ダナンより愛をこめて[2007年05月26日(Sat)]
みなさんこんにちは。
ベトナム中部のダナン市に住み、AEFAの連絡員をしている坪井です。
ダナンでの生活の中で、あるいはベトナムを旅して出会った素敵なひとびと、感じたこと、驚いたこと、むかっ腹が立ったことなど、折に触れてお届けしたいと思います。
ベトナム全般について、みなさんからの質問もお待ちしていますので、どしどしおよせくださいね!
《Green Deam Club》
さて、今日はGreen Deam Club(以下GDC)ダナン支部の活動をご紹介します。
AEFAのベトナムでのパートナーであるHealthEdのハイさんから紹介されて以来、坪井も頻繁に彼らの活動に参加させてもらっています。
英訳ではGreenとなっていますが、実は、ベトナム語は一単語では緑と青を区別できません。
緑や青は若者の象徴する色(日本語でも「青年」と言いますね)。
つまり、若者による、若者の夢をかなえる為の活動を行うグループで、メンバーは健常者のみならず、障害者も数多くおり、活動内容は多岐に渡っています。
たとえば、障害を持った人たちの為の就職支援や無料の職業訓練、病院や施設で暮らす人たちの為の散髪、災害被災地への生活物資等緊急支援などがあります。
上の写真で、白い服を着て大きな声を出しているのが聞こえてきそうな女性が、GDCダナン支部の中心的存在であるハーさんです。
4月、ダナンから70kmほど離れたクアンナム省のある地域で竜巻が発生し、多くの家屋が崩壊したというニュースがありました。
その翌々日には、GDCのメンバーは、知り合いに呼びかけ、古着、教科書、食用の油など、ダンボール10箱分くらいになったでしょうか、集め、届ける準備万端となっていました。
坪井も誘われ、かつ、何か持って行きたいか、と聞かれたので、皆のアドバイスに従い、子供たちのためのノートを60冊ほど購入することにしました。
「私が買ったほうがいい?GDCにお金を渡して、買ってもらうほうがいい?」と聞くと、「GDCダナンは支援者からお金は受け取らないの。後でヘンに疑われたり、問題がおきると気分が悪いから。だから、一緒に買いに行きましょう」というのハーさんの返事。
このときが、彼らの活動に参加する最初の機会だった私は、この、実にすっきりとした方針にとても感激し、すがすがしい気持ちになりました。
彼らの活動については、このブログで今後もご紹介していきたいと思っていますが、彼らがいつも、臨機応変に、必要性にしたがって、できることをできるだけ、さりげなく、かつ楽しみながら行っている姿は本当に気持ちがよく、身の丈にあった支援のすばらしさを学ばせてもらっています。
さて、緊急支援に赴いた日ですが、朝、障害のあるものもないものも2人一組でバイクにまたがり(障害者用の3輪バイクもあるのです)、間には大きな重たい重たい段ボール箱を積み、もちろん日よけの為のマスクと手袋も装着して、いざ出発!
現地では、小学校の一角を借りて、物資の配布を行いました。
ハーさんが写っている写真は、そのときの様子です。
片道一時間半、重い荷物を持って炎天下バイクで70kmの道のりは決して楽ではありませんでしたが、へとへとでダナンに戻ったときには、「また行きたいな」という気分になっていたから不思議です。
仕事を終えた後、民家を借りて昼食を作って食べました。食後、アボカドの木陰でひと休みしながら食べたグアバがおいしかった〜
ベトナム中部のダナン市に住み、AEFAの連絡員をしている坪井です。
ダナンでの生活の中で、あるいはベトナムを旅して出会った素敵なひとびと、感じたこと、驚いたこと、むかっ腹が立ったことなど、折に触れてお届けしたいと思います。
ベトナム全般について、みなさんからの質問もお待ちしていますので、どしどしおよせくださいね!
《Green Deam Club》
さて、今日はGreen Deam Club(以下GDC)ダナン支部の活動をご紹介します。
AEFAのベトナムでのパートナーであるHealthEdのハイさんから紹介されて以来、坪井も頻繁に彼らの活動に参加させてもらっています。
英訳ではGreenとなっていますが、実は、ベトナム語は一単語では緑と青を区別できません。
緑や青は若者の象徴する色(日本語でも「青年」と言いますね)。
つまり、若者による、若者の夢をかなえる為の活動を行うグループで、メンバーは健常者のみならず、障害者も数多くおり、活動内容は多岐に渡っています。
たとえば、障害を持った人たちの為の就職支援や無料の職業訓練、病院や施設で暮らす人たちの為の散髪、災害被災地への生活物資等緊急支援などがあります。
上の写真で、白い服を着て大きな声を出しているのが聞こえてきそうな女性が、GDCダナン支部の中心的存在であるハーさんです。
4月、ダナンから70kmほど離れたクアンナム省のある地域で竜巻が発生し、多くの家屋が崩壊したというニュースがありました。
その翌々日には、GDCのメンバーは、知り合いに呼びかけ、古着、教科書、食用の油など、ダンボール10箱分くらいになったでしょうか、集め、届ける準備万端となっていました。
坪井も誘われ、かつ、何か持って行きたいか、と聞かれたので、皆のアドバイスに従い、子供たちのためのノートを60冊ほど購入することにしました。
「私が買ったほうがいい?GDCにお金を渡して、買ってもらうほうがいい?」と聞くと、「GDCダナンは支援者からお金は受け取らないの。後でヘンに疑われたり、問題がおきると気分が悪いから。だから、一緒に買いに行きましょう」というのハーさんの返事。
このときが、彼らの活動に参加する最初の機会だった私は、この、実にすっきりとした方針にとても感激し、すがすがしい気持ちになりました。
彼らの活動については、このブログで今後もご紹介していきたいと思っていますが、彼らがいつも、臨機応変に、必要性にしたがって、できることをできるだけ、さりげなく、かつ楽しみながら行っている姿は本当に気持ちがよく、身の丈にあった支援のすばらしさを学ばせてもらっています。
さて、緊急支援に赴いた日ですが、朝、障害のあるものもないものも2人一組でバイクにまたがり(障害者用の3輪バイクもあるのです)、間には大きな重たい重たい段ボール箱を積み、もちろん日よけの為のマスクと手袋も装着して、いざ出発!
現地では、小学校の一角を借りて、物資の配布を行いました。
ハーさんが写っている写真は、そのときの様子です。
片道一時間半、重い荷物を持って炎天下バイクで70kmの道のりは決して楽ではありませんでしたが、へとへとでダナンに戻ったときには、「また行きたいな」という気分になっていたから不思議です。
仕事を終えた後、民家を借りて昼食を作って食べました。食後、アボカドの木陰でひと休みしながら食べたグアバがおいしかった〜
Posted by aefa at 16:58 | ベトナム・ダナン便り | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)