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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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シンチャオ!リンさんを迎えてベトナムを体験〜相模原市立藤野南小学校[2009年03月12日(Thu)]
3/5、相模原市立藤野南小学校で、ベトナムからの留学生リンさんを迎え「ベトナムを知ろう」の授業が行われました。同校は、遠田清志先生の指導の下、5年生がベトナムとの交流活動を行っています。

アオザイ姿で現れたリンさんが「シンチャオ(こんにちは)!トイテンラ リン(私はリンです) 」・・・とベトナム語で話しかけます。リンさんに教えてもらって、子どもたちもみんなでベトナム語でごあいさつ。


スライドを使いながら、ベトナムの風景や食べ物、文化を紹介。
ベトナムではお米がたくさんとれること、おはしを使ってごはんをたべること、昔は漢字も使っていたこと、はんこもあること、ポケモンやコナンなどまんがが大人気なこと
日本とベトナムの共通点をたくさん見つけることができました。


ベトナムの子どもたちがよく歌っている歌(♪このフルーツはどんな味?それはスターフルーツ。とってもすっぱいからおなべにいれてスープにします。 これは固い、これはなに?それはたまご。赤ちゃんが食べると元気に成長します♪)や、ベトナムじゃんけんも教えてもらいました。


アオザイも順番に試着!
「ドラゴンボールみたい」
「とってもかわいい!!」と大人気。


ベトナムのお話のあとは、ベトナムやラオスの子どもたちが毎朝毎夕行っている『水汲みのお手伝い』を体験しました。

日本人は一日一人当たり約220リットルの水を使っているといわれています。
2リットルのペットボトルで約110本もの水使用量は、世界第四位です。
一方、国連の定めた「人間らしい生活が出来る最低量の水の量」は、12リットル。
世界の8割もの人が、1日にペットボトル6本分しか水を使えない現状があります。

110本と、6本・・・。 その”量”を実際にペットボトルで体感。
「お水がなかったら、手も洗えないし、不潔になって病気になって死んじゃうかも・・・・」と誰かがつぶやくと、最初はにぎやかだった教室はいつのまにか静まり返ってしまいました。
蛇口をひねればいつでも水が流れる日本。
それがどんなに恵まれていることか、またその水を保ってくれている人たちがいることを学びます。「ぼくたちも、おふろにペットボトルをいれるとかして、水をふやして使うようにすればいいね!」と意見を述べてくれた友だちもいました。

お話の後は、校庭を300m、バケツやポリタンクにいれた水を運びます。


上手に運ばないと、水がはねてびっしょりに・・・・。

(水を運ぶのに使った”しょいかご”は、前藤野南小校長 滝澤先生からお借りしました。どうもありがとうございました!!)



重いポリタンクは持ち方を工夫して運びました。
バケツがいきわたらなかった子は、友だちをおんぶして校庭を歩きました。


「重くて肩がいたい」
「ベトナムやラオスの子は、こんな大変なことを毎日何回もしているなんて・・・」
と、ぐったりした表情の子どもたちでしたが、授業後に水を流す時には「飲めるお水なのにもったいない!」「水まきとかに使おう」との声もあがりました。

今日から、水を使うときにベトナムのともだちのことが思い出され、水を大切に使ってくれることでしょう。
AEFAではベトナムとの交流を通じ、色々な気づきを伝えていきたいと思います。
藤野南小のみなさん、リンさん、どうもありがとうございました。

Posted by aefa at 18:44 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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