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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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生まれたての学校〜ラオス ブオンナム小学校[2008年11月18日(Tue)]
 ラオス南部サラワン県タオイ地区は、土壌が痩せておりサラワンの中でも最も貧困度の高い地域です。道路から4kmほど森の中に入ったところにあるブオンナム村には、これまで学校が無く、1度も学校に行ったことのない子どもがたくさんいました。
AEFAでは、支村も含めてこの地域の基幹校とすべく、ブオンナム村に寄宿舎付の学校を建設。アクセスの悪さと格闘しながらも、ラオスNGOスタッフも泊まりこんで建設を進めました。

2008年11月、10ヶ月ぶりにブオンナムを再訪しました。
今年も雨季が長引き、道路状況は最悪・・・ 何回も4駆車がぬかるみにスタック、ウインチで引っ張り出したり、全員で車を押したりして進みます。
村までの4kmの細い道は更にぬかるみがひどく、村人達に助けられながら通行しました。

 ブオンナムの校舎(5 教室+1教員室)・トイレは完成、1年生から5年生まで90人ほどの子ども(うち女子40人)が集まり、既に授業が始まっています。

ブオンナム小学校

現在、先生は2 名(リエントン先生(右)、ナリー先生(左)夫妻)。
2人とも、それぞれ別のAEFA建設校の先生でした。(リエントン先生はパチュドン、ナリー先生はイルンの先生でした)思いがけず、AEFAが縁結びの神様となったようです。

クラスを訪問して一番印象的だったのは、1年半前に村を訪れた時、髪もぼうぼうで所在なげな様子だった子どもたちが、本当に生き生きとしていたこと!

上)2007年5月訪問時
下)はにかんだ笑顔


ナリー先生の指導の下、とても元気に歌を歌って迎えてくれました。
その子どもたちの明るい表情と笑顔に、学校が出来てよかった・・・・としみじみ思いました。
ナリー先生は、イルン村でも村人や子どもたちに人気があり、とても大切にされていた先生です。9月の新学期からブオンナムに赴任しましたが、たった一ヵ月半でクラスを非常にオーガナイズしていました。

 寮・先生の家・キッチンは基礎が出来、屋根が作られており、2009 年6 月末までには完成予定です。

広い校庭には30 本の果樹が植えられ、学校菜園活動も始まっていました。
また、来年度から、中学校の先生2 名・小学校の先生1 名が追加派遣され、中学課程が新設される予定です。

学校は、まだまだ生まれたばかり。
これからが楽しみな一方、見守って行きたいと思います。

Posted by aefa at 14:44 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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