福島県で初のフレンドシップ校誕生!〜福島県東白川郡矢祭町東舘小学校[2008年04月24日(Thu)]
福島県の矢祭町立東館小学校が、このたびラオス 南部 サラワン県サラワン地区に新校舎建設予定の、ナトゥール小学校と国際交流を開始することになりました。
ナトゥール小学校(現在の建物)
交流開始に先立って、具体的な説明や出前授業のために、協定書を携えて学校を訪問しました。
上野駅を出てから水戸で水郡線に乗換え、福島県最南端に位置する矢祭町まで3時間。町の人口が減少し続ける中、全国でも珍しい「合併しない宣言」や、44万冊もの本を集めた「もったいない図書館」、そして町の財政改善を目指した「議員報酬日当制」など、最近特に注目されている町です。
町内の学校も、児童.生徒数の減少に伴う統廃合の結果、現在は中学校が1校、小学校が5校。その中でも、明治6年開校の東館小学校は長い歴史を誇る伝統校で、遠くに阿武隈山系を臨み、近くには久慈川のせせらぎを聴く、校歌にある通り恵まれた大自然の中に位置しています。
東舘小学校
恵みもひろき久慈川の
ほとりに建てる東館
築きし歴史とこしえに
はぐくむ幸の豊の里
校門横にそびえるケヤキの大木を見上げながら、大都市の学校とは違う広々とした静かな環境を羨ましく思いました。
校長室では宍戸校長先生、古市教頭先生はじめ諸先生方、そしてPTA会長さんからの歓迎を受けました。
フレンドシップ協定書にサインする宍戸校長先生
「今回の交流を大切にして、教育的価値のあるものにしていきたいと考えています。」と、校長先生。
さらに、図画工作の授業で作った自分の作品を大切にしない子どもを見かけること、作品交流をすることによって製作意欲や態度が変わることも期待したい、とおっしゃっていました。
お昼には、子どもたちと同じ、学校給食のカレーをいただきました。
久しぶりに食べる給食はとても美味で、懐かしい味がしました。
午後からは、4〜6年生全員(90名)をホールに集めて、出前授業を行いました。
「ラオスって、どこ?」という質問から始めましたが、「ミャンマーのとなりかな?」という声がすぐにあって驚きました。交流校であるナトゥール小学校の現状、子どもたちが家の手伝いをする姿などを紹介しました。
「家で毎日お手伝いをする人、手を上げてください。」
と、聞くとパラパラと、あまり多くはありません。
「ラオスでは、家のお手伝いは大事な仕事なんです。」と、説明すると多くの子どもたちがうなずいていました。
「ラオスクイズ」を最後に、授業を終了。
子どもたちの感想を聞く時間がなく残念でしたが、今後どのようなフレンドシップ
交流になるか楽しみです。
ナトゥール小の子ども達も、日本のお友達との交流を楽しみにしています!
文責)遠藤
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ラオス2007年度建設校〜トンコー小[2008年04月18日(Fri)]
ラオス南部サラワン県ラオガム地区トンコー小学校
長野篠ノ井ライオンズクラブ様支援校
新しい校舎 3教室
プレイコート
雨季でも運動や体操や思いっきり遊ぶことができます
子ども達もみんないっしょにごちそうを食べました
今までは、高床式の家の下で授業をしていました。
雨が降ると授業ができませんでした。
学習環境が整い、高床式の床下教室に入りきれずに学校へ行けなかった子どもも、他の村の学校に通っていた子どもも、自分の村の学校に通えるようになりました。
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星山小学校が、「平成20年度文部科学省うるおいのある教育施設賞」に選ばれました。[2008年04月16日(Wed)]
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ベトナム中部高原2007年度建設校〜その2[2008年04月15日(Tue)]
ベトナム・中部高原ダックラック省ブオンヤクラ小学校分校
2007年12月に建設が完了しました。
分校に通っているのは、1-4年生の74名です。
5年生は人数が少ないので、2kmはなれたところにある本校に通っています。
黒板もぴかぴか!
村の様子
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ベトナム中部高原2007年度建設校〜ダックラック省〜[2008年04月14日(Mon)]
ダックラック省 ブオンジャンラン小学校は、2007年11月に完成しました。
新しい教室で勉強するのってわくわくするね
衛生的なトイレも完成
社の予算で、垣根を作っていくそうです、
ブオンジャンラン小には、少数民族エデ族・ラオ族・ムオン族の子どもたちが通っています。
1年生 2クラス
2年生 1クラス
3年生 1クラス
1クラスが約38名、150名ほどの子ども達が学んでいます。
4-5年生の子ども達は、近くの本校へ通っています。
中学校への進学率は88%。
経済的理由、教育への理解が無い、生徒が新しいカリキュラムについていけない(暗記式のカリキュラムから、自分で考える力が必要な新カリキュラムに移行)、勉強ができないのが恥ずかしい・・・等の理由から学校に来なくなってしまう子どももいるそうです。
このあたりは、土地に石が多く地味が悪く、農林業には適しません。中部高原の名産品であるコーヒーの栽培にも適さないので、人々は貧しい生活を余儀なくされています。
ほとんどが高床式の家ですが、裕福な家庭や政府の支援プログラムで建設された家は、コンクリート作りで作られているとのことでした。
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AEFAフレンドシップ校連絡会〜倉敷市[2008年04月09日(Wed)]
岡山県倉敷市内のAEFAフレンドシップ校5校で、連絡会がもたれました。
市庁舎の会議室に各フレンドシップ校から担当の先生方と、教育委員会指導課長・主任が集い、各校の取組みについて紹介したり情報交換が行なわれました。
地域のフレンドシップ校が集まって横のつながりを作り、点と点でなく面を作る・・・
AEFAの交流校の中でも、初めての事例です。
各校の交流取組み紹介の後には、意見交換・協議が行なわれました。
○2007年秋に東京で開催された「第2回AEFAフォーラム」に参加して、(クラスやクラブ単位ではなく)学校全体での取組み、地域に広げた取組みが印象的だった。
○一方的に「してあげる交流」でなく、学ぶことも多い。たとえば、「学ぶ喜び」、「家族愛」、「感謝する心」などである。
○情報のみの交流なので、知的理解のみの交流になってしまっているという課題がある。
現場からの貴重な声・意見として、AEFAとしても参考になりました。
これからも、各校と連絡を取りあいながら、より子ども達のためになる交流活動を推進していきたいと考えています。
主催してくださった教育委員会の忠田課長、横溝主任、参加いただいた先生方、どうもありがとうございました。
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さくらまつり〜小山田小学校商店の竹炭〜援童の自由帳[2008年04月08日(Tue)]
まちださくらまつりで、小山田小学校の子ども達手作りの竹炭が販売されました。
4月6日(日)は快晴で、町田の「尾道緑道」の桜も満開。
この日は桜並木沿いにたくさんの模擬店が立ち並び、大賑わいです。
その中に、小山田小学校の出店がありました。
西岡校長先生はじめ、子どもたちや小山田会の方々が、大きな声で
「小山田小学校の竹炭で〜す。!!!」
「竹酢液もありま〜す。!!!」
と、道ゆく人々に呼びかけます。
たちまち、行列ができるほどの人気となりました。
小山田小学校の竹炭づくりは、学校と地域が一体となった、環境への取り組みの結晶といってもよいでしょう。
地域の「小山田会」のみなさんが、竹炭作りを全面的にサポート!
毎年秋に竹を伐り、短く切って節を取り、乾燥させた上で年明けに窯で焼いて完成品にします。その際に出る煙を集め、竹酢液にするのです。
とても手間のかかる作業ですが、竹炭は燃料や消臭に、竹酢液はアトピー治療や植物への栄養など、いろいろな効果があることで知られています。
出店にあたっての袋詰めの準備や、売り子の当番なども子どもたちが担当し、ものを売ることの大切さ、大変さを体験することも生きた学習になる、と西岡校長先生はおっしゃっていました。
竹炭の出店に挑戦して3年目。
例年、売り上げの一部がAEFAに寄付され、フレンドシップ交流をしているタイ.サムソップ小学校の環境学習支援などに使われています。
サムソップ小の環境学習 発表の様子
小山田小からの支援で、カラフルな文房具を買うことができました
竹という素材が、いろいろな人々の力によって、さまざまに役立っていることを実感します。
そして何よりも、小山田小学校の子どもたちへの生きた教育となり、タイの子どもたちとの絆の役割を果たしていることは素晴らしいことですね。
私も、売り切れる直前に、急いで竹炭と竹酢液を買わしてもらいました。
実際はそれほど重量はないはずなのですが、何かズッシリと重い、貴重品を預かるような気持ちがしました。
文責)遠藤
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aefa
at 12:49
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遠藤友香理さんのタイ・小学校訪問記[2008年04月07日(Mon)]
アジアの子供たちに学校をつくる議員の会 では、2008年度タイ北部山岳地帯オムコイ地区ファイコン小学校の支援を行ないます。
現状視察に行かれた遠藤友香理さんから、感想のご報告をいただきました。
(同行した遠藤寛明さんからも、ご報告をいただいています)
「学校建設地の視察は、私にとって初めての経験でした。実際にオムコイ地区ファイコン小学校に行ってみて、写真を見たり人から聞いたりしただけではわからなかっただろうな、と思わされることが多くありました。
斜面に立つ 教室・寮
穴の空いたままの寮のベッド、10人で1冊ほどしかない教科書、それから机や椅子、遊具や農具など足りないものだらけ、という現状を目の当たりにし、私たち日本の学生がどれだけ恵まれているかを改めて感じました。
寮の壁の穴から恥ずかしそうに笑顔を見せる子供たち
ファイコン小学校の子供たちは、そんな環境の中でも懸命に勉強し、また先生方も24時間体制で子供たちを見守ってくださっています。その姿を見て元気をもらうと同時に、この子供たちのためにできる限りのことをしてあげたい、という気持ちが一層強まりました。
議員の会様からのご支援で、ランチを提供。
友香理さんも配膳をお手伝い。
今後とも、この学校のよりよい教育のためにお手伝いをしていきたいと思っています。また、彼らと日本の学生たちとの交流によって、双方がより広い視野を持って成長してくれたらいいな、と非常に楽しみにしています。
遠藤友香理」
夜は寮の子供たちと日本から持参した将棋で交流。
日本の支援者からの衣類を手渡す。
友香理さんにとって、実際に学校で寝泊りし子供達と触れ合ったことは、単に訪問者として学校を見るだけではなく、色々なことを感じ・考えるきっかけとなったようです。
この想いが、今後の支援活動にきっとつながることでしょう。
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aefa
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福井県村岡小学校から届いた作品[2008年04月02日(Wed)]
福井県勝山市村岡(むろこ)小学校のみなさんから、ベトナムのフレンドシップ校のおともだちに作品が届きました。
「ベトナムのみなさんへ
日本はこれからあたたかい春をむかえます。ベトナムはどうですか?
村岡小学校の1年生から6年生までの作品をお届けします。
習字の作品と版画の作品です。
版画と言うのは、木をほり、黒のインクをぬり、紙にうつしとって作るものです。
色々な作品があるので楽しんでください」
ベトナムの子ども達も自分たちの村と同じように、
牛がいる〜〜・・!と喜ぶことでしょう。
1年生の作品「さかなつり」
さかなが釣れたときのうれしさが伝わってきます。
ベトナムのトゥオンロック小学校は、メコンデルタの村の学校。
こんなに大きなさかなは釣れるかな・・?
自然豊かな村岡小の様子がよくわかります。
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aefa
at 10:31
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福井県王子保小学校から届いた作品〜ベトナムの小学校へ[2008年04月01日(Tue)]
福井県越前市王子保小学校から、フレンドシップ校であるベトナム中部高原のチューオレン小学校のお友達に、作品が届きました。
O.Tくん 4年生(10歳)
「ぼくは折り紙をおることが好きです。
その中でも、恐竜の折り紙が好きです。」
ノコギリクワガタ・シーラカンス・ディノニクス
とっても上手ですね・・!
AEFAスタッフもびっくり。大人も顔負けの精巧な折り紙です。
雛飾りの写真と一緒に、お雛様の折り紙も送られました。
H.S先生からの自己紹介カード
「チューオレンのみなさんと知り合えてうれしいです。
王子保の子どもにとって、全く別の世界で生活しているみなさんとの交流は、何ものにも変えがたい経験です。これからよろしくお願いします」
まだまだ交流は始まったばかり。
これからの交流が楽しみです・・!
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aefa
at 18:33
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