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(11/30) アフガニスタン便りVol.34 〜アフガニスタン独立99周年記念レセプション〜 [2018年11月30日(Fri)]

長い間紛争から逃れ、隣国へ避難していたアフガニスタンの国民は自国に戻りつつあります(帰還民)。

しかし、紛争で国は疲弊し、生きていくために必要な最低限の食糧自給能力を保つことができないことに加え、インフラや社会福祉サービスも十分でないため、人々は実に様々なニーズを抱えています。

また、自国内ではありながらも、住み慣れた地域から避難をした人々(国内避難民)も、依然厳しい生活を強いられており、彼らもまた、多くの支援を必要としています。


そのような非常に厳しいアフガニスタンの現状を踏まえ、ADRA Japanは、昨年までアフガニスタンの子ども達に対しての教育支援を行ってきました。
今年は帰還民や国内避難民に対しての緊急食糧支援を検討しています。


歴史をひも解くと、アフガニスタンは19世紀はイギリスの保護国となっていましたが、1919年独立を果たしています。

独立後100年の節目を来年に控え、11月7日に在日アフガニスタン大使館において、アフガニスタン独立記念99周年記念レセプションが行われました。

日頃からアフガニスタンで支援活動をしているADRA Japanもご招待をいただき参加してまいりましたので、今回はそのご報告をしたいと思います。


当日は、アフガニスタンに関係のある政府関係者、民間企業、NGO団体など、様々な関係者が参列しており、とても賑やかな雰囲気でした。

レセプションではバシール・モハバット特命全権大使に加え、日本からの来賓でありアフガニスタンと縁のある柴山昌彦文部科学大臣や石原伸晃衆議院議員も祝辞を述べました。


アフガニスタン独立99周年式典での柴山昌彦文部科学大臣.jpg
柴山昌彦文部科学大臣(写真左から2番目)


その後、アフガニスタンの伝統民族楽器であるチャルパーサの演奏を聞きながらの懇談の時間となりました。


アフガニスタン独立99周年式典でのチャルパーサの演奏.jpg
アフガン伝統楽器チャルパーサによる演奏


その際、アフガニスタンの美味しい代表的料理や飲み物がふるまわれ、同時に日本の飾り巻き寿司も提供されました。
そのお寿司には、アフガニスタンの国旗や国花(チューリップ)が描かれており、日本とアフガニスタンの末永い友好関係を願うアフガニスタン政府の想いを感じ取ることができました。


アフガニスタン独立99周年式典_炊き込みご飯.jpg
提供されたアフガニスタン料理(アフガニスタン風炊き込みご飯)


アフガニスタン独立99周年式典_飾り巻き寿司.jpg
提供された飾り巻き寿司(中央はアフガニスタン国花のチューリップ、両端はアフガニスタンと日本の国旗のデザイン)



当日は普段開放されることのない屋上の出入りが自由にでき、秋の澄んだ空気と共に、東京タワーがとても綺麗に見えたことが印象的でした。


アフガニスタン大使館から眺める東京タワー.jpg
アフガニスタン大使館屋上から眺める東京タワー



ADRA Japanはこれからも、アフガニスタンの人々や関係団体と協力して、支援を必要としている現地のニーズに応えていけるように努めます。


引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力をよろしくお願いいたします。



(執筆:アフガニスタン事業担当 會田 恵梨)



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Posted by ADRA Japan at 08:00 | アフガニスタン便り | この記事のURL
(11/28) お宝エイドのご紹介【あなたのご家庭に眠るお宝が、支援を必要とする人たちの希望になります】 [2018年11月28日(Wed)]

みなさん、こんにちは!

インターン生の前田です。

今回は、先日受付を開始した「お宝エイド」について紹介します。
あなたのご家庭に眠るお宝をご提供いただくことで、発展途上国での教育や難民支援、国内災害の被災者支援に役立ちます。

あなたの家に、使わなくなった時計や食器、おもちゃはありませんか。
使わないけど捨てるのはもったいない・・・
どこかに売ってしまおうかしら・・・
他に使ってくれる人はいないかな・・・
と思っているそこのあなた!

クローゼットや押入に眠っているその「お宝」が、厳しい環境で必死に生きている人々の「助け」になるのです。

ご寄付として受付させていただいている品物は下記のとおりです(クリックで拡大します)。


ADRA_お宝エイド寄付受付品目.JPG



「お宝」寄付の方法はたったの3ステップ。
必要な作業は梱包とお電話だけです。

着払いで送ってくださってOKなので費用負担はかかりません。
また、集荷にも伺いますので郵便局へ運んでいただく必要もありません。


ADRA_お宝エイド寄付受付ご案内.JPG



郵送にて案内チラシをお届けすることも可能です。
ご希望の方は、以下のURLのフォームより、お名前、ご住所、電話番号、部数を記載のうえご連絡ください。
企業・団体様での配布も歓迎しております。
http://www.adrajpn.org/A_ContactUs.html


ご自身でプリントされる際のPDF版はこちら。
  【ADRAお宝エイド_チラシ表.pdf
  【ADRAお宝エイド_チラシ裏.pdf


そろそろ大掃除の時期です。家の中の整理で見つかったさまざまな「お宝」は、ご寄付いただくことによって、紛争地や被災地で暮らす人々の生きる「力」に生まれ変わります。

みなさまからのご支援をお待ちしています。

(執筆:インターン生 前田由布)



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Posted by ADRA Japan at 17:44 | 最新ニュース | この記事のURL
(11/22) インドネシア・スラウェシ島地震 vol.2 [2018年11月22日(Thu)]

2018年9月28日に起きたインドネシア・スラウェシ島での地震発生から2か月弱が経ちました。

10月28日現在で死者は2,000人以上、負傷者は10,000人を超えています。
約68,000世帯に影響を及ぼし、避難民の数は140か所で20万人以上にのぼります。


避難している子供たち(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
避難している子どもたち


ADRAはジャカルタと被災地であるパル市にて活動を行っています。
これまでに支援の一環としてシェルターキッドを3000個、追加で防水シートを1000枚配布しました。


被災者が避難しているシェルター(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
被災者が生活しているシェルター


配付した防水シート(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
配布した防水シート



また、設置した給水所の数も今後は更に増やすることが決定しています。


給水場で水を汲んでいる様子(インドネシア・スラウェシ島地震).png
給水場で水を汲んでいる様子



2018年11月21日時点で、インドネシア・スラウェシ島地震の支援活動に対して674,575円(うち、Yahoo!募金での受付額119,575円)のご寄付をいただいております。
いただいたご寄付は、全額を当災害の支援活動およびその関連費用として大切に使用させていただきます。

現地はまだ電気や水が確保できていない場所も多く、未だ必要なサポートが不足している状態です。
引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

ADRAは1人でも多くの方々に手を差し伸べることができるように活動を続けてまいります。

(執筆:インターンシップ生 前田由布)



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(11/15) 南スーダン便りvol.81 ADRA Japanが活動しているクレ難民キャンプをご紹介します [2018年11月14日(Wed)]

みなさん、こんにちは!

エチオピアに駐在している河野です。

今日はADRA Japanが活動しているエチオピア、ガンベラ州のクレ難民キャンプについて紹介したいと思います。

ガンベラ州には難民が約40万人おり、難民キャンプが7つあります。
南スーダン危機は「女性と子どもの難民問題」であると言われるように、女性と子どもの割合が非常に高く、ガンベラに滞在する南スーダン難民の9割が女性と子どもです。

ADRAはそのうちの1つであるクレ難民キャンプで活動しており、ここには約54,000人の難民が滞在しています。
この難民キャンプは2014年5月17日に開設されました。滞在者の大半がヌエル族という民族です。

難民キャンプというと、大きなテントのようなものに住んでいることをイメージする方もいらっしゃるかもしれません。そのような光景は移住直後の緊急期に多く見られます。

ガンベラではすでに難民キャンプができてから4年以上が経ちますが、支援団体がトゥクル(Tukul)という住居を作り、難民が自分たちでメンテナンスをしながら住んでいます。


トゥクルという住居(南スーダン)ロゴ入り.jpg

トゥクルという住居2.png
トゥクルという住居


季節によって早朝は冷え込みますが、夏のお昼頃には気温が50度近くにまで上がる温度差が激しい気候です。
そして、電気や水道は無く、日本と比べるととても厳しい環境の中で生活しています。
そのような境遇にあっても「南スーダンにいた頃よりはとても幸せ」と言う難民が多く、たくましく生活しています。

クレ難民キャンプでは20以上の機関や団体が様々な分野で支援に携わっています。
例えば、ADRAは衛生の分野で世帯別トイレの建設と人々への衛生啓発活動を行なっています。
医療の分野では、国境なき医師団が診療所の運営や予防接種を、教育の分野ではエチオピア政府が初等教育を、食糧の分野ではWFP(国連食糧計画)、政府、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が配給を行なっています。

ADRA Japanがガンベラ州で活動を開始して4年、クレ難民キャンプで活動を開始して1年が過ぎました。
引き続き、厳しい環境で生活する南スーダン難民に対し、支援を届けています。


それでは、今回はこの辺りで!

今後も、私、河野から支援活動の様子やエチオピアでの難民キャンプの様子、難民の人たちの声などを現地からお伝えしていきたいと思います。

いつもご支援いただきありがとうございます。


*本事業は皆様からのご支援とジャパン・プラットフォームの助成金で実施しています。


(執筆:海外事業課 河野雄太



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Posted by ADRA Japan at 14:48 | 南スーダン便り | この記事のURL
(11/6) レバノン事業地紹介『現地スタッフがお薦めするレバノン』 [2018年11月06日(Tue)]

ADRA Japanが2015年からシリア難民支援を実施している、シリアの隣国、レバノン。

日本人の私たちにはあまり馴染みがなく、また150万人ものシリア難民を受け入れているレバノンに対する私たちのイメージは、あまり明るいものではないかもしれません。

そこで、今回は、私たちの知らないレバノンの魅力について、レバノン人スタッフのカリーンに紹介してもらいます。

カリーンの写真.jpg
【カリーン・サアド(写真右)】
レバノンの小学校で教師、高学年の主任等の経験を経て、現在ADRA が運営する学習教室の教育コーディネーターとして働いている。



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レバノンの国旗.png



皆さんは、スイスを訪れたことがありますか?
もし、欧州が西洋的すぎて、たまには他の地域にも行ってみたいと感じていたら、「中東のスイス」を訪れてみてはいかがでしょうか。

伝統的なオリーブオイルを使った石鹸から最新のモダンな洋服まで、レバノンは実に様々なモノで溢れています。

その他にも、エキゾチックな情景に包まれながらちょっと贅沢をしてみたり、「ウード」と呼ばれる私たちの伝統的な楽器の音色とロック・ミュージックを融合させたフュージョンを聴いてみたり、若者はビーチ沿いの美しいナイト・バーで楽しんだり、レバノンの世界遺産であるビブロスの遺跡群で紀元前3000年のフィニキア文明に思いを馳せたり・・・レバノンには、海外からの観光客を魅了する多くの場所や文化があります。


皆さんもご存知かもしれませんが、レバノンは長きに渡って内戦を経験しました。
その間にも、この土地特有の歴史や文化に興味を抱いた多くの戦争ジャーナリストがレバノンに滞在し、レバノンで起こっている惨事を明日への希望とともに世界に発信していました。


レバノン内戦の書籍.jpg


レバノンは数多くの宗教・宗派が混在することでも有名で、その数はおよそ18宗派にもなると言われています。
これを象徴する興味深い光景を、ベイルートのダウンタウンで見ることができます。そこには、イスラム教のモスクやキリスト教の教会、また、かつてのユダヤ教の教会が一同に集結しています。


教会とモスク.jpg
ベイルート・ダウンタウンの様子。教会の奥にモスクが見える。



レバノンでは、南部地域に行けばイスラムの風情が漂い、反対に北部のレバノン山脈の谷を訪れれば、焚火を囲みながら4時間にも渡る食事をしてキリスト教の祝日を祝う村人たちに出会えます。

レバノンの国旗には木が描かれています。それも、ただの木ではなく、数千年に渡ってレバノンの地に根を張る杉の大木です。杉の木はレバノンの象徴であり、人々の誇りです。

このレバノン杉と同じくらいレバノンで歴史が長いローマ帝国時代のバールベック遺跡では、世界中の著名なアーティストが集う近代的なミュージック・フェスティバルが毎年開催されており、多くの観光客が訪れます。

過去と現在が入り混じる不思議な空間で数千年の時間の流れを感じる体験は、ここ杉の国レバノンでしか味わうことができないでしょう。

最後に、実は私たちレバノン人が最も誇りにしていることは、1日にスキーと海水浴が両方体験できること!
つまり、一日で山に行って海に行くことが可能なのです。 小さい国である故、美しい自然が凝縮されたレバノンだからこそできる楽しみです。


レバノンの海と山.jpg
レバノンの海と山

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引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。


*レバノンにおける教育支援事業は、ジャパンプラットフォームの助成金及びみなさまからのご支援により実施しています。


(執筆:海外事業課 伊東 彩)



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Posted by ADRA Japan at 14:32 | レバノン | この記事のURL