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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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赤羽小の2年生とカレンの子ども〜港区赤羽小[2009年07月17日(Fri)]


 港区立赤羽小学校は、平成20年度に東京都教育庁から、AEFA国際交流校(フレンドシップ校)として推薦を受けた学校の中の1校である。
大正15年(1927)に港区三田台地に創設され、慶応義塾大学や都立三田高校などの学校、そして深い緑に囲まれた伝統校で、学校選択希望制に伴い児童数が増加傾向(450名)の人気校でもある。

 2008年以来、タイのファイコン小学校とフレンドシップ交流を続けているが、教科の中ての取り組みは2年生の国際科。2年生担任の佐藤先生と金子先生の依頼で、まずタイに関する一般理解を深めるための出前授業を行うことになった。

 ファイコン小のあるタイ.チェンマイ県オムコイ村は、少数民族カレン族の村。
そこでまず、カレンの子どもたちを描いた紙芝居を使って現地の様子を紹介することにした。この紙芝居は昨年10月に開催された第3回AEFAフォーラムで、「教材賞」を受賞した薩川美咲さんの手作りの作品である。(「にほんのこども、カレンの子ども、どこがちがうかな?」)

 朝、5時に起きて家の手伝いを始めるカレン族のロン君。
質素な朝食を済ませて、10キロ以上もの道をあるいて通学することを知って、赤羽小の子どもたちは驚きの声を上げた。

「5時って早いなあ。まだ寝てるヨ。」
「学校に行く前にお手伝いをするなんて、えらいなあ!」

赤羽小の子どもたちは、自分たちの生活と比べながら、いろいろと想像をふくらませていった。

「みんなは何時に起きるの?」と尋ねると、6時とか6時半という返事が多かった。
「何か家でお手伝いをしている?」との質問には、手がパラパラと上がった。
紙芝居の中味は、「午前編」だけなので、子どもたちは続きを見たいという様子。
(次回を楽しみに。)

紙芝居の後は、ご飯を入れる竹製の容器や籠などの現地グッズの紹介が行われ、子どもたちは興味津々だった。
何といっても、子どもたちが一番喜んだのは、授業の最後に紹介されたセパタクローの実演。
実演希望者を募ると、ほぼ全員の手が上がった。

セパタクローにちょうせん!


時間の関係で実演に参加出来なかった子どもたちは残念そう。
「担任の先生にグッズを預かってもらいます。あとで順番に遊んだりさわったりしてください。」と、子どもたちに伝えると笑顔に変わった。

子どもは遊びの名人である。

カレンの子どもの手づくりのこま

日本のどんな遊びを、どうカレンの子どもたちに伝えたら良いか、などと考えながら学校をあとにした。

文責/遠藤

Posted by aefa at 14:42 | 交流タイ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)

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