこの音楽を流してもらって、みなさんに聞いてほしいです。元気が出ると思います。」というメッセージがありました。

細田中学からのこれらの心温まる贈り物は、夏休みの間に飯舘村に届きます。
子供たちの心の支えの一助として、細田中学との交流がこれからも続いてほしいと願っています。

「目に見えぬ 放射能と生きていく 飯舘村で 笑える日まで」 (飯舘中生徒)
「飯舘の 未来のために 細田から 思いを贈る 心はひとつ」 (細田中生徒)


文責/大石孝裕 (AEFA顧問)


*************************************************************
短歌と俳句がつなぐ両校の交流の様子は、宮崎日日新聞読売新聞にも掲載されました。

口蹄疫に続いて鶏インフルエンザ、新燃岳の噴火・・・と、次々に災害に見舞われてきた宮崎県。だからこそ、東日本大震災と福島第一原発に伴う放射能
飯舘村の友だちの気持ちも、よくわかるのではないでしょうか・・・。





Posted by aefa at 16:33 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

トランさんへの手紙〜小山田小学校より〜[2011年07月27日(Wed)]
7月15日(金)トランさんが出前授業を行った小山田小学校
早速子どもたちからトランさんへのお手紙が届きましたラブ








小山田小学校のみなさん
早速授業の感想文を送ってくださってありがとうございます
みなさんからのお手紙、トランさんに届けますねドキドキ小

Posted by aefa at 14:08 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

感想が届きました!〜丸岡中学校より〜[2011年07月26日(Tue)]
7月12日(火)に丸岡中学校で行ったトランさんの出前授業。その時に話を聞いてくれた中学3年生のみなさんから授業の感想が届きましたので、ご紹介します。


<トランさんを囲んで〜中学3年生のみなさんと〜>


★Y・Yさん★
トランさんや谷川さんたちのお話を聴いて、自分も人のためになるようなことをしたいと思いました。そのためには、身近な小さいことからでもできることはしていきたいと思います。トランさんや谷川さんの経験した「良い事はには人々は共感してくれる」ということには、僕もそうだと思いました。良い事は人々の心に響き、そしてまた他の人々の心も響かせることにつながると思います。自分も、困っている人々のために何かできるようになりたいです。

★H・Yさん★
今わたしたちは当たり前のように学校に通って、当たり前のように授業を受けています。時には学校なんかいきたくないと思うときだってあります。でもベトナムの子たちは学校にいけることが本当に幸せで、授業を受けている様子は本当にいきいきしていました。そこが私たちとの違いだと気づかされました。ベトナムのためになることをどんな小さいことでもいいからしたいと思いました。

★H・Nさん★
講演会を聞いて、本当にわずかでもいっぱいの気持ちが集まれば学校をひとつつくってしまうくらいたくさんのお金が集まる。とてもすてきだと思いました。自分の信念を曲げずにがんばったトランさんがかっこいいと思いました。私は世のため人のために一生懸命になれる、そんな人になりたいです。

★N・Yさん★
僕はこのベトナム講演会を聞いて、僕達にももっとできることがあるのかなと思った。ベトナムの人々は貧しいというイメージしかなかったけどがんばっていることも感じた。今の自分達に感謝するとともに、他の人々への気持ちも考えて行動したい。

★A・Aさん★
今日のベトナムの話をきき、私もどこかの国の人のために活動したいと思いました。東日本大震災のために募金、食べる米まで送ってくれて本当にありがとう、とその送ってくれた子たちに言ってあげたらと思います。
What shall we do for many people?
I want a lot of things to many people.
I hope ベトナムの人達 will be happy.

★M・Iさん★
今日の話を聞いて、これから自分は人のために何ができるのかを考えていかなければいけないと思いました。ベトナムの子どもたちは食料が十分ではないのに、東北の人たちのために少しけずってでも支援していてとても感動的で心に残りました。かならず私達にもできることがあるはずだと思いました。

★M・Kさん★
30年前のもう終わった話ではなくて、今でも後遺症によって苦しんでいる方がいると聞き、とても悲しくなりました。そして今一度自分にできる事はなにかを考え直しました。私ができることなんで微力ですが、少しずつ役にたててもらえるように募金をしていきたいと思います。

★O・Yさん★
私が今日話を聞いて感動したのは、3月11日の東北大震災の支援の話です。ベトナムはそんなに豊かな国ではないのに、日本国民のために朝ごはんを抜いたり、お菓子を我慢して募金をしてくれているなんて本当に優しい人たちだなと思います。国の貧富とかそんなことよりも、心の中にある優しさや思いやりが大切です。私もベトナムのみなさんを見習っていきたいです。ベトナムのみなさんへ、その優しい心を持ち続けてください。

★T・Kさん★
トランさんの話はもうこれからの生き方を変えることになるくらいとても良いお話だと思った。募金を貧しいのにしてくれるのは、とてもまねできないと思った。ベトナムの生徒からの手紙があったが、見習いたいのは僕の方だと思った。

★S・Yさん★
今日本は東日本大震災で「つながろう日本」とか言っているけど、近い将来には「つながろう世界」みたいになって、世界中で助け合い支え合い生きていけるよう世界がつくれるといいと思います。そしてなにかできることがあれば自分からしたいです。

★Y・Mさん★
Thank you very much. I was impressed with about Betonamu’s school. It makes me happy. I hope many people will buy a lot of things. I’ll never forget today’s talking.

★K・Yさん★
人のために何かをするということがどれほど大切なことかがわかりました。理解されるのに何年もかかってしまっても、多くの人を助けたいという気持ちが変わらなかったのはすごいと思います。

★S・Rさん★
学校が爆発されたと聞いて、びっくりしました。子どもの教育が大事なのに、ばくはつされたなんてひどいです。戦争ではやっぱり勝ちとるものよりも、失ってしまうものが多くて大きいんだと改めて思いました。国と国どうしがもっと仲良くなるために、戦争をなくすために、日本にいる私たちもがんばっていきたいです。

★M・Aさん★
トランさんの昔の話を聞いて画像をみて、とても心がおれました。足や手がないひとのために、トランさんは車いすをつくっていてすごいと思いました。

★U・Aさん★
ベトナムに学校を建てるという話は、良く聞くけど、実際は簡単なものではなく私達が思っている以上に大変な目にもあいながらも、たくさんの人の協力の上でやっと一校という根気のいることなんだと感じました。しかし、お二人の、「誰かのために何かをしたい!」という気持ちをしり本当に感動しました。私も小さなことでもいいから誰かの役にたてることをしたいなあと思います。Thank you very much!

★H・Yさん★
トランさんの話を聞いて、何か自分にできることがないかなと進んで取り組んでいく、強い想いが感じられました。災害や戦争により、故郷が大変なことになってしまったという現実が、自分にもしあったら、自分は最初どんなことをするのかなと考えてみました。それは、自分が今いかされているのはこうして学校にいって授業を受けていることや、ごはんが食べられることは、親もそうだし、それに関わっている人たちや身近な人たちの支えがあってこそだと思います。そのことに感謝し、そしてまた、自分がそういうふうに人を支えられる人間になりたいと思います。

Posted by aefa at 15:59 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

株式会社ブロードウェイ様のご支援〜ラオス・ノントゥム小学校増設[2011年07月26日(Tue)]
2008年度、ラオスに建設された、 ノントゥム小学校
これまで村に学校は無く、お寺の建物を借りて、授業をしていました。

子どもの数が大変多く、3教室の校舎はいつも子どもであふれ、複式学級で学んでいました。



同校は、校舎は日本財団様のご支援で、井戸を株式会社ブロードウェイ様がご支援くださっています。

株式会社ブロードウェイ様は、井戸支援の後も引き続き「学校を共に育てる」べく、教科書や教材、掃除用具、学校菜園に必要なじょうろなど、また、先生の給与等をご支援くださっています。


そして、ついに・・・
今年創立10周年を迎える同社が、ノントゥム小学校に校舎を追加して建設してくださることに!!!

2011年7月、いよいよ校舎の建設がはじまりました。





「建設が始まって、いよいよ実感がわいてきますね。。」と語る、同社 平山賢一様。

ブロードウェイの皆様、ご支援本当にどうも有り難うございます!!

Posted by aefa at 15:23 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

出前授業〜東京都町田市立小山田小学校〜[2011年07月26日(Tue)]
7月15日(金)東京都町田市立小山田小学校で出前授業を行いました!一週間におよぶトランさんの出前授業の最後の学校です。5年生3クラスの子どもたちが真剣に話を聞いてくれました。

最初にAEFAスタッフから小山田小学校と交流をしているタイのサムソップ小学校のことを紹介。小山田小学校は昨年も5,6年生が自分たちで作った竹炭を地元の桜まつりで販売。その売上を寄付してくれました
また、富田校長先生と守屋先生は昨年サムソップ小学校を訪問しています。





途中からトランさんが登場すると、子どもたちは積極的に質問をしてくれました。

Q「ベトナムの小学校と小山田小学校では違いますか?」
「ベトナムの山の中では未だに学校そのものがないところがたくさんあります。ベトナムの子どもたちもみんな学校へ行って勉強したい!と思っているのです。小山田小学校では学校があって毎日学校へ来るのが当たり前だけど、ベトナムでは学校へ行きたくても行けないこどもたちがまだまだたくさんいるんです」


Q:「ベトナムと日本との共通点はなんですか?」
「ベトナム人も日本人もよく働くところが一番よく似ています。ベトナムの子どもたちも一生懸命勉強をします。ベトナムの子どもたちは算数が得意ですよ。そして日本とは宗教も同じですね。ベトナムも日本と同じで仏教の人がたくさんいます」


<トランさんの話に聞き入るこどもたち>



私たちが言ったことにきちんと反応をしてくれて、とても積極的な小山田小学校の子どもたち。トランさんからも
「みなさんベトナムの首都はわかりますか?」
「二番目に大きな都市はどこでしょう?」
「ベトナムにはどのくらいの人が住んでいると思いますか?」
などと、子どもたちに質問を投げかけていました。


ここで、子どものひとりが「ベトナムの人たちはどのようなものを食べていますか?」と質問。

トラン「Rice・・・」
子どもたちから「あれ?今ライスって言った!?!?!」と、ざわめきが。

「Fish・・」
「あ、フィッシュだ〜、魚だ〜!」

「Chicken・・・」
「チキンだって!とり肉だよー!鳥とざわめきが歓声に音符

トランさんの英語での答えを、ヒアリングできている子どもたち。
トランさんの生の声が、直接子どもたちに届いた瞬間でした。すると子どもたちとトランさんの距離はますます近くなり、トランさんが今まで行った事のある国の話をしたところ、

「カンボディア〜」
「カンボディア〜」

「ラオ〜ス」
「ラオ〜ス」

「フィリピン〜」
「フィリピン〜」

と、英語の授業のようにリピートしながら、トランさんの話に聞き入っていました。

トランさんから「ベトナムでは戦争の影響で、ベトナム中の誰もが傷ついていました。ベトナムは日本より40年遅れているといわれています」と話があると、

「40年かぁ〜・・・」

と、自分の今までの人生よりはるかに長い40年という時間に想いを馳せる子どもたち・・・。

でも、直接トランさんに会って話をしたことにより、一人一人が何かを感じ取ってくれているような、そんな表情をしていました。



<ベトナムの羽根蹴りに挑戦するこどもたち>




<トランさんを囲んでみんなで記念撮影>



小山田小学校のみなさん、ありがとうございました。
これからもアジアのお友達との交流を深めていって下さいねドキドキ小





Posted by aefa at 13:21 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

トランさんの出前授業・・日本財団ブログ・マガジン[2011年07月25日(Mon)]
「国の人のために働くことは誇り」 ベトナムNGO代表が出前授業

7/14 港区高輪台小学校 〜 日本財団ブログ・マガジン



Posted by aefa at 10:37 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

暑中お見舞い申し上げます〜援童の自由帳[2011年07月25日(Mon)]
日本も、暑さ厳しい時節を迎えますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?

ここパナマは、長い雨期(4〜10月)の最中で、ほぼ毎夕激しいシャワーがあります。

パナマ教育省の教育改革はなかなか思うように進まず、苦戦が続いております。
日本でもそうですが、行政と教育現場との相互理解そしてコミュニケーション不足も原点にあり、この解決は容易ではありません。
全国約3000校ある小中学校のうち、まだ300校ほどしか訪問できていませんが、
それぞれの学校がそれぞれの課題を抱えています。

都市部では、教室不足のために、2〜3部授業を余儀なくされている学校が多く、
子どもたちや教員にとって大きな負担となっています。
山間部では水と電気のない学校もあり、教育環境の向上が今、パナマにとって
急務です。



先日、山間僻地にある無電の学校を訪問し、ソーラー発電による電灯を教室に取り付けてきました。
十分な照度とはいえませんが、教室に電灯がともり、子どもたちの机上が明るくなりました。
子どもたちと先生から感謝の言葉を贈られたことは、大変うれしいことでした。

微々たることしかできていませんが、学校現場の子どもたちの環境改善のために、
もう少し頑張りたいと思っています。

遠藤 正芳

Posted by aefa at 10:10 | 援童の自由帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

かとーゆーこさんの個展が開催されました[2011年07月24日(Sun)]

カラフルでまるで夢の中のような、独特の世界感をもつ
かとーゆーこさんの個展が、「アートマルシェ神田ギャラリー」で開催されました!




「お部屋にいるみたいな感じを出したかったんです」と語るかとーさん。

棚を取り付けたり、手作りのレイアウトで、作品が展示されていました。
かとーさんの作品と人柄そのままに、とってもやさしい、くつろげる空間です



AEFAの活動にも、可愛らしいイラストで協力してくださっています!





福島県矢祭町主催の「もったいない図書館手作り絵本コンクール」で、「シチューをもらったかえりみち」で大賞を受賞したかとーさん。


矢祭町立東舘小学校の宍戸校長先生、小松先生、
高田先生からのお花が届いていました


東舘小卒業生で、AEFAと東舘小を結びつけてくださった石井克則さんのブログ〜小径をゆく にも紹介されています。

Posted by aefa at 09:50 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

出前授業〜福井県勝山市村岡小〜[2011年07月23日(Sat)]
7月13日(水)午後、福井県勝山市の村岡小学校を訪問。
この日はとても暑い日で子どもたちの中には真っ赤な顔をしている子も。3年生から6年生までが話を聞いてくれました。


3年生はベトナムについて聞くのは初めてのこと。
でも授業が始まる前に担当の酒井先生が独自の「ベトナムクイズ」をやってくれたので、授業が始まるころには「ベトナム」がちょっと身近になったようでした。


<村岡小のみなさん、シンチャオ!>


今年の4月に出張でベトナムに行った時に、村岡小学校のこどもたちの作品をベトナムの子どもたちに届けてきました。スイカやアイスクリームなど涼しげな絵がたくさん。ベトナムの子どもたちもとても喜んでいました!

<村岡小のこどもたちからの作品を手にして喜ぶベトナムの子どもたち>


ベトナムの子どもたちが、東日本大震災に寄せて、朝ごはんやおやつを我慢して募金をしてくれたことを話し出すととても真剣な表情で話を聞いてくれました。お菓子の箱を工夫して募金箱につくりかえて、そして中にはたくさんのベトナムのお札が入っています。そのお札を実際に触ってみたり、匂いを嗅いでみたりした村岡小学校の子どもたち、何を感じたのでしょう?



暑いだったので、この日は途中で水分補給の休憩タイム付き太陽
すると、AEFAスタッフの肩を「トントン」と叩く子が。

「あの箱の中にはいくら入っていたんですか?」
「ベトナムのお金で492500ドン入っていたんだよー」
「いくらくらい?」
「日本円にすると1970円くらいかな。
でもベトナムの貧困家庭の人の一か月の生活費くらいなんだよ。どう思う?」
「すごいお金だと思う!」

ベトナムの子どもたちの想い、ちゃんと伝わっているようですドキドキ小


トランさんのことも話をしました。
Q:トランさんの学校で勉強する子供たちに、トランさんはどんな大人になってほしいと思っているかな?

「みんなを助けることができる人
「もう決して戦争をすることがない、心の優しい大人になってほしい」


トランさんの想いも子どもたちにはちゃんと伝わっているようです。


最後に昨年子どもたちが苗を販売してくれたり、廃油せっけんの販売をしてくれたお金をワンコインプロジェクトへの寄付として受け取りました。ありがとうございました。


<児童代表から、AEFA理事石原へ贈呈>


村岡小学校のみなさん、ありがとうございましたドキドキ小
これからもベトナムとの交流を続けていってくださいね☆

Posted by aefa at 17:37 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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