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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ベトナムでの翻訳ボランティアさん[2011年05月18日(Wed)]
ベトナム ダナン外国語大学日本語学科で学んだグエン・ティ・ホン・フオンさんとビック・ヴァンさんが、ベトナムと日本の子どもたちの交流の架け橋となり、お手紙や壁新聞の翻訳をお手伝いしてくださっています!ラブ

左)フオンさん 右)ヴァンさん


「今日は!
メールをくださってありがとうございます。
壁新聞の翻訳をお送りいたします。
私はベトナムの子どもから日本のみなさんへの地震の後のお見舞い手紙を翻訳して、Vanさんは新年の挨拶を翻訳しました。
日本語がまだ下手ですので何か間違ったら直していただきたいと思います。
皆様に何かお役に立てば幸いですので、これからもご連絡下さい。
2011.05.15
Phuong」

フオンさん


「小学生の手紙が完成しておりますから、貴方に送りいたします。
こういう手紙を翻訳するとき、とても嬉しく思います。
次に私たちが何かできることがあれば是非おっしゃって下さいね。喜んでさせて頂きますから。
今、ベトナムにはもう夏になりました。毎日蒸し暑いですよ。それから蝉の声も聞えています。本当に懐かしい声です。
この季節、ハスというベトナムのシンボルの花が満開です。
この花は池に咲きますが、いつもいい匂いがします。
ベトナム人と同じように、この花はどんな困難があっても精一杯頑張って乗り越えます。
私は日本の桜も大好きですが、いつか実際の桜を見てみたいなぁ...
これからどうぞ宜しくお願いいたします。

ビック・ヴァン」


ヴァンさん


お二人を紹介してくださったのは、NISVAでダナンのSOFTECH(国営企業)でビジネス日本語を教え、かつSOFTECHの若い人たちに自らの経験で得た日本のビジネスノウハウを伝える活動に5年間邁進されている豊田幹夫さん

フオンさんもヴァンさんも豊田さんを父のように慕い、AEFAの交流活動を通して両国の架け橋になってくださっています。

ダナンのみなさん、どうも有り難うございます!!

Posted by aefa at 15:49 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

現代の風景 フクシマ・小学生の「命の言葉」[2011年05月17日(Tue)]

2011.5.16付 
現代の風景 <<60>> 「あなたたちはやみのなかのひとすじのひかり」 フクシマ・小学生の「命の言葉」

東京電力福島第一原子力発電所で必死に作業を続ける『げんぱつのひと』たちへ、福島県矢祭町東舘小の子ども達が激励のメッセージを贈りました。


「にほんじゅうをまもってくれている人たちへ
ちきゅうにいる人たちが みんなをおうえんしています。
つらくても雨がふっても げんぱつにつなみがきても、
木がねっこからおれても きれいなさくらのようにがんばってください。」


宍戸校長先生が南相馬市で撮影された、桜


《もしもたいへんなことになっても、きぼうをすてずにがんばってください》

《とおくはなれていても思いはいっしょ。げんぱつにまけないで、がんばってください》

《あなたたちはひさいしゃのやみのなかの、ひとすじのひかりです。きぼうをすてないでください。げんぱつのひとたちへ》

教育新聞 5月19日付


 

Posted by aefa at 16:41 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

『までいの力』〜東京財団ニュースレターより[2011年05月15日(Sun)]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
■┓ 福島県飯舘村『までいの力』のご紹介
┗┛――――――――――――――――――――――――――――――――


東京財団が事務局を務める「日本再発見塾」。その第3回開催地である福島
県飯舘村は、原発事故という見えない災害との戦いを強いられています。
「不安と憤りは計り知れない。しかし、飯舘村は負けてはいられない・・・
この難局に対し力を合わせ、歯を食いしばり、この村をしっかりと作って次
の世代にバトンタッチする役目がある」と菅野典雄村長は語っています。

その飯舘村の村づくりを紹介する『までいの力』(定価2,500円)が出版さ
れました(「までい」とは、手間ひま惜しまず、ていねいに、心をこめて、
という意味)。飯舘村の「までいライフ」は、暮らし方を少し変えてみよ
う、人と人とのつながりを深めようというメッセージを私たち一人ひとりに
送っていると思います。

本の販売収益はすべて、飯舘村復興のために役立てられるとのことです。
是非、『までいの力』を手にとってみてください。

▼ 詳細はこちら(飯舘村役場サイトへ)
 http://www.vill.iitate.fukushima.jp/vill_iitate/folder.2011-03-30.9092271369/tyuumonnhyou.pdf

▼ 日本再発見塾とは?
 http://www.e-janaika.com/

Posted by aefa at 15:32 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「議員の会」の皆様のご支援によりフートューC小学校が開校しました![2011年05月13日(Fri)]
2011年4月29日、「アジアの子供たちに学校をつくる議員の会」様の第10校目のともだち小学校「フートューC小学校(ベトナム南部チャビン省ティウカン郡)」で開校式が行われました。AEFAとしてご一緒させていただくのは2009年のファイコン小学校に引き続き2校目です。

はりも朽ち、窓も壊れ、柱もひびが入り割れ、トイレもなく、衛生状態も良くない状態だった学校が、明るく風通しのよい瓦屋根の素敵な学校に生まれ変わりました!これまでは2教室しかなかったため、上級生は6km離れた本校に通わなければなりませんでした。新しい校舎ができたおかげで、教室不足も解消され、全学年の授業が全日制で行えるようになりました。教員室もでき、教育の質も高められることも期待されます。

<明るい色の素敵な学校ができました!>



子どもたちも開校式を心待ちにしており、今か今かとゲストの到着を待っています。

当初議員の会所属の国会議員の皆様方がご出席くださる予定でしたが、大震災の対応でご参加が難しく、遠藤利明議員の秘書武田様、議員の会事務局の高橋様が代理でご出席くださいました。武田様より安倍晋三代表の祝辞を代読頂きました。


<「ともだち小学校」のスクールプレート贈呈>

スクールプレート以外にも、こどもたちへの奨学金、綱引きの綱、ボールペンなどを贈呈していただきました。


開校式の後は、AEFA建設の近隣4校(フートューC、フートューA、タンホアA、フーカンB)の子どもたちによるスポーツ大会!議員の会の皆様から贈呈していただいた綱引きを早速みんなで楽しみました!

日本人もベトナム人も、大人も子どもも入り混じってみんなで大はしゃぎです。




最後に新しい校舎をバックにみんなで記念撮影。
新しい校舎ができて、嬉しそうな子どもたちの笑顔がとても心に残る一日でした。


アジアの子供たちに学校をつくる議員の会 のみなさま
ご支援ありがとうございました!

Posted by aefa at 11:35 | ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオス フォーサイ中学校 これまで学校がなかったところに中学ができます!〜Shared Smile Japan(株式会社ディアーズ・ブレイン)様のご支援[2011年05月11日(Wed)]
株式会社ディアーズ・ブレイン様による ラオス フォーサイ中学校のご支援がShared Smile Japan を通して行われることが、決定いたしました!


左より)AEFA理事長 株式会社ディアーズ・ブレイン 松葉禎之取締役 
堀井健一様 田原沙代子様


フォーサイ村は、ラオスの首都ビエンチャンの中心から38kmの農村地帯にあります。(車で1時間ほど)村人は主に農業で生計をたてています。
フォーサイ村学区内(フォーサイ村及び近隣4村)の夫々の村には小学校しかなく、中学校はありません。子ども達は夫々の村から5-10kmも離れた、学区外の中学校へ通っています。

今回のご支援により、『初の中学校』が建設されることとなります。
中学校建設予定地


このご支援により、本学区101人の新・中学生が、自分たちの学区内の中学校で学ぶことが出来るようになります。
敷地・校庭は広く、適した場所に中学校新校舎の建設が可能です。


今後、学校建設プロジェクトはShared Smile Japan様と協働推進されます。ご支援どうも有り難うございます!!!

Posted by aefa at 15:28 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

GYPSYQUEEN AKIさんより、東日本大震災支援のための募金とコンサートのお知らせ[2011年05月08日(Sun)]

5月8日に、代々木公園野外ステージで東日本大震災支援のための募金とコンサートを行います。
趣旨に賛同してくれたカシオペアの向谷実さん、サンプラザ中野くんさん、ダイアモンドユカイさん、中西圭三さん、池田聡さん、大事マンブラザーズの立川さんなど豪華出演陣です。

もちろん、GYPSYQUEENもホストバンドとして出演。きっかけとなった中国貴州省から千羽鶴をもった学生も参加してくれます。
また、氏神アジワンの希望の道を一つのテーマとして氏神さんも出演します。

出演は14時過ぎからとなります。

イベント自体は昼の12時から夜の1930までフルにお楽しみ頂けるコンサートイベントとなっていますので、是非連休最後の休日ですがお越し下さい。


詳しくはこちらのサイトでご確認ください。
http://311prayforjapan.net/

そしてこのイベント後、5月10日〜岩手県宮古市田老を皮切りに2週間をかけて「愛の餃子」を被災地に届けます。
(この「愛の餃子」は、大阪王将(イートアンド株式会社)様のご支援によります)

この活動は数年位わたって継続する気持ちで行っています。
どうぞ楽しんでそして日本を盛り上げましょう。
是非遊びに来てください!

GYPSYQUEEN AKI

Posted by aefa at 11:54 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

飯舘村のお酒を販売しています[2011年05月06日(Fri)]
5月6日-7日、東京駅八重洲口の「福島県八重洲観光交流館」にて

「負けねど・・・福島県いいたてむら」〜伝統日本酒大吟醸「飯舘」と、

本醸造酒「おこし酒」が販売
されます。

AM10:00〜PM16:00

ぜひ、ご来場ください!!!

Posted by aefa at 12:00 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ベトナム南部チャビン省 フートューC小学校開校式 児童代表スピーチ[2011年05月05日(Thu)]
2011年4月29日ベトナム南部チャビン省にてフートューC小学校の開校式が行われました。フートューC小学校はアジアの子供達に学校をつくる議員の会のみなさまにご支援をいただいております。

祝辞や子どもたちからの歌の披露にひきつづき、児童代表の子が一生懸命スピーチを読みあげていました。



フートューC小学校開校式 児童代表スピーチ

みなさんこんにちは。
このようなすばらしい学校で勉強することができとても嬉しいです。日本のみなさんありがとうございます。みなさんの気持ちを裏切らないようがんばって勉強します。

2011年3月の半ば、日本の東北地方のみなさんが地震と津波の被害にあったことをテレビで知りました。被災地のみなさんに心よりお見舞いを申し上げます。

校長先生の呼びかけで、私たちは一生懸命被災地の生徒への支援募金に参加しました。朝食を抜いたり、休み時間に食べるお菓子を我慢して、私たちは被災地のみなさんのためにお金を集めました。学校の生徒を代表し、みなさんの悲しみを分かち、皆さんが一日も早く学校に行けるように願っています。

テレビで日本の被災地の様子をニュースで見て、多くのことを学びました。それは規律正しさ、困難に打ち勝つ精神、優しさ、自己犠牲です。9歳の生徒がこのような大変な時にとった行動は、私たちが立派な大人になるための教訓になりました。

彼は地震の時に体育の時間で校庭にいたそうです。子供たちは先生の誘導で3階のバルコニーに避難しました。彼のお父さんは近くで仕事をしていたので、学校に車で迎えにやってきたそうです。その時津波におそわれて、彼は眼下でお父さんの車が津波に飲み込まれていくのを目撃してしまいました。

知り合いの人がかわいそうに思って、その9歳の子に食べ物の袋をあげました。その子は小さい袋を受け取り、その袋を「食料配給箱」の中にいれて、自分はまた食糧配給を待つ人の列に戻ったそうです。小さい袋を渡した知り合いの人が「せっかくあげたのに、どうして食糧配給箱にいれたの?」と聞いたら、「自分よりもっとお腹がすいている人がいるから、平等にわけてもらえるように(食糧配給箱の中にいれた)」と答えたそうです。

その話を聞いて、私はとても感動しました。9歳、小学校3年生という男の子が最も困難なときに人として立派なことをするということを私たちにおしえてくれました。私にとって自己犠牲の精神という、とても感動的な教訓です。9歳の子が「忍耐」や「人のために犠牲になること」を受け入れる、そのような民族は偉大なる民族に違いありません。この募金箱を先生達に託して日本の被災地の皆さんに送りたいと思います。

ご来賓のみなさま、先生方、そして生徒のみなさんの健康をお祈りしています。

児童代表 5年1組 Le Thi Buu Tien




一生懸命スピーチを読み上げる児童代表。
募金箱、募金の様子の絵、写真を受け取りました




鉛筆で描かれた募金の様子の絵。
左側に募金の様子が、右側に地震と津波の様子が丁寧に描かれています。
メッセージとともに、募金に参加したみんなからのサインが寄せられていました。



「自分たちの学校を支援してくださった日本の危機に対して、何か行動をしたい!」
決して裕福ではないこの地域の子どもたちが日本のためを思い、一生懸命行動してくれました。子どもたちの優しい想いにあふれたこの募金、ベトナムの子どもたちの想いをのせて被災地にお届けしたいと思います。

Posted by aefa at 14:19 | ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

パナマ便り〜先住民地域の学校支援〜援童の自由帳[2011年05月02日(Mon)]

私もこのパナマの地から、今回の震災でご家族を亡くされた方々、
長期にわたる避難所生活を余儀なくされている多くの方々の
ことを思いながら、日本へのわずかな援助を含め、
ボランティア活動を続けております。

パナマ便りをお送りいたします。


「パナマは多民族国家である。
人口330万人の中で、ヨーロッパ系白人と先住民との混血(メスティーソと呼ばれる)が70%、白人および黒人系がそれぞれ10%程度を占めるが、自治区に暮らし独自の言語と文化を守り続けている先住民は全人口のわずか10%に満たないが、その存在意義は大きい。
コロンブスが上陸した16世紀初めには、パナマ地域に100万人ほどの先住民が暮らしていたといわれているが、スペインおよびコロンビアとの戦いや内戦、そして伝染病などによって、長い間厳しい苦難を強いられてきた。
大きな歴史の流れの中で、パナマ政府は1953年以来、全国5箇所ある先住民の自治を認め、同じパナマ国民として対等に扱い、貧困地域に対してはさまざまな支援を行って来た。
教育的支援も、極めて重要な国策の一つである。

コマルカと呼ばれる先住民自治区にある学校は、山間僻地など地理的に不便なところが多く、日々の子どもたちの通学や先生方の通勤にも大きな困難がある。また電話などのコミュニケーション手段も未整備で、水や電気の不通など、教育環境整備の課題が山積している。さまざまな問題解決は容易ではないが、教育の普及は徐々に山間僻地にまで浸透しつつある。パナマ人全体の識字率(スペイン語)は、9割を超えており、これは先住民の子どもたちのほとんどが学校に通うようになった成果ともいえよう。

先日、比較的進歩的なコマルカ地区にある学校を、訪問する機会があった。パナマ中部のVeraguas州北部に位置する、児童数140名、教員8名の「Huaca de Ñurum」という中規模校である。1972年に創立された学校で、校舎が老朽化しているため、改修計画が進められている。

Huaca de Ñurum校もそうだが、コマルカ地区の学校では同じ地域出身の先生が多い。自治区で育ち、そこから出て都市部の大学や教員養成学校で学び、教員資格を取得した後、故郷に戻ってその地の子どもたちを教えるというサイクルは、民族意識の強いあらわれとも思う。
先生も子どもたちの様子も、都市部の学校とほとんど変わりはなかった。
授業参観をし、昼休みに先生方の話を聞く。

「教員も教室も足りない。」
「学校に水と電気が欲しい。」
「教科書が十分でない。」

ここでも、いろいろな困難の中で先生方は、日々子どもたちと向き合っている。
パナマ教育改革の一つの大きなターゲットは、このような先住民自治区の学校に光をあて、教育環境改善の努力をすることである。道ははるかに遠いが、やらなければいけない。
休み時間に、子どもたちと話し、遊んだ。
自分たちの民族に誇りを持ち、独自の言葉もあるが、国語のスペイン語も同様に話すことができる。

日本がどこにあるのか、知らない子どもが多かったが、多くの子どもたちの歓迎を受け、溢れるような笑顔に囲まれた。




文責)遠藤正芳

Posted by aefa at 23:45 | 援童の自由帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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