夢を広げよう〜農業支援センターで村人の自立へ大きな一歩[2007年04月06日(金)]
<ラオスにおける自立支援事業の本格立ち上げに目途! 政府が土地を寄付>
AEFAのラオスにおけるパートナーNGO・VFI と、ともに推進しているプロジェクトがあります。
それは、現在AEFA/VFIが学校建設を行っている、南ラオス サラワン省ラオガム地域での、「農業支援センターの建設」です。2年越しのプロジェクトです。漸く、日本外務省の「草の根資金」が一部出ることになり、第一次建設開始の目途が立ちました。
総工費18万ドルの計画ですが、今回は約8万ドルの支援認可が確定しました。これで先ず研修所・宿舎を建設します。ラオガム地域には、人口300−500人程度の貧困部落が50以上も点在しています。AEFAはこの地域に小学校を2006年度に3校建設しました。2007年には5校を予定しています。これらの村の自立支援策として、村の青年達を数人ずつこの農業支援センターに引き取り、農業指導をしようというものです。
サラワン省の当局がこのプロジェクトのもつ意味を重視して、20ヘクタールの土地を提供してくれることになりました。VFIが手当していた2ヘクタールの10倍です。土地も肥沃で水の豊富な場所です。これで、我々は思い切って計画を拡大しようと考えています。

建設予定地

予定地の下には小川が流れている
AEFAの学校建設には、住民の自立支援プログラムの組み込みがあります。学校が出来上がった後、住民が自力で学校を運営する能力をつけようというものです。この為に、これまでは豚や鶏を飼育したり学校菜園を作ったりしてきたのですが、どうしても小規模で「その日暮しの生活」を若干助けるという程度のものにしかなりませんでした。抜本的改善対策には、どうしても本格的な指導が必要です。

この農業指導センターを核にして、自立支援対策を本格的に立ち上げようと計画しています。AEFAと同根で、同じ日本財団の海外支援策として立ち上げた「技能ボランティア海外派遣協会 NISVA」(私は事務局長を昨年末まで兼任していました)から、農業技術者をこのセンターに派遣して、農業指導および地域の農業開拓支援をしようと考えています。20ヘクタールの土地をどのように活用するかなど、計画段階から協力し、立派なセンターにしたいと思います。
ラオガム地区で建設した8校の村の人たちが、農業を学び、そこで収穫した農作物を販売して得た資金を学校の運営資金として還流させることが出来ると思うと、興奮してしまいます。

学校菜園のこどもたち
更に、AEFAの協力者で北海道に大きな農場を経営しているオーナーから、日本での追加研修を引き受けても良いとの提案が来ています。ある程度農業技術を覚えた村の青年達が何人か日本に来て、高度な農業技術を学ぶという時が来るなら、何と素敵でしょう。
でも先立つものは資金です。「AEFA友の会」を更に充実させて、資金確保をしなければなりません。これから、色々な機会を捉えて、センター計画を宣伝し、資金手当に奔走することになるでしょう。しかし、根っこは一緒です。子供達の教育機会の創出・充実こそが真の目的であることに変りはありません。





