文房具にかける情熱〜子どもたちに文房具を手渡して欲しい〜近江豊さん[2008年08月20日(Wed)]
「ヨイショ!ヨイショ!」との掛け声とともに、AEFA友の会会員の近江豊さんが、酷暑の真昼、AEFA事務所に大きな荷物を運んで見えました。額には大粒の汗。
手渡しで受け取ると、腰が抜けるほどの重さがズッシリと伝わってきました。
足立区からわざわざAEFA事務所まで、遠路を自らの運転でと伺い、絶句しつつ深謝。
中身がいっぱいに詰まったバッグを開けると、まるで宝物のように文房具がビッシリ。驚くスタッフに、「ただ、文房具が好きなだけですよ。」と、照れくさそうに言われます。
左)近江さん 右)遠藤AEFA事務局長
クレヨン、鉛筆、消しゴム、チョークなどなど、広げるとテーブルには乗り切らないほどの数です。
明細も作ってきてくださいました。
筆入れセット-60セット
ノート - 50冊
鉛筆削り - 8個
チョーク - 2箱
折り紙 - 9冊
折り紙の本-3冊
メモ - 9個
鉛筆 - 12ダース
消しゴム - 3袋
クレヨン - 5箱
色鉛筆 - 7ダース
特に感銘したことは、鉛筆3本、消しゴム1個、クレヨン1箱、メモ用紙20枚を一つにまとめて使いやすく可愛いらしいケースに納め、60セットも用意してくださったことです。
「現地の子どもたちが、数が足りなくてさびしい思いをしないように、都内あちこちの文房具店を回って、数をそろえました。」と、近江さん。
「時間がかかってもいいから、子どもたちに手渡して欲しい」。。。
それが、近江さんの想いです。
「これは何ですか?」と、折り紙に添付された書類を開くと、インターネットからコピーされた、紙飛行機などの作り方が続々。
「折り紙だけ送っても、折り方がわからないとネ…..。」
いろいろと細やかなお心遣いをいただきました。
これらの文房具は、AEFAスタッフが手分けして、現地の子どもたちに届けます。
ラオス・サボン小の子どもたち。
机も教科書もノートもなく、先生が黒板に書く文字で、一生懸命勉強しています。
机も教科書もノートもなく、先生が黒板に書く文字で、一生懸命勉強しています。
大きな小学1年生。彼女も、学びたいのです。(サボンにて)
描いたり作ったりしたくても、モノに恵まれていない現地ですが、子どもたちが豊かな感性と表現力をもっているのは、日本と同じです。
いただいた文房具が、現地の子どもたちの作品につながり、日本の子どもたちとの交流の架け橋にもなることでしょう。
近江さん、どうもありがとうございました。
文責/遠藤
Posted by aefa at 14:57 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)