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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ベトナム視察E 中部クアンナム省の小学校を訪問[2015年04月02日(Thu)]
3月下旬から現在、AEFAではベトナム視察中です。各地のAEFA建設校を訪問しながら、日本の交流校からの手作り作品を届けています。

4/1は、中部のクアンナム省の小学校を訪問しました。


レバンタム小学校
レバンタム.jpg

朝7時に出発して、学校に着いたのは、9時を過ぎましたので、2時間走り続けたことになります。

最初に、5年生の教室で、東京都港区立御田小学校からの交流作品を手渡しました。様々な日本の風景や行事を紹介した「飛び出すカード」をとても喜んでくれました。

マイバンクー校長先生は、いろいろなことを教えてくださるざっくばらんな方で、時間があればもっとお話を伺いたかったのですか、この日は移動距離が最も長い日でもあったため、40分ほどで失礼しました。


レロイ小学校
レロイ1.jpg

昨年、静岡県袋井市のご支援で建築されました。

学校に着くと、プーバンマン校長が迎えてくださいました。少数民族のセダン族が3割、ムノン族が7割、ベトナムに最も多いキン族の子どもは、たった2人という学校です。全校生113人が、それぞれの教室で、しっかりと学習していました。4年生の学級で、袋井市立高南小学校と袋井市立浅羽南小学校からの交流作品を紹介し手渡しました。

レロイ2.jpg
4年生2人にインタビューすることができました。ホーヴァンテゥイ君(右側)と、ホーティーヴェットムンさん(左側)です。

「新しい学校は、どうですか?」「涼しくて、きれいで、うれしい。」1人がそう言うと、「同じです。」とても恥ずかしがりやの子どもたちです。

「将来は、何になりたいの?」テゥイ君は、「兵隊さん」(ベトナムには現在も軍隊があり、徴兵制度もあります。) ムンさんは、「学校の先生。」と答えてくれました。

そのあと、この山奥の子どもたちの生活を知ろうと、校長先生にお願いして、ある家庭の家庭訪問をさせていただきました。なんと、偶然にも、それは、 ホーティーヴェットムンさんの家だったのです。

あまりの生活の厳しさに、見せてもらうことにためらいを感じるほどでした。父親が亡くなって、ムンさんと妹、そして母の家族3人で暮らすこの家の中には、布団も毛布もない木でできたたった1つのベッド、たった2つの鍋。数枚の衣類。縦5m、横7mほどの床のない小屋。錆びたトタン屋根の穴から家の中に射す日光、家の中の暑さは耐え難いほどの暑さでした。


マックディンティ小学校
マックディンティ.jpg

東京都文京区立青柳小学校の交流校です。グエンチーチュエットンルガ校長先生の案内で、5年生の教室で、交流作品を手渡し記念写真を撮りました。日本文化を紹介する解説付きのカードをとても喜んでくれました。

2010年に完成した校舎ですが、風雨にさらされ、傷んだところも出始めています。傷みがひどくなる前の手当ての必要性を感じました。

Posted by aefa at 21:48 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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