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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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お母様のご遺志を汲んで[2008年10月22日(Wed)]
10月16日、長谷部 晃さんがAEFA事務所にいらっしゃいました。長谷部さんはお母様をなくされたばかり、いただいた香典をAEFAの事業に役立てて欲しいとの趣旨でわざわざお越しいただいたものです。


優しい笑顔が印象的な長谷部さん(右)


長谷部さんのお父様(故人)は校長先生をなさっていた方、お母様もお子さんが大好きでずっと「何か子どもの役に立てることをしたい」との気持ちを持っておられたそうです。
「教育に縁の深い家族なのでぜひ子どものためになることをしたかった。AEFAの活動はとても素晴らしいと思うので有意義に使ってください」という言葉にAEFA一同感激、ぜひとも長谷部さんの気持ちに応えようと思いを新たにしました。

寄付のことは生前からお母様に相談し快諾を得ていたとのこと。長谷部さんは「母の遺志を汲んで上げられた、きっと喜んでくれていると思います」と明るい表情で語ってくれました。

以下、長谷部さんご兄弟からの素晴らしいごあいさつを転載させていただきます。

どこまでも青く、澄みわたる空。
私たちが尊敬していた母は、
九月二十七日土曜日の朝、
父のもとへ行ってしまいました。
八十九歳でした。
天寿を全うしたと言えるでしょう。
母は、幼少のころ母親に先立たれ、
祖父母にかわいがられて育ちました。
その後、父 実と結ばれ私ども三人を育ててくれました。
いつも明るく話好きの母でした。
父 実が永く小学校教育に携わった影響か、
たいへん子供が好きで、
この十年間ぐらいは近所の子供たちの朝の通学を
見送ることを日課として楽しんでおりました。
母の寝顔を見ていると、
子供のころの私たちを見送るような
やさしく、おだやかな表情でした。
きっと、父と会えるのを楽しみにして旅立ったのでしょう。

長年のご厚誼を深謝いたしますとともに、
心温まるお見送りをいただきましたこと、
お礼申し上げます。
これからもどうぞよろしく
お付き合いのほどお願いいたします

母は、いま北海道大沼駒ケ岳山ろく海の見えるところに
安らかに眠っております
皆様からの温かいご芳情は母ヨシの遺志により
学校もなく、勉強もできずにいる、
アジアの子どもたちのために、
アジアの山岳少数民族のための学校建設
AEFAアジア教育友好協会へ寄付させていただきました。
どうかご了承ください。

二〇〇八年十一月
                     晃
                     道子
                     牧子



AEFAスタッフとともに


長谷部さんからのご寄付は、ラオスの井戸堀りと、教員育成プログラムに使わせていただく予定です。

AEFAの活動をご理解・ご支援いただき、どうもありがとうございます!


(文責/横山)

Posted by aefa at 17:10 | 活動 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

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コメント
いつも大変お世話になっております・・!!

おかげさまで、25日のフォーラムも盛会に終わりました。また、ご報告させていただけたらと思います。お越しをお待ち申し上げております♪

Posted by:kaneko  at 2008年10月28日(Tue) 19:49