黒板一枚の教室で〜ラオス サボン村[2008年02月19日(火)]
ラオス南部山岳地帯の『サボン村』には、村人達手作りの、1教室だけの学校があります。

椅子だけが置かれている 吹きさらしの校舎。
チャイム代わりの自転車のホイールがぶらさがっている。
チャイム代わりの自転車のホイールがぶらさがっている。
35歳と18歳の2人のボランティア先生が、授業と生計をたてるための畑仕事を交互にしながら、子どもたちに算数と国語を教えています。先生も、小学校3年生までしか修了していません。また、村では大人向けの識字教室も開かれています。
ここの教材は、教科書とチョークと黒板だけ。
子どもたちは、ノートもえんぴつも教科書ももっていません。

一人ひとり前に出て、発音の練習
ラオス語の授業が始まり、先生が黒板に教科書を板書し、棒で一文字ずつ指しながら音読します。
AEFAスタッフのカメラやビデオが気になってざわついていた教室が、しんと静まり返ります。子どもたちは、真剣な表情で黒板の文字と先生の声に集中。子どもたちにカメラを向けても、授業に集中し、誰ひとり全く気にしません。先生が読み終わると、子どもたちが順番に一人ずつ前に出て、発音します。発音があやふやだと、何度も先生に繰り返し指導され、正しく発音できるまで練習します。(ラオス語には4つの声調があります。)

カメラを向けても、誰も気を散らさず、先生のおっしゃることに集中している

17歳くらいの1年生。

線香の木の皮。
村では、線香の木の皮を乾かして売っていました。
1kg=1000KIP(約10円)で売れるそうですが、木が育つまでに7年もかかります。
ここには、本当に何もありません。
でも、”学校”があり、”先生”がいて、”学ぶ意欲”と”生徒”がいました。
真っ青な空の下の授業でした。




