ふれあい・チャレンジ〜ふれッチャタイムで国際理解を深めよう!〜武蔵村山第八小学校[2008年05月22日(Thu)]
5月19日は、武蔵村山第八小学校の「ふれっチャタイム」の日でした。
「ふれっチャ」とは「ふれあい」と「チャレンジ」を合わせた新語です。
この時間では、小学生(3年生以上)と地域在住の方々や高校生とが教え教わり、ともに考え活動する中で「ふれあい」を深め、子どもたちも新しい課題に「チャレンジ」していくものです。
昨年度は、絵手紙や手芸、工作など10講座が運営されましたが、今年度からAEFAにもお願いしたい、という小野江校長先生からのお話で、月に1回程度、「国際交流クラブ」という子どもたちが自発的につくったグループに対して、出前授業をすることになりました。
5月9日は、その初回です。
「国際交流クラブ」は、5年生が3名、3年生が12名という構成です。男子は2名と少ないのは偶然でしょうが、女子の方が「世界」への関心が深いのかも知れません。
授業は、午後2時から3時半までと2コマの長さなので、前半は国際理解を深める時間としました。武蔵村山八小がフレンドシップ交流を行っているパチュドン小学校は、ラオス南部のベトナム国境近くに位置しています。
まず、「ラオスについて知っている人、手を上げてください。」と、尋ねると、どの子どもも「う〜ん….。」という顔をしているだけで、手は上がりません。
そこで、「ラオスってどこ?」という話から始めて、ラオスの自然や生活の様子などを子どもたちに伝えました画面で説明していると、次第に子どもたちは食い入るような眼差しに変わっていきました。
そして、パチュドン小学校の子どもたちが画面に登場すると、「オーッ」というような声が上がりました。「ラオスの友だちなんだぁ。」と納得したような、そして興味関心を押えられないような響きがありました。
前半の授業の終りに「ラオスクイズ」をしたら、全員が全問正解。
授業の成果が出た(?)ようで、嬉しくなりました。
後半は5年生がリーダー役になって3つのグループをつくり、それぞれが絵を中心にして
「わたしたちの学校」を表現することにしました。
「完成したら、パチュドン小学校の友達に届けに行きます。」と言うと、子どもたちの表情に真剣味が増しました。今回は下書きのところまででしたが、次回の完成を子どもたちも楽しみにしているようです。
どんな作品ができるでしょう。
文責)遠藤
Posted by aefa at 11:01 | 援童の自由帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)