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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。
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ラオスの時間/日本の時間〜援童の自由帳 [2008年07月14日(月)]


 ラオスの現地NGO(Village Focus International)のNong(ノン)さんとNyai(ニャイ)さんが、生まれて初めて日本の土を踏みました。


 7月5日から7月13日まで、東京〜静岡〜長野の各地を廻り、各地小学校の子どもたちや先生方、ドナーの方々、AEFAボランティアのみなさん、そしてラオス大使まで、実に多くの人々の歓迎を受けました。



私は「出迎え」と「見送り」というカナメの業務も担当。

内容の濃い今回の二人のスケジュールを通じて、ラオスの時間と日本の時間について考えさせられました。
 ラオスと日本の間の時差は2時間ですが、そもそも時間の密度が違うように思われます。
「どうしてみんな、そんなに急いでいるのでしょう?」

 来日した朝、成田エクスプレスで東京駅に着き、新幹線に乗り換える際、ノンさんの口から思わず出た言葉です。
「みんな、とても真面目な顔をして走っているんですね・・。」
ニャイさんもつぶやきました。

 日本人のつくるスケジュールは、大体過密になりがちですが、今回は二人にとってどうだったのでしょうか。

 無事、過密?スケジュールをこなし、(さすが、山奥で活動している彼女達、体力があります!脱帽!)見送りの朝、二人に聞いてみました。

「We enjoyed VERY VERY VERY much !!!」


 二人は懸命に日本の時間に合わせながら、心から日本の日々を楽しんでくれたようでした。 「懸命に」の証拠は、二人のシューズです。
 ノンさんは、来日2日目にして、ラオスからはいて来た新品の一足がダメになり、急遽駅ビルでサンダルを購入。それも帰国間際にダメになり、同行していたAEFAスタッフから、「接着剤あったら持ってきてください・・・・」との緊急要請が入りました。そこで急遽、私がたまたま家に置いておいた新品を二足、成田に持参。
新品のサンダルをはいてうれしそうな2人


二人に最後のプレゼントとして贈りました。
二人はすぐに履き替えて、とても嬉しそうに日本をあとにしました。


文責)遠藤
ふれあい・チャレンジ〜ふれッチャタイムで国際理解を深めよう!〜武蔵村山第八小学校 [2008年05月22日(木)]

 5月19日は、武蔵村山第八小学校の「ふれっチャタイム」の日でした。


 「ふれっチャ」とは「ふれあい」と「チャレンジ」を合わせた新語です。
この時間では、小学生(3年生以上)と地域在住の方々や高校生とが教え教わり、ともに考え活動する中で「ふれあい」を深め、子どもたちも新しい課題に「チャレンジ」していくものです。
 昨年度は、絵手紙や手芸、工作など10講座が運営されましたが、今年度からAEFAにもお願いしたい、という小野江校長先生からのお話で、月に1回程度、「国際交流クラブ」という子どもたちが自発的につくったグループに対して、出前授業をすることになりました。
 
5月9日は、その初回です。
「国際交流クラブ」は、5年生が3名、3年生が12名という構成です。男子は2名と少ないのは偶然でしょうが、女子の方が「世界」への関心が深いのかも知れません。
 授業は、午後2時から3時半までと2コマの長さなので、前半は国際理解を深める時間としました。武蔵村山八小がフレンドシップ交流を行っているパチュドン小学校は、ラオス南部のベトナム国境近くに位置しています。


まず、「ラオスについて知っている人、手を上げてください。」と、尋ねると、どの子どもも「う〜ん….。」という顔をしているだけで、手は上がりません。

 そこで、「ラオスってどこ?」という話から始めて、ラオスの自然や生活の様子などを子どもたちに伝えました画面で説明していると、次第に子どもたちは食い入るような眼差しに変わっていきました。
そして、パチュドン小学校の子どもたちが画面に登場すると、「オーッ」というような声が上がりました。「ラオスの友だちなんだぁ。」と納得したような、そして興味関心を押えられないような響きがありました。

前半の授業の終りに「ラオスクイズ」をしたら、全員が全問正解。
授業の成果が出た(?)ようで、嬉しくなりました。

後半は5年生がリーダー役になって3つのグループをつくり、それぞれが絵を中心にして
「わたしたちの学校」を表現することにしました。

「完成したら、パチュドン小学校の友達に届けに行きます。」と言うと、子どもたちの表情に真剣味が増しました。今回は下書きのところまででしたが、次回の完成を子どもたちも楽しみにしているようです。
どんな作品ができるでしょう。

文責)遠藤
福島県で初のフレンドシップ校誕生!〜福島県東白川郡矢祭町東舘小学校 [2008年04月24日(木)]
 福島県の矢祭町立東館小学校が、このたびラオス 南部 サラワン県サラワン地区に新校舎建設予定の、ナトゥール小学校と国際交流を開始することになりました。

ナトゥール小学校(現在の建物)


 交流開始に先立って、具体的な説明や出前授業のために、協定書を携えて学校を訪問しました。
上野駅を出てから水戸で水郡線に乗換え、福島県最南端に位置する矢祭町まで3時間。町の人口が減少し続ける中、全国でも珍しい「合併しない宣言」や、44万冊もの本を集めた「もったいない図書館」、そして町の財政改善を目指した「議員報酬日当制」など、最近特に注目されている町です。
 町内の学校も、児童.生徒数の減少に伴う統廃合の結果、現在は中学校が1校、小学校が5校。その中でも、明治6年開校の東館小学校は長い歴史を誇る伝統校で、遠くに阿武隈山系を臨み、近くには久慈川のせせらぎを聴く、校歌にある通り恵まれた大自然の中に位置しています。

東舘小学校


恵みもひろき久慈川の
ほとりに建てる東館
築きし歴史とこしえに
はぐくむ幸の豊の里

校門横にそびえるケヤキの大木を見上げながら、大都市の学校とは違う広々とした静かな環境を羨ましく思いました。

 校長室では宍戸校長先生、古市教頭先生はじめ諸先生方、そしてPTA会長さんからの歓迎を受けました。

フレンドシップ協定書にサインする宍戸校長先生


「今回の交流を大切にして、教育的価値のあるものにしていきたいと考えています。」と、校長先生。

 さらに、図画工作の授業で作った自分の作品を大切にしない子どもを見かけること、作品交流をすることによって製作意欲や態度が変わることも期待したい、とおっしゃっていました。

 お昼には、子どもたちと同じ、学校給食のカレーをいただきました。
久しぶりに食べる給食はとても美味で、懐かしい味がしました。

 午後からは、4〜6年生全員(90名)をホールに集めて、出前授業を行いました。

「ラオスって、どこ?」という質問から始めましたが、「ミャンマーのとなりかな?」という声がすぐにあって驚きました。交流校であるナトゥール小学校の現状、子どもたちが家の手伝いをする姿などを紹介しました。
「家で毎日お手伝いをする人、手を上げてください。」
と、聞くとパラパラと、あまり多くはありません。
「ラオスでは、家のお手伝いは大事な仕事なんです。」と、説明すると多くの子どもたちがうなずいていました。
「ラオスクイズ」を最後に、授業を終了。
子どもたちの感想を聞く時間がなく残念でしたが、今後どのようなフレンドシップ
交流になるか楽しみです。

ナトゥール小の子ども達も、日本のお友達との交流を楽しみにしています!

文責)遠藤
さくらまつり〜小山田小学校商店の竹炭〜援童の自由帳 [2008年04月08日(火)]
まちださくらまつりで、小山田小学校の子ども達手作りの竹炭が販売されました。

4月6日(日)は快晴で、町田の「尾道緑道」の桜も満開。

この日は桜並木沿いにたくさんの模擬店が立ち並び、大賑わいです。
その中に、小山田小学校の出店がありました。

西岡校長先生はじめ、子どもたちや小山田会の方々が、大きな声で
「小山田小学校の竹炭で〜す。!!!」
「竹酢液もありま〜す。!!!」
と、道ゆく人々に呼びかけます。

たちまち、行列ができるほどの人気となりました。

小山田小学校の竹炭づくりは、学校と地域が一体となった、環境への取り組みの結晶といってもよいでしょう。

地域の「小山田会」のみなさんが、竹炭作りを全面的にサポート!

毎年秋に竹を伐り、短く切って節を取り、乾燥させた上で年明けに窯で焼いて完成品にします。その際に出る煙を集め、竹酢液にするのです。
とても手間のかかる作業ですが、竹炭は燃料や消臭に、竹酢液はアトピー治療や植物への栄養など、いろいろな効果があることで知られています。

出店にあたっての袋詰めの準備や、売り子の当番なども子どもたちが担当し、ものを売ることの大切さ、大変さを体験することも生きた学習になる、と西岡校長先生はおっしゃっていました。

 竹炭の出店に挑戦して3年目。
例年、売り上げの一部がAEFAに寄付され、フレンドシップ交流をしているタイ.サムソップ小学校の環境学習支援などに使われています。

サムソップ小の環境学習 発表の様子
小山田小からの支援で、カラフルな文房具を買うことができました


竹という素材が、いろいろな人々の力によって、さまざまに役立っていることを実感します。
そして何よりも、小山田小学校の子どもたちへの生きた教育となり、タイの子どもたちとの絆の役割を果たしていることは素晴らしいことですね。

 私も、売り切れる直前に、急いで竹炭と竹酢液を買わしてもらいました。
実際はそれほど重量はないはずなのですが、何かズッシリと重い、貴重品を預かるような気持ちがしました。

文責)遠藤

学校と地域との連携―その1〜援童の自由帳 [2008年02月25日(月)]

 全国の公立小中学校で「学校と地域との連携」を強化する動きが活発化し、いわゆる「コミュニティー.スクール」を指向する学校が増えています。
津市立南が丘小学校も、文部科学省からのコミュニティー.スクール指定をきっかけとして、さまざまな改革を推進することができました。
 子どもたちにとって、自分たちの住む地域の人々と接し身近に感ずることは、社会性を育むきっかけになるでしょうし、一方、「学校や子どもたちのために、何か役に立ちたい。」と考えている地域の方々が、だんだん増えていく傾向も強く感じます。

 先日、フレンドシップ校の一つである武蔵村山第八小学校の校長先生から、「是非、ふれッチャタイムを見に来て欲しい。」というご招待があり、視察に行ってきました。
「ふれッチャ」とは「ふれあい」+「チャレンジ」のこと。
毎週月曜日の午後に、地域ボランティア約30名が10の講座を開き、百数十名の児童が自主的に講座を選んで参加します。絵手紙や工作、手芸からフォークダンスまであり、子どもたちは選択した責任もあってか、出席率と継続率が高いということでした。

将棋の講座


 絵手紙の教室に入ってみました。

筆の持ち方から始まって、地域講師の方々が丁寧に指導を続けていく中で、子どもたちの作品が次々に出来上がってきました。


小学生の筆とは思えない、完成度の高い作品が多くありました。地域の方々の指導力も
もちろんですが、子どもたちの集中力や上達速度も大変なものです。

 パソコン教室やその他の講座も人気で、地域の講師の方々もいろいろな質問に答えるのに、大忙しのようでした。


(南が丘小学校では、5~6年生全員を対象とし、総合学習の時間枠の中で「選択教科」として取り組み、大好評でした。学校によって取り組みに若干の違いはありますが、子どもを中心として、学校と地域の連携が深まれば、「おらが街の学校」になり、「地域力」が増していくことでしょう。)

 子どもたちにとっても、通常の学校授業では得られない学習となるわけですし、遠い将来成人になってから、今度は講師として戻ってくる可能性もあるわけですね。
そんな楽しい夢を想像しながら、校長先生にお礼を述べ、学校を後にしました。

文責)遠藤


ベトナムの学校を紹介する出前授業〜津市立南が丘小学校〜援童の自由帳 [2008年02月22日(金)]
津市立南が丘小学校は平成15年から4年間、私が校長を務めた学校ですが、
昨年からベトナムのタイン.ジアン小学校と交流を続けています。

 児童集会の45分で、子どもたちにベトナムのことを話して欲しい、という学校からの依頼があり、先週15日に学校訪問をして懐かしい子どもたちと再会しました。
 体育館に集まった900名の子どもたちは、集会の前には私にまとわりついたりしていましたが、始まると興味深げな顔つきで、話に静かに聞き入っていました。


ベトナムの子どもたちの日常を紹介する中で、
「家のお手伝いなどで、学校に行けない子どもが、たくさんいるんだよ。」
と、説明すると「え〜っ!」という小さな驚きの声が上がったりしました。

 学校に行くことが当然の日本の子どもたちにとっては、すぐには実感できないことかも知れません。
「新しい学校に通えることになって、みんなとても嬉しそうでしょう。!」
と、タイン.ジアン小学校の開校式の様子を紹介すると、南が丘の子どもたちも自分のことのように嬉しそうな表情を見せました。

 そして、ベトナム全体の景色や生活の様子などを、写真で紹介しました。
やはり、盛り上がったのは最後に行ったクイズです。
民族衣装の「アオザイ」が、「長い着物」という意味だとは思わず、「ハズレ」でくやしがる子どももいました。

 閉会の前に、タイン.ジアン小学校から大事に持ち帰った作品を、児童会代表に手渡しました。飛行機と新幹線と近鉄名古屋線に乗せられ、長距離を大切に運ばれた現地からのメッセージです。

南が丘小学校の入り口に設けられた「国際コーナー」に、間もなく飾られることでしょう。

文責)遠藤
子ども親善大使の大活躍!〜平井第二小 [2008年02月04日(月)]
平井第二小学校の作品をベトナムへ!


 江戸川区立平井第二小学校では、ベトナムのクルーン小学校とのフレンドシップ交流を進めるにあたり、「子ども親善大使」というユニークな活動窓口が創設されました。1年生から6年生までの16名の代表が自主的に手を上げて「親善大使」に任命され、交流の推進役となっているのです。

 今日は朝から全校児童110数名と先生方が体育館に集合し、「親善大使」の代表を中心に「交流活動発表集会」が行われました。


「2年1組 K.Hちゃん
 わたしはしんぜんたいしになったときうれしかったです。『しんぜんたいしになってうれしいな。』と思いました。はじめてなったときはたいへんだと思いました。だけどやってみたらたのしかったです。
だんだんむずかしくなってきてたいへんでした。30しゅう年きねんのときハニービートをおどったときのしゃしんをしんぶんにのせてもらってうれしかったです。ベトナムの人に読んでもらいたいです。」

「4年1組 N.A.ちゃん
 わたしは、子どもしんぜん大使になって、たのしかったことは、新聞づくりで30周年記念式典でやった児童えんぎの中の一輪車パフォーマンスのことをかいたことです。とても上手にできてうれしいです。ベトナムの小学校におくる物もとてもすてきです。わたしはじっさいに、ベトナムのクルーン小学校にいってみたいです。とてもたのしかった、しんぜん大使を来年もやりたいです。」

「5年1組 I.Kさん
 私は子ども親善大使をやってよかったです。いろいろ大変な事もありました。だけど、楽しかったです。ベトナムの国や子供たちのくらしについて学ぶよい機会をもつことができました。
 そして、親善大使となり、自己紹介カードや学校紹介新聞を友だちと分担し、作ることができたことがとても楽しかったです。
新聞ができ上がったときは、「やったー」と思いました。この新聞がクルーン小学校の友だちの手元にゆき、読んでもらえるといいなと思っています。
来年は、もっとベトナムの事を勉強し、クルーン小学校の友だちと仲良くなりたいです。」 

体育館の舞台前には親善大使の皆さんの書初め、絵、自己紹介カード、そして壁新聞が展示されていました。どれも力作ぞろいです。

 書初めや絵も立派でしたが、ひときわ目を引いたのが壁新聞でした。
開校30周年に当たり昨年行われた記念式典の様子や、学校紹介の記事が丁寧に書かれていました。
「大使」の任命を受け、皆張り切って力を合わせて作り上げたのでしょう。何度か書き直したあとがありました。

 作品の贈呈を受けた後、校長室で大橋校長先生の話を伺いました。

「子どもたちの作った作品が、手元から離れることになりますのでね。写真に残して、子どもたちに贈呈することにしました。」
一人ひとりが自分の作品を広げた写真に、校長先生の書かれたメッセージが添付されています。

 「保護者の方々にも私から説明して、ベトナムのフレンドシップ校に贈る旨、了解をとりました。」と、保護者とのやり取りも丁寧にしていただいたようです。
そんなお話を伺いながら、平井2小の子どもたちはもちろん、校長先生のご尽力、担任の先生方のご指導、それに保護者の方々のご理解があって、作品が出来上がったことがわかりました。

 校長先生に御礼を述べて、雪の残る校門を後にしました。
大切な作品がクルーン小学校に届けられた後、やがてお返しに現地の子どもたちのフレンドシップが届くことでしょう。
学校を大切に使うために [2008年01月25日(金)]
2008/01/25(金)

日本では、建築が完成したときに「竣工検査」、築後1年目に「1年目検査」、3年後に「3年目検査」というように、定期的に設計者、施工者、建物管理者、使用者が共同で点検を行い、不具合(建築ではこう表現します)を指摘し、手直しをすることを常としています。瑕疵(かし)担保期間(施工側が責任を持つ期間)は建物の種類や部位によってもさまざまですが、2〜3年から10年という場合もあります。

建築責任を明確にするということが根本にあるわけですが、メンテナンスを確実に行うことによって建物を大切に使う、という精神の表われでもあるでしょう。早めの修理は、建物の寿命を延ばすことにつながるわけですし、ある意味で、人間の定期健康診断と似ていますね。

AEFAが学校建設を進めている現地ではどうでしょうか。
たとえば今回出張したラオスの山奥では、従来住宅は高床式の木造ですが、ほとんど建物のメンテナンスは行われていない様子です。雨漏りなどについても都度応急処置をしながら使用しているようで、寿命としては最長15年程度でしょうか。

AEFA事業によって建設された学校は、どれもまだ建設後3年も経っていませんが、そろそろメンテナンスを考慮しなければいけないという考えのもと、今回の出張の前に建築点検リスト(School Check-List)を作成しました。



シート2枚の簡単なもので、部位(屋根、壁など)毎に予測される不具合を想定し、たとえば「屋根→樋→雨漏り」「壁→外壁→反り」などと分類をして、該当箇所をマークするものです。
今回はじめて、ラオス.イルン小学校で、建物のチェックを実施しました。


建物検査開始 まずは門から、、
日本から佐川建築士と現地担当のスンタラーさん


AEFA側は建築士2名。現地パートナーであるVFIは、はじめは何をするのか良く理解できなかったようですが、一緒に構内をきめ細かく見ていくうちに、ポイントが少しづつわかってきたようでした。

本校は築後まだ1年ですが、屋根からの漏水の影響で、もう天井にシミやクラックが発生していました。メンテナンスのためには、屋根に上るためのハシゴや、室内には天井点検口が必要なことなど説明しました。


外壁検査



トイレ検査


皆の汗と努力でつくりあげた学校は、長く大事に使わなければいけない、ということをメンテナンスを通じて学ぶことができれば、と思います。そして、「みんなの学校を大切に!」という精神が、大人たちだけでなく、子どもたちにも伝わっていくように願っています。



軒ドイのたわみも発見
友情の鐘 [2008年01月15日(火)]
2008/01/12(土)

品川区立杜松小学校で「二分の一  成人式」というイベントが行われ、ゲストとして
招待されました。成人の二分の一、つまり十歳(学年では4年生)の子どもたちが
主役となり、全校児童や保護者の前で、一人ひとりが「将来の夢」を発表します。

「保母さんになりたい。」
「ボクは絶対、プロ野球の選手!!」
「まだ、決まってないけど、どうしよう!?」
などなど、全員で18名の4年生が、ある子は胸を張り、またある子は少し自信なげに、でもみんな真摯な態度で、体育館の壇上から参加者に将来の抱負を発信します。
それに対して、今年成人式を迎える卒業生や校長先生が、「みなさん、頑張ってくださいネ。」と励ましのエールを送りました。

メインイベントは「友情の鐘」の引渡しでした。



杜松小学校では毎年秋、校庭に落ちるギンナンの実を、子どもたちが拾い、洗ってきれいにして地域の方々に買ってもらい、そのお金を何かのために役立てる、という活動を続けています。冷水や臭いと闘いながら皆の協力で生まれた、貴重なお金です。使い道は子どもたちの代表委員会が決めるのですが、今年はフレンドシップ交流を始めるラオスのクアンシー小学校に、鐘を贈ろうということになったのです。クアンシー小学校に贈る「友情の鐘」とメッセージを、児童代表から私が受け取りました。


メッセージは代表児童が心をこめて読んでくれました。

クアンシー小学校のみなさんへ
杜松小学校には、大きないちょうの木があります。
秋になるとその木にぎんなんの実がたくさんみのります。
ぼくたちはその実を拾って町の人たちに買ってもらっています。
ぎんなんの実を拾ったりむいたりすることは、においも強く、とても
大変ですが学校の全員で力を合わせて活動をしています。
集まったお金で鐘をみなさんにプレゼントしようと思います。
ぼくたちの学校にも同じものをおくことにしました。鐘には「友情」の
文字を刻んでもらいました。遠くはなれていますが、友だちのしるしとして
クアンシー小学校で使ってください。
平成20年1月12日
杜松小学校代表委員会

御礼の挨拶の中で、私はクアンシーの村や建設中の小学校、そして現地の子どもたちの様子を話しました。
「今、クアンシーの子どもたちが勉強している建物はとても古いし暗くて、雨や
風が強いと勉強できないんだヨ。」
聴いている子どもたちの顔が、一瞬曇りました。
「でも、村の人たちが一生懸命力を合わせてくれて、この3月には新しい
学校ができます。」
すると、子どもたちの表情に明るさが戻りました。

贈呈された鐘は、来週の出張時に私が現地に持参します。




AEFA隣景〜芝公園のいちょう、輝く〜 [2007年12月12日(水)]

 事務所の窓からふと見上げると、すぐ手の届きそうなところに、師走の陽を浴びて、東京タワーがくっきりと高く伸びています。目の下の芝公園運動場には、いつものように子どもたちの野球練習風景があります。

運動場の周囲に視線を移すと、ふと動くものが目に入りました。

サラ サラ サラ サラ ……………….. 。

鮮やかな黄色の帯が、目の前をゆっくりと流れていきます。
今年は長く緑を保っていた芝公園のイチョウの葉ですが、このところの本格的な寒さの到来で鮮やかな黄色に変わり、すぐに落ち葉になろうとしているところでした。
イチョウの木々の下に目を移すと、「黄色いじゅうたん」になり始めているようです。


「イチョウ狩に行こう!!」

の一言で、スタッフ全員が手を止め、あっという間もなくコートを羽織り、イチョウの木々の下に足を運びました。

「ワーイ! ワーイ! イチョウだ〜」
「きれいネ〜」

枯れ葉を両手ですくって、雪合戦のようにかけあってはしゃぐ姿は、まさに童心に戻ったようです。

一番童心に帰っているヒト・・・・???


芝公園のすぐ隣には、「平和の灯」をはさんで増上寺があります。

広島市の「平和の灯(ともしび)」、福岡県星野村の「平和の火」、
長崎市の「誓いの火」をあわせたもの


ちょっとした散策の道中には、伊能忠敬記念碑がありました。
「なぜ、ここにあるの??」
「………….。??」

さらに意外なことには、事務所に戻るすぐ手前のところに句碑があるのを見つけました。
「鐘がなる春あけぼのゝ増上寺」 大野伴睦


事務所に移って4か月。
真夏の引越しから、早くも冬の訪れです。
つかの間の散策でしたが、リフレッシュした年末のひとときでした。
文責)遠藤
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